SDL Trados Studio 2011 詳細 3~QA Checker
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今回、私が 2011 のインストールと検証を試みる気になったのには、理由があります。
それは、ふだんとちょっと違う UI 翻訳の案件があって、パラメータとか特殊文字がたくさん出てくる、しかもそれが Word ファイルベースで届いたからです。ためしに、2007 TagEditor の QA Checker を使ってみましたが、やはり用が足りません。
2011 なら、バイリンガルファイルをそのまま読み込んで、2011 の QA Checker を利用できるはずです。
以下、今回は UI 翻訳という特殊な用途なので、話が細かくなっていますが、QA Checker の充実ぶりはおわかりいただけるかと思います。
UI 翻訳では、%s とか %d とか、そんなパラメータ(変数、プレースホルダ)が、原典どおり正しく訳文に残っていなければなりません(クライアントによって専用ツールを持っている場合には、その検証機能が実装されている場合も多い)。
まず、こんな風に設定してみます。「原文は一致するが訳文は一致しない」
文字どおり、「原文にあって訳文にない」場合はエラーになりますが、「原文と訳文で数が一致しない」場合はエラーになりません(訳文で 1 つは一致があるので)。
そこで条件をこのように変えてみます。「両方に一致するが一致回数が異なる」
今度は逆に、「回数が一致しない」場合だけエラーになり、「訳文にない」場合はエラーになりません。
2009 までの QA Checker では、オプションはここまででした。が、2011 にはこんなオプションが追加されていました。
「グループ化された検索条件 - 原文は一致するが、訳文が一致しない場合に報告する」
はっきり言って、意味がわかりません。でもこれ、今回は翻訳のせいじゃないみたいです。英語版のヘルプを見てもよくわからないんですよ。
Grouped search expression – report if source matches but not target: This uses backreferences from the groups specified in the source RegEx to construct a string in the target expression to search the target segments. If the target does not contain the correct string it is reported
正規表現でよく言う「グループ化」とは違うようですし...。でも、結果的に、今回はこれで用が足りることがわかりました。
パラメータが訳文にまったくない場合も、数が一致しない場合も、どちらもエラーとして報告されています。
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というわけで、今もまだ 2007 までのプラットフォームで Workbench + Word(または TagEditor)を使っている作業環境でも(まだまだ圧倒的に多数のようです)、2011 のこの機能はなかなか魅力的なのではないでしょうか。
もちろん、同等の機能をすでに実装しているクライアントや翻訳会社さんも多いと思いますが、フリーランスの個人翻訳者レベルにはお奨めです。
06:05 午後 バージョン - Studio 2011 | URL
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