SDL Trados 2009 - ついにメジャーチェンジか?
(オリジナル投稿 2009/4/25)★
SDL Trados から、SDL Trados 2009 の紹介ウェビナーやセミナーの案内メールが届きました。
リンク: SDL Trados Studio 2009: 革新的技術を提供
(こちらはフリーランス版のページです)
スクリーンショットを見てみると......
なんだか Idiom ライクですよ......
SDL、Idiom と大きなプラットフォームを吸収しておきながら、今まで Trados 本体に大きな変化はありませんでしたが、ここに来てついにインターフェースごと大きく変わることになったようです。翻訳インターフェースとして Word や TagEditor を使うのではなく、翻訳画面、メモリ、用語集をすべて統合した独自環境になるようです。
2007 からのアップデート料金はわりと手頃なので、今回はちょっと手を出してみようかと思います。5/26 のセミナーにも出席する予定ですので、詳しくはその後またレポートしたいと思いますが、現時点でこのサイトの内容を勝手に解説してみます。
AutoSuggestこれ、もし Idiom と同じ Suggest 機能だとしたら、かなりいただけないことになります。Suggestion と称して、訳文の一部を勝手にメモリ内の訳語と入れ替える機能ですが、日本語でこの機能がまともに役立った記憶はほとんどありません。
入力時に翻訳メモリ内の語句を提示し、セグメント一致をしのぐ機能を提供します。
コンテキスト一致これはきっと、Idiom プラットフォームで実装されている、「100% 一致のうち、前後のセンテンスも見比べた位置関係で確定する」という機能です。それなりに有効ではあります。
ロケーションとコンテキストを認識することで「100%超」の一致を実現し、最適な翻訳を実現します。
リアルタイムプレビューなかなか便利そうに聞こえますが、ターゲットが XML ベースの場合、正しいスタイルシートを指定しないかぎりプレビューはできないでしょう。もし、汎用的なスタイルシートを用意して擬似的なプレビューが可能だとしたらほめてあげたいところです。
完成したドキュメントを確認しながら翻訳できるため、DTPの作業時間が短縮し、翻訳の調整がしやすくなります。
リアルタイムのQAとスペルチェックTrados の現状の QA 機能だってまだまだ使えないレベルですけどね......
翻訳時の間違いやスペルミスを瞬時に修正し、一貫性と正確性を確保します。
PDFファイルをサポート重そうだよなぁ。
PDF用の新しいフィルタが欲しいというご要望に応えました。 オリジナルのソースファイルを入手できない場合でもPDF文書のプロジェクトを受注できます。
優先順位を指定できる翻訳メモリ複数メモリへの対応は大きな進歩ですが、問題はメモリをエクスポートして手軽に扱うことができるかどうか、ですね。TMX(翻訳メモリの標準形式)はサポートしているみたいですが。
複数の翻訳メモリに同時にアクセスし、翻訳メモリの使用方法を柔軟に制御できます。
ここまで大きく変わると、翻訳会社でも作業フローをいろいろ変更しなきゃならなくなりますから、翻訳案件が「2009 指定」となることは当分ないでしょうね。よほど劇的にプロジェクト管理が簡単になるとか、コスト削減につながるとか、目に見えるメリットがないかぎり。
10:15 午前 Trados 全般バージョン - Studio 2009 | URL
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コメント
idiomの中の人が開発したんでは・・・?
投稿: t98907 | 2009/10/18 12:08:32
> idiomの中の人
合併後の社内の力関係が判りませんよねぇ。
投稿: baldhatter | 2009/10/19 20:24:57