# 使うか遣うか
ネタ元: GyaO、アニメ「魔法遣いに大切なこと」や映画情報番組を配信
えっと、このアニメのことはどーでもいいのですが、「魔法遣い」という表記は初めて見たなぁ、と。
「魔法使いサリー」の昔から、魔法は「使う」ものだと思っていました。
「使う」と「遣う」は、もともと境界線が曖昧だったりします。
ATOK で表示される使い分け説明には「魔法使い」という用例がありますが、広辞苑によれば、
広く一般には「使」を用いる。心をあれこれ働かせる、技や術を巧みに操る意のとき「遣」も用いるが、動詞形では、「気遣う」以外は「使」がふつうになっている。
のだそうで(下線は引用者)、魔法も「技や術」だから「遣う」になるわけですね。
「仮名遣い」なんかは微妙ですが、ATOK でも広辞苑でもこの表記です。
09:43 午前 翻訳・英語・ことばアニメ・コミック・サブカル | URL
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コメント
なるほど。面白いので何が違うのか、白川静という人の常用字解を調べてみました。
中国語的には「使」は、祭りの「使者(つかい)」の意味だそうです。史(祝詞を入れた器を二又の木にさしたもの)を持つ人(人偏)という成り立ちだそうです。
「遣」は 戦勝祈願の祭りの振肉(師の偏部)を持って部隊の先を歩く(走)という意味から「軍を派遣する(つかわす)」という意味に転じたそうです。師とはこの振肉を切り分ける権限を持った人(将軍)という意味だそうです。
投稿: 竹花 | 2007/08/08 15:47:25
「小使い」と「小遣い」は意味が違いますね。「小遣い」は、限られた金額の中でやりくりするから「心をあれこれ働かせる、技や術を巧みに操る意」になる……のかな?
>白川静
大学の研究室に著書がたくさんあったような(ご縁はあまりありませんでしたが (^^;)。主任教授の師だった方なので、呼び捨てにはできず「白川先生」とお呼びしてました。面識はありませんが。
投稿: Ado | 2007/08/08 23:03:34
仮名遣い。小遣い。気遣い。私的には、「遣う」の字を使うのはこの3パターンだけです。
投稿: Reiko Kato | 2007/08/09 0:36:29
漢字ってホントに面白いですよね。調べ出すと。小中学生には、こういう面白さを伝えたい。
> 師とはこの振肉を切り分ける権限を持った人
孔明がガシガシお肉に挑んでいるところを想像して吹いちゃいました(しかも『時の地平線』の孔明ね)。
> 主任教授の師だった方
おお、そんな近くに大先生が...。
> 仮名遣い。小遣い。気遣い。
そうですね、私もそんなところだと思います。
投稿: baldhatter | 2007/08/09 13:29:07