# EPWING 以外の辞書のインターフェース、その2(COD)
シリーズ第 2 回は、いろいろ考えたのですが、Concise Oxford English Dictionary 11th Edition を取り上げます。
この辞書のことは、買ったときのエントリで書きました。
英語版の辞書ソフトは、基本的に EPWing 仕様ではありません(EPWing 自体が日本の規格なので当然ですけど)。Longman とか Cobuild あたりは EPWing 変換のツールやスクリプトも充実していますが、それ以外の辞書は まったく EPWing 対応しておらず、やむをえず独自インターフェースを使うことになります。
本文内を検索できないという欠点は、前回のランダムハウスと同様ですが、その点は "Advanced search" という機能で不完全ながら補われています。
たとえば "find fault" と入力すれば、fault の項の本文で "find fault" がハイライト表示されますし、pick という単語もヒットしていて、"pick holes in" という熟語が同じ意味であることがわかります。
ちなみに、前回のランダムハウスには「成句・用例」という検索機能があるのですが、COD の Advanced search と同じ使い方はできません。"find fault" を見つけたい場合でも "find fault" で検索することはできず、fault を入力して数あるヒット結果から目的の熟語を見つけなければなりません。中途半端です。
前回のエントリで、「語義説明の中をクリックするとその単語にジャンプする」と書きましたが、これは意図しない場合にも動作してしまうので、必ずしも便利とは限りません。
インターフェース上で面白いのは、アナグラムとかスクラブルみたいな、単語遊びのゲームが付いているところでしょうか。
設定できるオプションもほとんどなく、インターフェースとしての完成度ということはほとんど考えられていない印象です。道具としての機能は必要にして最小限、後は中身で勝負...と、そんなところでしょうか。
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ところで、ここで取り上げたのは第 11 版で、書籍版も現行バージョンは同じようですが、私が現役大学生だった頃の COD は第 6 版でした(1976年刊行。次の第 7 版が 1982 年)。
当時はよく、「COD の語義定義が面白かったのは第 5 版まで。6 版でつまらなくなった」というのがもっぱらの評判でした。実際、あの頃神田の古本屋をめぐっても第 5 版は品薄でした。
07:52 午後 パソコン・インターネット 翻訳・英語・ことば 辞典・事典 | URL
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