2015.09.18

MultiTermが動かんぞ……


MultiTermも当然、2015になりますが、あら、起動しない……。

ノートPCでは何事もなく起動したんだけど、なんでだろと思いながらググったら、猫先生のサイトがヒットしました。

リンク:女は翻訳でよみがえる MultiTermのファイルがCanonのフォルダに!

ここで紹介されているのは2009/2011あたりの話なのですが、エントリの日付は今年の2月です。

キヤノンのプリンタソフトがインストールされているPCにMultiTermをインストールすると、MultiTerm.exeなどのファイルがなんと! C:\Program files (x86)\Canon\Easy-WebPrint EX のフォルダに入ってしまうのです。確かにこのフォルダに入っていました(^^;) そういえば、去年の夏からキヤノンに変わったのでした。

なんじゃ、そりゃ…… と呆れながら調べてみたら……

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あはは、ほんとだ。なんですか、このアホさ。まあ、インストール中に表示されたパスに気づかなかった私もアホですが。

でも、猫先生のページには

このページの指示に従って、レジストリエディターで4つのファイルを削除してから再びMutiTerm 2009をインストール!

とは書いてあるものの、リンク先がない^^;

しかたがないのでもう少しググってみると……

リンク:SDL MultiTermが起動しない場合の対処法: 秋桜舎ブログ

次に目についたのは、山本ゆうじさんのサイトでした。

なんだかなぁ……。ほかにないんかいw

そして、今度はリンクがあったので、飛んでみましたが……

Solution Finderのトップで、該当記事ではありませんでした。このサイトって、特定のページのURLは貼れないみたいですね……。

リンク:SDL Language Technologies Knowledgebase

このサイトで"Webprint"を検索するか、

"SDL MultiTerm crashes during startup directly after a new installation when installing Canon printer software"

とググってみると見つかると思います。

私もやってみて、成功しましたので、以下に日本語で書いておきます。

  1. インストールした SDL MultiTerm 2015をアンインストールします。

    15091712

    [コントロールパネル]→[プログラムと機能]を開くと、MultiTerm 2015のコンポーネントが5つあるので、ぜんぶ削除します(Remove suite of productsは削除できないかもしれませんが、かまいません)。

  2. レジストリエディタを起動します。[スタート]→[ファイル名を指定して実行]でダイアログを開き、[名前]に

    regedit

    と入力します。

    ※レジストリエディタは、十分注意して使う必要があります。この操作がいやな場合は、キヤノンのWebprintをいったん削除してからMultiTerm 2015をインストールする、という方法のほうが安全かもしれません。といっても、以下の手順どおりにやれば、レジストリエディタは別にコワいものではありませんが。

  3. レジストリエディタで、次のようにツリーをたどります。

    Windowsが32ビットの場合:
    HKEY_LOCAL_MACHINE→SOFTWARE→Microsoft→Windows→CurrentVersion→Uninstall

    Windowsが64ビットの場合:HKEY_LOCAL_MACHINE→SOFTWARE→Wow6432Node→Microsoft→Windows→CurrentVersion→Uninstall

    似たような名前もあるので慎重に。

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    この図と同じように、Uninstallまでたどって右ウィンドウにある4つのエントリをすべて削除します。

  4. あらためて、MultiTerm 2015をインストールします。

これで、正しくインストールされます。


なんか、マヌケなエラーだなぁ。

12:38 午前 Trados 全般, バージョン - Studio 2015 | | コメント (2) | トラックバック (0)

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Studio 2015ファーストインプレッション


さて、そんなわけで無事にインストールとアクティベーションの済んだStudio 2015について、ファーストインプレッションです。

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起動して最初の印象。

地味!

今さら感もありますが、最近主流のフラットデザインになりました。色使いなども実に控え目で、同じ機能がどこに行ったのか、ちょっと戸惑うかもしれません。


今回のアップグレードは、4月の大胆予想で書いたとおり、個人ユーザーにとってそれほど大きい違いはないのですが、そのなかで唯一、私が期待していたのは、リボンインターフェースになくてはならない、

クイックアクセスツールバー

の実装でした。

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実際、WordやExcelと同じように、こういうオプションが追加されました。これを選べば、

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このようにクイックアクセスツールバーのボタンをカスタマイズできるようになります。


ただ、WordやExcelでは、リボンに並んでいる機能を右クリックするだけで追加もカスタマイズもできるので、

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それと比べと、実装のしかたが半端という印象。さすがSDLです(それとも、この機能の特許関係とかで使えないのでしょうか……)。

動作は2014よりちょっとキビキビしているようにも感じますが、いかんせん、フラットデザインが見にくいんじゃないかな。Officeも最近のはフラットデザインになってますが、フラットデザインって、スマートフォンやタブレットなどで遊んでいる分にはいいけど、仕事に使うにはどうなんでしょう。

