2007/2009 の同居環境でも Register バッチが必要かも
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SDL Trados 2007 のプログラムグループで、[SDL International]→[SDL Trados 2007 Freelance]→[Trados]に進むと、
[Register SDL Trados 2007]
というバッチプログラムがあります(本体は Program Files\SDL International\T2007_FL\TT\SelfRegister.bat)。
このバッチは、Trados 6.x ~ SDL Trados 2006 の頃から導入されたもので、複数バージョンの Trados を同じマシンにインストールしているときは、バージョンを切り替えるたびに実行する必要がありました。実行しなくても別バージョンは起動できるのですが、動作に何かと不具合が生じます。
2006(以前)と 2007 のように複数バージョンをインストールしていて、このバッチをご存じなかった方は、実行してください。
ただし、実行するとアプリケーションのインタフェースがデフォルトの英語に戻ってしまうので、驚かないでください。
さて、私の環境も今はそうなりましたが、最近は 2007 と Studio 2009 が共存しているケースも多いと思います。この場合、複数バージョンを切り替えるたびに上記のバッチを実行せよという指示は特にありません(私は見つけていません)。
が、実際には共存による不具合がいくつかあるようです。そのひとつが、前々回のエントリでした(Studio 2009 で「用語認識」が機能しない場合)。
一方、2009 を使った後で 2007 を使う場合、今まではバッチを実行しなくても特に不具合はなかったのですが、あるときから、
TagEditor で文字入力ができなくなる
という症状が現れるようになりました。考えてみると、前々回のエントリで紹介した Multiterm Activator for SDL Trados Studio 2009 SP2.bat を実行した後に見られる症状かもしれません。
そこで、久しぶりに Register SDL Trados 2007 を実行してみたら、今のところ文字入力できなくなる症状は出ていません。
ということで、2007/Studio 2009 という共存環境をお使いの場合に、何らかの不具合が生じた場合には、バッチを実行してみるといいかもしれません。
不確実な情報ですが、何か補完できる情報があればまた追記します。
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コメント
いつも拝見しています。いろいろと問題解決策をご教示いただき、大変助かっております。
さて、Trados 2007 のRegisterを行ったのですが、上記にあるようにインターフェースが英語になってしまいました。Workbenchをワードと共に使用しているのですが、日本語が文字化けしてしまって読めません。インターフェースを日本語に戻すにはどうしたらいいのでしょう?
投稿: くるみ | 2012/08/02 12:54:02
くるみさん、コメントありがとうございます。
Registerするとメニューがデフォルトの英語に戻ってしまうのは、そういう仕様のようですw
単純にメニュー表示を日本語に切り替えるだけなら、Workbenchの[表示]→[ユーザー インターフェイスの言語]で変更できます。
投稿: baldhatter | 2012/08/02 13:29:00
たびたびすみません。先程の質問ですが、文字化けするのはインターフェースの問題ではなくソースのフォントに問題があったようです。MSゴシックにソースのフォントを変換してみたところ、問題なくWorkbenchに反映されました。お騒がせしました。これからも色々と参考にさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
投稿: くるみ | 2012/08/02 13:54:30