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2014.09.14

Word上の「改行をしないスペース」

★★

Word上には、改行または「改行っぽい」制御記号がいろいろとあるという話を、以前side Aに書きました。

side A: # 段落記号、行区切り、改行 --- Word の不思議

side A: # 改行の検索 --- Word の不思議その2


そのほか、Wordには「改行をしないハイフン」とか「改行をしないスペース」ってなものがあって、知らないと頭を抱えてしまうことになります。

「改行をしないスペース」というのは、欧文のファイルで見かけることが多いかと思いますが、スペースがあるべき場所に、半濁点のマルにも見える記号が入っていることがある、あれです。

1409144

この例だと、ピリオドと二重引用符の間に変なマルが見えている、これが「改行をしないスペース」です。

Wordの[挿入]→[記号と特殊文字]→[その他の記号]を選択して[特殊文字]タブを開くと、この手の特殊記号を確認できます。

1409143

これです。

固有名詞の途中などで改行されないように、というのが本来の使い方なのですが、最近、これが意味もなく多用されているファイルをよく見かけます。[Ctrl + Shift + Space]で簡単に入力できるから?

ちなみに、これをファイル内で検索したいときは、検索ダイアログで[ワイルドカード]をオンにして、[特殊文字]から[改行をしないスペース]を選択すればOKです。検索文字列は、

^s

※カレットと小文字のs。大文字のSではダメなので注意。

SDL Trados 2007(まで)では、ピリオドの後にこの「改行をしないスペース」が入っていると、本来切れるはずの位置でセグメントが切れません。そのため、セグメントを開いたとき

1409141_2

こうなります。念のために確かめたら、SDL Trados Studio 2014では、同じ箇所が正しく区切られました。

1409142

それ以前のStudioは確認していませんが、こういうところ、地道に改善されています。

01:43 午後 翻訳者のPCスキル, Trados 全般 |

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コメント

たまにメールの文面をWordにコピペするとスペースが「改行しないスペース」として表示されていることがあります。なんでだろう? という疑問が頭の片隅に残ったままです。

私は、数値と単位の間の空白に「改行しないスペース」をよく入れる派です。一つ「Word上でどうにかならないかなぁ?」と感じているのは、言語によって値と温度の記号の間に空白を入れなくてはならない場合があるのですが、degreeの記号と改行しないスペースがパッと見ただけでは判断できない点です (← Wordの表示設定を「すべての編集記号を表示する」にした状態での話)。

上のTRADOSが絡む話題からは逸れてしまいましたがご容赦ください m(_ _)m

投稿: とぅみぃ | 2014/09/14 20:55:31

とぅみぃさん、すっかり返信が遅くなりました。

> 数値と単位の間の空白に「改行しないスペース」をよく入れる派

そうなっている原典もときどき見かけますね。

> degreeの記号と改行しないスペースがパッと見ただけでは判断できない

それだけじゃなく、中黒と半角スペースも見分けがつきにくいときありますよね。Wordはまだいいのですが、Trados Studioの半角スペースなんて最悪です。世界的に見たら、中黒なんてごくごくマイナーな存在だからでしょうねー。

投稿: | 2014/11/30 14:43:19

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