Studioインターフェースの決定的な使いにくさ
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今回の記事は単なる個人的な感想、またはただの愚痴です。
原文-訳文の横並びインターフェースというのは個人的にどうしてもなじめないのですが、世間的にはどうも横並びOKのほうが多数派のようです。「ただの愚痴」、と言わざるをえないのはそのため。
でも、ですよ。
今回2014をインストールして、ショートカット設定をいじっているうちに改めて気付いたんですよ。縦横以前に、今のインターフェースには、決定的に欠けてる翻訳者視点があるんじゃないか、と。
それは、
翻訳中って原文を選択すること多いよね?
ってことです。
MultiTermで提供される訳語だけで事足りているならともかく、ふつうはそんなこと、まずありません。であれば、たとえば(外部の)辞書をひくときだって
原文の一部をコピー
しますよね。
それから、Trados Studio内でメモリー検索するときも、やはり
原文の一部をコピー
するはずです。訳文側でコピーして[F3]押したら、エラーになるか、そうじゃなくても訳文内の検索になっちゃいますから。
ということはつまり、翻訳作業中というのは、
原文フィールドと訳文フィールドの間を行ったり来たり
するはずなんです。何度も何度も。
だとしたら、その移動がスムーズにいかないインターフェースって、翻訳作業にとって決定的にマイナスということになりませんか?
SDL Trados 2007までであれば、WordでもTagEditorでも、矢印キーでその移動ができました。
一方、Studioではその移動キーのデフォルトが[F6]です。
もしかしたら、キーボードよりマウスを多用する人にとってはたいした差ではないのかもしれません。でも、できるだけキーボード上から手を離したくないユーザーにとって、矢印キーと[F6]っていうのは、使い勝手がぜんっぜん違うわけですよ。
キーボード主体派にとって、矢印キーというのはもともと多用するキーなので「準ホームポジション」みたいな一群です。だからブラインドタッチしていても、ホームポジションと矢印キーとの移動は無意識にできる。でも、[F6]となるとブラインドでは操作できません(できる人もいるのかもしれませんが...)。
これが、デフォルトで[F6]なんていう、いかにも後付け的な設定ではなく[Tab]キーならまだわかります。フィールド間を[Tab]と[Shift]+[Tab]で行き来するというのはわりと普通で、ホームポジションからの移動もしやすいからです。実際、Idiomは[Tab]で移動できます。
ところが、Studioだとショートカット設定の機能を使っても[Tab]には割り当てられない(システムで占有されていて、ただのタブ文字入力に使われている)。
つまり、原文フィールドと訳文フィールドの間を頻繁に行き来するというのを、明らかに想定していないわけです。
そーいえば、某社の社内ツールも、いちおう縦並びになっているのに原文と訳文の間が同じように行き来しにくいですね。
ということで、縦並びか横並びかというだけでなく、原文フィールドと訳文フィールドの間の行き来をどれだけちゃんと考えてくれているか、というのが翻訳支援ツールでは非常に重要なポイントだと思うのですが、どうでしょう。
02:34 午前 翻訳メモリーバージョン - Studio 2014 | URL
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