# よそ様だけではない、もっと身近な買収話
もっと身近な翻訳業界で、またまた大型の買収劇がありました。 今年 2 月のことのようですが、過去記事にコメントをいただいて初めて知りました。
SDL のテクノロジー部門が Idiom を買収~市場における No. 1 グローバリゼーション ソリューションの地位を確立~
すでに Trados を吸収して、翻訳支援ツールのベンダーとしてかなり寡占的な立場を獲得しつつある SDL ですが、まだまだ食欲は旺盛のようです。
Idiom WorldServer は、世界市場でビジネスを展開する多くの欧米企業に支持されている多言語ドキュメント管理システム。Oracle、Adobe、Symantec などの IT 企業にとどまらず、Baxter、Medtronic、amazon.com、GM など、多様な業種で既に導入が進んでいる、きわめて汎用性の高いソリューションです。
(Idiom WorldServer 日本総代理店のサイトより)
ちなみに、ここで言っている「多言語ドキュメント管理システム」というのは、
「複数言語へのローカライズにおいて、翻訳の品質よりも効率と管理性を優先する MLV 指向のシステム」
のことです。少なくとも、日本語へのローカライズに関する限りの現状では、そう言えると思います。
しかも、このときの「効率」とはローカライズプロセス全体の効率であり、それは翻訳者にとっての効率とイコールではけっしてありません。「管理性」というのも、もちろんクライアントにとっての管理しやすさのことです。
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