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2014.05.03

SDL Trados Studio 2014 - 日英のヘルプを同時に使う


昨日書いたように、ようやく日本語にローカライズされたヘルプですが、残念ながら検索機能が使えないため、非常に使いにくい状態です。

こういうときは、英語版ヘルプも併用するのが常套なのですが、インターフェースを切り替えるたびに再起動が必要になるので、それもけっこう面倒です(SSDにインストールしていると、再起動もかなり高速ですが)。

そういうときは、日本語版のヘルプウィンドウとは別に、ブラウザで英語版ヘルプを表示しておくことができます。

[スタート]→[すべてのプログラム]→[SDL][SDL Trados Studio 2014][Documentation][SDL Trados Studio 2014 Help]を開くと、こちらはインターフェースの言語にかかわらず英語版が表示されます。



これ、Studioのアップデートによっては表示されなくなる可能性もあるので、必要な方は今のうちにブックマークしておきましょう。

Welcome to SDL Trados Studio 2014 SP1 Help

そして、このURLで client_en の部分を client_ja に変えれば、ヘルプウィンドウと同じ日本語版も表示できます。

SDL Trados Studio 2014 ヘルプへようこそ

ここ最近、「総目次」を更新していなかったので、現時点までのリンクを追加して更新しました。

10:27 午前 バージョン - Studio 2014 | | コメント (0) | トラックバック (0)

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2014.05.02

SDL Trados Studio 2014 - 日本語ヘルプ


SP1のリリースで、ヘルプが日本語化されたと昨日のエントリで書きましたが、実際に使ってみたら、ちょっと困ったことになってました。

1405021_2

日本語では検索がまったく機能しない

ということです。

おそらく、日本語のインデックスが作成されていないのでしょう。実装を急ぎすぎたせいかもしれません。

……と思いましたが、実は日本語ヘルプは、ローカルに格納されているわけではなく、オンラインファイルです。

上のダイアログの左下隅に「オンライン」と書いてあります。ここで[ローカルのヘルプファイルにアクセス]を選択すると、英語になってしまいます。

1405023

以前は、ローカルとオンラインでそれぞれ、設定されているインターフェースの言語に応じたヘルプが表示されたものですが、まだそこまで間に合っていませんでした。これは不便。

【2014/09/19追記】

オンラインヘルプの日本語版、いつの間にか、日本語の検索が機能するようになっていました。

02:49 午前 バージョン - Studio 2014 | | コメント (0) | トラックバック (0)

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2014.05.01

SDL Trados Studio 2014 - あらためて整合機能

★★
というわけで、さっそくStudio 2014 SP1で、以前挫折した整合機能を使ってみることにしました。

1405011

このダイアログ、注目です。

以前この機能を使おうとして挫折したのは、ダイアログにいきなり誤訳があった(SDL Trados Studio 2014 - 整合機能を使おうと...)せいでしたが、そこがちゃんと直っていました。



このダイアログを見てもわかるとおり、レガシーのWinAlignとの大きな違いがあります。

・レガシーでは、整合したペアをテキストとして保存し、TMにインポートしていた。

・2014では、最初からTMを作成して(または開いて)、そこに直接読み込む。

ということです。


原文と訳文を指定する手順は同じ。このときはたまたま、Trados翻訳語に生成したWordファイルを指定したのですが、tw4win系のスタイルが残っているとエラーになったりするようです。


整合すると、以前のような原文-訳文のウィンドウが開きますが、

1405012


スクロールして段がずれると……

1405013

マッチングしているラインがこんな風にぐにゃっとなって、ちょっと気色悪い。


それでも、

1405014

こんな風に、1文-2文のようなペアが正しくペア候補になっているあたり、精度はたしかに上がったかもしれません(レガシーのように、整合時のキーを細かく設定する機能はなくなっています)。

ついでに、以前ダイアログの誤訳が気になっていたところ、今はどうなってるのか調べてみました。以前の記事はこれです。

リンク:# SDL Trados Studio 2009 の誤訳が本当に深刻

これの後半で、

[作業中の分節が変更された場合に検索を実行する]

と訳されていた箇所です。


念のため確認しましたが、原文は以前と変わっていませんでした。

1405016

この"acrive segment changes"というところが、「作業中の分節が変更された」と訳されていたわけですね。

同じダイアログが、今はこうなっていました。

1405015

[アクティブな分節の変更時に検索を実行]

以前に比べれば、まだわかりやすくなったように思います。

が、それでも

change = 変更

という発想から離れられなかったようです。

02:00 午後 バージョン - Studio 2014 | | コメント (0) | トラックバック (0)

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SDL Trados Studio 2014 - SP1リリース


昨年秋の製品リリースから、早すぎもせず遅すぎもしないという感じのタイミングで、SP1がリリースされました。

ある意味、ユーザーにとっては2011から2014への差より、このSP1のほうが違いが大きいと言えるかもしれません。

リンク:SDL Trados Studio 2014 Freelance Service Pack


いちばん大きいのは、製品発表から半年たってようやく

ヘルプが日本語化された

ということでしょう、たぶん。どんな翻訳になってるのか楽しみです


機能面で大きいのは、

WinAlignの編集機能

が復活したことでしょうか。

2014のリリース直後に書いたように、新しいWinAlignでは、マッチ率が高いペアだけをメモリーとして残す、つまりちゃんとマッチしなかった既訳は捨てる、という大胆な仕組みになりました。

が、やはりレガシーのような編集――マッチがずれているペアを修復する――機能は要望が強く、もしかしたら復活するかも、ということは製品発表会の時点でSDLの人もおっしゃっていました。その話どおりさっそくの復活です。


もうひとつ、ユーザーインターフェースとしては

セグメントを移動せずに訳文を確定(=確定してメモリーに格納)

する操作が追加されたこと。と言っても、これもレガシーと比べれば「復活」しただけです。

2007までは、[登録して閉じる](ショートカット=[Alt]+[End])という機能があり、個人的にはよく使っていました(使っています)。これがStudioではなくなり、たとえばいちばん最後のセグメントを確定するときでさえ[確定して次の分節へ移動]しかないという、実用上の支障がないとは言え、ある種マヌケな仕様になっていたわけです。

言ってみれば、あって当たり前の操作が復活しただけなのですが、これのデフォルトのショートカットを見て笑っちゃいました。

Ctrl+Alt+Shift+Enter

だそうです。即座に、[Alt]+[End]に変更したことはいうまでもありません(この組み合わせ、空いてましたよ)。

それから、Studio 2014だけでなく、MultiTerm 2014のSP 1も同時に公開されました。

私はまだ試していませんが、Java関連のトラブルが直っているそうです。

12:49 午後 バージョン - Studio 2014 | | コメント (4) | トラックバック (0)

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