# 2つのジョブズまんがのビル・ゲイツ
スティーブ・ジョブズのマンガがふたつ進行していることは、昨年の12月にも書きました。
(side A: # 2つのジョブズまんが)
ヤマザキマリのほうの最新刊が出て、いよいよ両方でビル・ゲイツがそろいました。その違いがおもしろい。
こちらが、『スティーブズ』(うめ、小学館)の2巻に登場したゲイツくん。
憎ったらしいガキっぷりが、マンガ的にですが非常によく描かれています。
ほら、この写真みたいな感じ。

一方、こちらは『スティーブ・ジョブズ』(ヤマザキマリ、講談社)の4巻に出てきたゲイツ(コマ左)。
言うまでもなく、こちらのほうがずっと写実的。しかも、このときの表情が実にいい。
このくだりのゲイツについては、こう書かれています(井口耕二訳より)。
感情的になるジョブズを前にゲイツはどんどん冷静になってゆく。 「感情的な相手のほうが得意なのです。私自身は感情の起伏が少ないものですから」
写実的なだけでなく、こちらのほうがずっとゲイツのしたたかさを感じさせます。このコマに並んだ二人の対照的なこと。やがて、ゲイツのほうがPCをビジネスとして成功させ、ジョブズがアップルというカルチャーを作っていく。その対比を物語っています。
前回も書いたとおり、マンガとしては、うめ版のほうが楽しく楽しく読めます。でも、さすがヤマザキマリ版のほうも、さすが画伯の渾身の一作だと、うなりました。
09:29 午後 アニメ・コミック・サブカル | URL
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