# 愚かしき貪欲
ITmedia エンタープライズ:PeopleSoftの終焉を招いたのは何だったのか
エンタープライズ・アプリケーションはゲームソフトではないわけで、いずれ市場が飽和しちゃうなんてことは素人だって判ります。まあ、かような製品の度重なるバージョンアップも小生には飯のタネだったりするので何ですが...。
"In order to keep the gears spinning, new license revenue has to be generated in order to keep services and maintenance revenue up, As the top end of the market is already saturated, new license revenue has come from upselling existing customers."
エンタープライズ・アプリケーションがビジネスを続けるには、新たなライセンス売上を得ることが必要。しかしマーケットはもう飽和していて、既存顧客にもっと高い製品を売るしかなくなる。ライバル企業との顧客の奪い合いには莫大な営業コストがかかる。
つまり、顧客を奪い合う体力に不安を感じた IT 企業が折りよく 2 つそろうと、その時点で少しでも体力を残している方がもう一方を呑みこんで、なんとか一息つく。それが合併吸収劇の実相なのですね。
じゃあ、そうやってトーナメントを続けていって、最後に残った企業の製品もマーケットにほぼすべて行き渡ってしまったら、その後はどうすんの? そんな素朴な疑問を、いいかげん人類は真剣に解決しないといけないはずですが---。
橋本治 『二十世紀』 上下巻(ちくま文庫)
この本も、こんな "長年の大疑問" を考えるきっかけになりました。
01:22 午後 パソコン・インターネット | URL
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