まあ、慣れの問題なんでしょうが……。

しばらく前に、差分表示の見にくさについて書きました。

リンク:side TRADOS: Studio - この見にくい(醜い)インターフェースをどうにかしてほしい

このオプションは、残念ながら変わっていません。


それから、F4キーで順次検索していったとき、ヒットしたセグメントがそのままアクティブにならない、という頭の悪い仕様もそのままです。

12:04 午前 バージョン - Studio 2015 | | コメント (0) | トラックバック (0)

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2015.09.17

SDL Trados Studio 2015のインストールとライセンス


Studio 2015がリリースされるとわかった4月に「大胆予想」をしたものの、実際にリリースされてから私自身はまだインストールしていませんでした。


最大の理由は、ライセンス認証の仕組みが変わるということで、

2015をインストールすると、2014のライセンスはどうなるのか?

が、よくわかっていなかったからです。


が、サン・フレアさんで2015を前提にしたセミナーも始まりましたし、いつまでもそうは言ってられないので、重い腰を上げました。なお、ライセンスについては、サン・フレアのTrados講師、山田修司さんにもご教示いただきました。m(__)m


Studio 2015で初めてTradosを導入する場合は特に気にしなくていいのですが、これから2014/2011からアップグレードする方は、以下の点にご注意ください。


私がライセンスについて気にしていたのは、

Studio 2015にアップグレードすると、2014のライセンスが使えなくなるらしい

という噂があったからです。結論から言うと、この噂は半分正しく、半分間違っています。


2014からアップグレードする場合、いちばん注意しなければならないのは、

2014のライセンスを返却しちゃダメ

ということです。

具体的な手順は以下のとおり。

  1. Studio 2015のインストーラをダウンロードし、起動してインストールします。2014と2015は完全に共存できます。

  2. SDLで自分のアカウントにサインインし、[ライセンス]を開くと、次のような画面が表示されます。

    1509171

    つまり、2015は購入したけど、まだライセンスをアップグレードしてないよ、ということです。

  3. "Click here to upgrade your licenses"のリンクをクリックすると、次の画面に進みます。

    1509172

    [アップグレード(1)]というボタンをクリックすると---

  4. ---ちょっとコワいメッセージが出ます。

    1509173

    噂どおり、2015を使おうと思ったら、2014のライセンスはなくなってしまうようです。これは不安です。なにしろ、ほとんどの人が実際のジョブに使っているのは2014(以前)であり、お客さんに断りなく2015に移行してしまうのは問題でしょう。

    でも大丈夫。ここで「右側に示すライセンスに置き換えられ」ても、それだけで

    2014が使えなくなることはない

    のでご安心ください。[数量]ドロップダウンを「1」にして[アップグレードの処理]をクリックしましょう。

  5. そうすると、次の図のように新しく2015のアクティベーションコードが追加されるはずです。

    1509174

    2014のときより、コードがだいぶ長くなります。そして、2014のライセンスのところに

    「このライセンスは非アクティブな状態です」

    と書かれている点に注意してください。つまり、ライセンスはあくまでも2015に移行したので、2014のライセンスはもうなくなった、ということです。

  6. Studio 2015を起動し、アクティベーションコードを入力すればインストールは完了です(言語を5つ選ぶステップに進みます)。

  7. これで2015が使えるようになりましたが、今までどおり2014も使えます。同時起動もできました。

Studio 2015のインストールとアクティベーションは以上ですが、2014について重要なことがもう1つだけあります。それは、

これ以降、いったん2014をディアクティベートする(ライセンスを返却する、あるいはアンインストールする)と、

もう2014をアクティベートすることはできなくなる

ということです。要するに、ライセンスは2015になってしまった。そのライセンスで、今ある2014も動かせるだけ、という状態になっているのでした。

注意点をもう一度まとめておきます。

・2014と2015は同じマシンに共存できる

・2014と2015は同じマシンでどちらも使い続けられる

・2014のライセンスは返却しない(2015に完全移行するまでは)


ちなみに、私が持っているのはFreelance Plusなので、ライセンスが2つ付いてきます。これまでは、その2つのライセンスをメインマシンサブマシンノートPCの3台で使い回していました。

つまり、

・メインマシンではアクティベートしたまま

・サブとノートは、(セミナーとかで)必要に応じてどちらか一方をディアクティベートし、他方をアクティベートする

という使い方をしていたのですが、今の状態でこれをすると、ディアクティベートしたとたんに2014は使えなくなるので、注意が必要ということです。

なお、リリースされてから少し時間が経ってしまったので、現時点ではインストールして起動すると、すぐ後にパッチアップデートが適用されます。

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MultiTermも同様です。

11:35 午後 Trados 全般, バージョン - Studio 2015 | | コメント (5) | トラックバック (0)

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