Studio 2009 初歩 - タグの操作など
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SDL Trados Studio 2009 のエディタでは、タグの操作感が 2007 までとちょっと違うので、そのことを書いておきます。
全体的に言えば以前より操作性は良くなっていると思いますが、2007 から移行するときはちょっと慣れが必要のようです。
1. タグと文字列の表示
下の図では、書式設定が WYSIWYG 表示されていますが、タグが表示されていません(145 行目。たまたまですが、機械翻訳が当たった部分です)。
これがデフォルト設定です。こういう形で済むユーザーもいるのでしょうが、IT 翻訳ではタグも意識するのが普通ですから、これでは困ります。
[ツール]メニュー →[オプション]→[エディタ]を開くと、この設定を変えるオプションがあります。
このダイアログの[書式の表示形式]オプションが、デフォルトでは[認識済みの書式タグ以外の書式を表示する]となっていました。意味が判りにくいですが、要するに<b>とか<strong>のように Trados で認識されているタグは表示しないという設定。ここを、[すべての書式とタグを表示する]に変えれば、次の図のようにタグも表示され、かつ WYSIWYG 表示されます。
ちなみに、[書式を表示せずにタグを表示する]にすれば、タグだけ表示され、WYSIWYG 表示されない、つまり従来の Word 上のような表示になります。
2. タグの挿入
2007 までと比べて便利になったのか不便になったのか、人によって感じ方は違うかもしれませんが、ので、私には不便です(Idiom も F キーで簡単)。
まずマウス中心の操作方法。
- 訳文でタグを挿入したい箇所にカーソルを置く、または指定したい範囲を選択する。
- 原文で[Ctrl]キーを押しながらタグをクリックすると、単独タグまたはタグペアが訳文に追加される。
つまり、ペアなら開始タグと終了タグがセットで挿入されるので、だから書式指定タグなどの場合にはあらかじめ訳文で範囲を選択するわけですね。慣れれば簡単だと思いますが、マウスオペレーションになってしまうのが私は苦手です。
次に、キーボード操作。
- 訳文でタグを挿入したい箇所にカーソルを置く、または指定したい範囲を選択する。
- [Ctrl]+[Alt]+[↓]を押すと、タグその他の候補(後述)がドロップダウンで表示されるので、そこから選択する。
この場合も、単独タグかタグペアかは自動的に識別されるので、開始タグと終了タグを 2 回挿入する必要がありません。これなら、ペアのミスマッチも起きないので、その点ではけっこういい改善点と言えます。
ここで、「タグその他」と書きましたが、実はこれ、QuickPlace という機能です。タグだけでなく、数字とか大文字のみの英単語など(いわゆる「固定要素」として認識されるもの)の候補がすべてドロップダウンで表示されます。この機能は、2007 までの固定要素の挿入より使いやすいと、好評のようです。
この方法でタグを挿入したところが次の図です。
ここで指定している、下線とかイタリックのような一般的な書式設定であれば、文字列を選択してそれぞれ
[Ctrl]+[U]
[Ctrl]+[I]
を使ってタグを挿入することもできます。よくある WYSIWYG エディタの感覚です。ただし、次の図
でわかるように、タグが大文字になっています(原典どおりなら小文字)。これでタグエラーにはなりませんが、タグの表記に厳密さが求められる場合には、この方法は不可ということになります。
3. タグの一括削除
これ、従来の Trados にはもちろんありませんでしたが、実は使いたい場面が多いと私は思っています(参照: タグを一括削除する Word マクロ)。Idiom では、[Ctrl]+[D]がこの操作でした。
Studio 2009 にはこの機能が追加されました。[形式]メニュー →[タグの書式設定のクリア]です。
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ちなみに、すぐ上に書いた[形式]メニューって、おそらく誤訳です(Twitter でもそういう指摘を見かけました)。
英語版のインターフェースを見ると[Format]となっていて、たしかにこいつの訳は「フォーマット」だったり「書式」だったり「形式」だったりして厄介なのですが、並んでいるメニューコマンドからすると、少なくとも[形式]は変です。書式設定と関係ないタグもいろいろあるはずですが、このメニューで操作するのは書式関係ばかりなので、[書式]でいいでしょう。
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ついでに、今回見ていてこんなのにも気づきました。
[確定して次の未確定分節へ移動]はかなり頻繁に使うコマンドのはずですが、そのショートカットは[Alt]+[Add]キー。
[Add]キー?
何かのキーボード配列にあったような気もしますけど... 手元にはもちろんありませんよ。正解は、
[Alt]+ Num[+]
つまりテンキーの[+]キー。今までの「確定して次に進む」操作と同じです。
03:26 午後 バージョン - Studio 2009 | URL
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