# おそるべし、ベーコン指数
近い日付で、残念な訃報が続きました。
前者は言うまでもなく、元クリームのベーシストとして名高く、ソロになってからも独特の音楽性を発揮していたミュージシャン。2014年10月25日死去。享年71歳。
後者は、尾辻克彦名義は1冊も読んだことなくて、赤瀬川原平と言えばもちろん超芸術トマソンと、「おじぎびと」にもつらなる路上観察学の人。2014年10月26日死去。享年77歳。
お亡くなりになった日がたまたま近かったこの二人。
ふと思いついて、The Oracle of Baceonにおうかがいを立ててみました。
たぶん説明が必要でしょう。こちらをご覧ください。
上の「六次の隔たり」というのは、わかりますよね。
人は自分の知り合いを6人以上介すと世界中の人々と間接的な知り合いになることができる
書いてあるとおり。で、なんでいきなりここにケヴィン・ベーコンが登場するのかというと、この「六次の隔たり」を映画関係でやってみたら、「誰でもたいていケヴィン・ベーコンにつながる」んだとか。そして、何人でケヴィン・ベーコンまでつながるかを表す数のことを「ベーコン数」とか「ベーコン指数」と呼んでいて、なんと、それを調べるサイトまで出来ている。それが、上にあげた
The Oracle of Baceon
というわけでした(じゃ、そもそもなんでその基点がハリソン・フォードとかジョニー・デップとかじゃなく、ケヴィン・ベーコンなのか、というのはWikipediaをお読みください)。
で、このベーコン指数、一見すると映画に関係なさそうな二人の間でも成立しちゃうことがあって、それで故人ふたりを調べてみたわけです。
その結果がこちら(クリックして拡大してください)
なんと、ベーコン指数は4。つまり間に3人を介せばこの二人はつながってしまうんでした。
以下の解説では、中間に入る人を○付き数字で示しました。
- 赤瀬川原平は『幽閉者 テロリスト』という映画(2006年)に出演していて(見たことないし、タイトルも知りませんでした。)――
- 同じ映画に①葉月蛍という女優が出演している。あはは。よい子は見ちゃいけないタイトルがずらっと並んでますね。
- その女優が『団地妻 白昼の不倫』(1997年)に出演していて――
- 同じ映画に②長曽我部蓉子という女優が出演している。はい、これもよい子は見ちゃいけません。
- その女優が『呪怨 パンデミック(原題:The Grudge 2)』(2006年)に出演していて(ノークレジット)――
- 同じ映画に、③Kim Miyoriという女優が出演している。
- その女優が『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1978年)に出演している。
- 同じ映画に、④ジャック・ブルースも出演していた。
そうなっていたんでした。
日本の芸術家・作家と、イギリスのミュージシャン。間の3人はすべてほぼ無名の女優さんという...
ちなみに、Facebook上だと5人未満でどのユーザーもつながるんだそうです。
02:00 午後 日記・コラム・つぶやき | URL
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コメント
六次の隔たりの話を聞くと昔からもやもやするのはなぜだろうと考えていたのですが、それはこれが指数関数の驚異ではなく「人類はつながっているんだ」という文脈で語られることが多いからだと思い至りました。実際のところ「知り合いの知り合い」だったらなんか縁を感じますが、そのまた知り合いとなるともう他人だと思います。
それはさておき、ゲーム翻訳者はグループで作業することが多く、しかも圧倒的にフリーランスが多いので、「一緒に仕事した翻訳者と一緒に仕事した翻訳者」くらいで全員がつながるような気がします(笑)
投稿: おじゃま丸 | 2014/12/01 21:14:59
「知り合いの知り合い」でさえ、まったく縁を感じない場合はありますしね。
> 「一緒に仕事した翻訳者と一緒に仕事した翻訳者」くらいで全員がつながる
これはほんと、そうかも^^;
投稿: baldhatter | 2014/12/17 17:31:10