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2013.08.15

SDL Trados Studio 2014、間もなくリリース


Studioアーキテクチャになってから、2009、2011とリリースが続いたので、ほんとうは2013にしたかったのだろうと勝手に想像するのですが、新バージョンは「2014」ということになりました。

リリースは9月の予定です。


7月下旬にメールが届き、8月最初には紹介の Webinar もありました。そのわりに、新バージョンがどうなるのか詳しい情報がなかなか出てこなかったのですが、ようやくSDLさんのブログで情報が出始めました。

リンク:SDL Trados Studio 2014の リリース日が迫っています。

リンク:SDL Trados Studio 2014の新たな整合機能

リンク:SDL Trados Studio 2014の3つの注目ポイント


今までのリリースに比べて前宣伝も控え目で、出てくる情報も少ない。なんでかというと、(整合機能を除く、いわば本体に)目玉と言えるような「新機能」がないから、じゃないでしょうか。

以下、私の勝手なインプレッションです。


上にあげた1つ目のブログに並んでいる謳い文句はこうです。

 必要な機能を見つけやすい

 習得しやすい

 使いやすい

 過去の翻訳を再利用しやすい

機能の話は最後だけで、後はいずれも操作性についての変更ばかりです。その本音は何かというと、

Studioへの移行

をとにかく進めたいということなんだろうと推察します。

具体的に言うと、これはWebinarのときチラッと画面を見せてくれたのですが、2007以降のOfficeと同じような

リボンインターフェース

を採用するようです。

リボンインターフェースって、登場したときにはあれほど不評だったのに、その後はMicrosoft以外にも採用するところがちらほら現れてきてますね。

130815
(これは、私がPDF処理に使っているアプリケーションのインターフェースです)

不評はあいかわらずだし、けっして多数派ではないインターフェースだと思うのですが、敢えてそれを採用したっていうのは、なんででしょうかね。翻訳者はOfficeのインターフェースに慣れてるだろうとか、そういうこと?

これで、ますますStudioから足が遠のくという人だっていそうですよ。

さて、今回もうひとつ大きな売りになっているのが整合機能、つまり今までWinAlignが担っていた機能(旧版の原文と訳文から、新たに翻訳メモリーを作る)です。

整合機能だけは、Studioへの移行で完全に取り残されていて2011のときも積み残し課題だったので、今回は満を持して、という感じの再登場です。

これについては、2つ目のブログで取り上げられています。


先日のWebinarで、

整合した後の手作業による編集工程が不要

と聞き、いったいどんな仕組みで整合の精度を上げるのかと期待していたのですが、今回の部録では精度のことは何も書かれていません。

どうやら、精度を上げるという方向ではなく、

・整合のときに品質レベルを設定しておく

・翻訳の際には、その品質レベルを見ながら、選り分けて使う

という発想のようです。なんだか

期待外れに終わりそう

な気配が濃厚になってきました。


こーゆーこと書くヤツが出てくるから、事前の情報をあんまり出したがらないんでしょうね、きっとw


私はてっきり、たとえば機械翻訳のエンジンを利用して、原文にあるいくつかの単語と訳文にあるいくつかの単語が照合して、その一致度をペアリングのキーにするとか、そんなスゴいことをやるんじゃないかと勝手に想像していたのですが。

新製品発表のセミナーなどを待ちたいところです。

ちなみに、今回のバージョンアップで私が密かに期待していた機能、「原文と訳文の垂直方向表示」は実装されませんでした。

Webinarで質問したときの反応では、「少数意見であり、一顧だにされなかった」ということだそうです。へー。

05:17 午前 Trados 全般, バージョン - Studio 2014 |

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