# 阿呆なスタイルガイドを斬る、その2
敬体と常体
このシリーズの趣旨から言うと、どちらかというと番外編的な話になるのですが、マスナガさんがちょうどこんな話を書いていたので。
ネタ元: 「です・ます」調と「である」調について思うこと - 頭ん中
IT 系翻訳のほとんどは敬体です。が、マテリアルによって、あるいは他の分野だと常体を指定されることがときどきあります。
英文にはもちろん敬体(です・ます調)と常体(だ・である調)なんて存在しませんが、日本語への翻訳を想定したときどちらに相応しい文体か、という違いは感じられることもあります。
いきなり余談で恐縮ですが、The Lord of the Rings の翻訳は、前作 The Hobbit と違って常体のほうがよかったのではないかなと前から思っています(もちろん瀬田貞二訳を否定するものではありません)。
だから、そういう文章の種類を無視して敬体/常体のスタイルを指定されると、かなり辛い作業になります。敬体/常体の差というのは、なにも語尾の表現だけにあるのではなく、それ以外の単語や言い回しの選び方にまで関係してくるわけですから、途中から敬体/常体をスイッチしろなんていうのは論外です。
常体で翻訳する機会は少ないのですが、常体を指定されたときは、原文を読み込むときからそれを想定しているとスムーズにいくみたいです。
敬体と常体については、箇条書きとか表組の中とか、実は細かい指定があることも多く、そこにはまたいろいろと問題点があるのですが、その話はまた別の機会に回します。
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冒頭で紹介したマスナガさんが書いているように、ブログの場合は書きたい内容や気分で文体なんていろいろ変わるでしょうね。その使い分けの一環として、私の場合は Side B を用意しています。
それでも、ときどきは昨日(10/19)のエントリみたいに Side A で常体を使うこともあるわけでした。
12:00 午後 日記・コラム・つぶやき 翻訳・英語・ことば | URL
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