# 今月の水木さん(水木しげる漫画大全集 2014/6)
(注:書いたのは6/15ですが、6/3付に変えました)
1月の第8回配本でシリーズをスタートしましたが、ちっとも続行できていませんでした。
ぼちぼちと...
第13回(2014/6/3)配本
『沖田総司 他 付四コマ漫画』
『神秘家列伝(下)』
表題作である『沖田総司』。
黒鉄ヒロシの『新撰組』には残念ながらはるかに及びませんが、いつもながら不思議な迫力は満点。
新撰組ものとしては珍しく下ネタが頻出するところも水木さんならではで、その下ネタも含めて、全編が
"ギクシャクした"喜劇性
にあふれています。原田左之助と沖田が餅を食うくだりなんか、たまりません。
そもそも新撰組という物語は、時代が生んだペーソスでありながら、どこかドタバタ喜劇の要素がありますよね。その感じが本作には実によく出ています。
巻末の解説は、いしいひさいち。これも見事にはまっています。
■
『神秘家列伝(下)』は、同名シリーズの最終巻。
今回の1本目を飾る「仙台四郎」、これ、水木しげるの数ある作品の中でも屈指の1本です。水木リリシズムが遺憾なく発揮されていて、他のどんな作家にもない至福の読後感を味わうことができます。
ちなみに、「神秘家列伝」は季刊誌「怪」に連載されていたシリーズで、この辺が今回の監修である京極夏彦との接点でもあったわけです。
巻末の解説は、玄侑宗久。
08:08 午後 アニメ・コミック・サブカル | URL
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