「フィールド情報」について
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メモリーを利用するときは、既訳がどこから来たものか、ということを意識したほうがいい場合があります。
たとえば、何回かの部分改訂を通じて使い続けられているメモリーの場合、常に最新の情報だけが利用されるようにメンテナンスされていればいいのですが、支給されたメモリーに
類似の既訳がいくつも並んでいる
ということも珍しくありません。そういうとき、2007 Suite までの環境であれば Workbench のフィールド情報を参照するのが普通です。

[作成日]、[作成者]、[更新日]、[更新者]という 4 つの情報が表示されるので、たとえば作成日や更新日が新しいものを優先するとか、複数のユーザー名が登録されている場合には誰の訳文を信用するとかw、そのような補足データとして使うことができます。
※この欄が表示されていない場合には、[表示]→[表示領域拡大]が選択されてしまっている可能性があります。ショートカットが Ctrl+B なので、うっかり触って消えているかもしれません。このチェックをオフにしてください。
上の図で表示されている 4 つのフィールドはシステムフィールドで、特に設定しなくても必ず既訳ペアに追加される情報です。これとは別に任意の情報フィールドを追加したい場合には、[ファイル]→[設定]→[フィールド]タブを使います。
[テキスト フィールド]と[属性フィールド]にはペナルティに影響するかどうかという差がありますが、それはまた別の機会に。メモリーの運用方法によっては、この追加フィールドでいろいろな情報を示して既訳を使い分けることもできますが、あまりに煩雑だと使うほうがイヤになります。
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さて、このような使い途のある情報フィールドですが、Studio 2009 では、従来のように表示させる方法が見つかっていません。
[翻訳メモリ]ビューにすると、

こんな風に[カスタム フィールド]と[システム フィールド]として表示されるのですが、通常の翻訳作業時、つまり[エディタ]ビューのときには、2007 までのようにアクティブなセグメントに対して必ず表示されるのではなく、
このように、メモリセクションにカーソルを置いたときポップアップ表示されるだけです。これではいかにも不便なので、[エディタ]ビューでフィールド情報を常時表示する設定はないものかと探しているのですが、未だに見つかっていません。ご存じの方がいらっしゃったら、ぜひお知らせください。
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コメント
こんにちは。
いつも拝見させていただいております。
2009でエディタビューの翻訳結果ウィンドウにフィールド値が
表示されないとのことですが、カスタムフィールドについては
設定されている場合一番右端に表示されます。
システムフィールドについてはご指摘の通り表示されないようです。
作成者や更新者をカスタムフィールドに設定してあげればとりあえず
見ることはできますが、プロジェクト開始時にわざわざ設定
しなければならないのは面倒といえば面倒ですし、
システムフィールドに設定されている項目をわざわざカスタム
フィールドに加えるのもどうかな、という気がいたします。
ただ、システムフィールドの作成者名、更新者名はStudio側で
設定したユーザ名ではなく、Windows側のログイン名となる
ようなので、これとは異なる独自のユーザ名を翻訳単位に
登録したい場合はカスタムフィールドを使わざるを得ず、
そうなると翻訳結果ウィンドウに表示されることになります。
個人的な感想ですが、フィールド値の設定は2009のほうが
しやすいと思いますので、カスタムフィールドを積極的に
活用すればよいのかなと思っております。
投稿: やましゅう | 2011/08/24 10:36:14
やましゅうさん、さっそくのご教示ありがとうございます。
たしかに、ヘルプを見てもそのように書いてあります。
> システムフィールドの作成者名、更新者名はStudio側で
設定したユーザ名ではなく、Windows側のログイン名となる
ようなので、これとは異なる独自のユーザ名を翻訳単位に
登録したい場合はカスタムフィールドを使わざるを得ず
そうなのです。実はそのシステムフィールドとして用意されているユーザー名を、私は 2007 環境でいろいろと細工しているので、それを再現したかったのでした。そのユーザー名については、またエントリをアップする予定です。
投稿: baldhatter | 2011/08/24 11:01:48