Studio 2009 の自動翻訳 - これでいいのかな
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前々エントリ、前エントリと立て続けにアップしてから、もう一度 Studio 2009 の自動翻訳について調べてみました。
SDL のサイトにこんなページがあって、不出来なヘルプより、こちらのほうが役に立つようです。
リンク: ビデオチュートリアル - SDL Trados Studio 2009
前々エントリで、こう書いたばかりです。
さて、自動翻訳を実際に使ってみるには、[ファイル]→[サーバー]で機械翻訳のサーバーに接続しなければならないのですが、
だって、ヘルプにこう書いてあったんだもん。
自動翻訳を使用するには、自動翻訳サーバーを追加してから、そのサーバーに接続する必要があります。
でも、これはウソでした。日本語版ヘルプを信じた私が間違っていました。
自動翻訳のサーバーを追加するには、[プロジェクトの設定]→[翻訳メモリと自動翻訳]を使います。つまり、ローカルのメモリーやサーバー上の共有メモリーを追加するときと同じように、SDL/Google/Language Weaverのサーバーを指定できるのでした。
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そこで、現在選択できる 3 つの機械翻訳エンジンをさっそく試してみることにしました。
まずは、いちばん見てみたかった Language Weaver のサーバー(ただし、ダイアログのオプションから察すると正式版ではなく、SDL Trados Studio ユーザー用に用意された先行お試し版のようです)。
ダイアログに2つの訳文候補が表示されています。マッチ率が「91%」になっているのがローカルのメモリーでヒットした既訳、「AT」となっているのが、Language Weaver のエンジンから取得された訳文です。
次は、Google 翻訳。
まあ、五十歩百歩といったところですね。
で、自前の SDL サーバーなんですが、こちらを指定するとプロトコルエラーとなって結果が返ってきません。原因は不明です。
【2010/11/14 追記】
その後、SDL の方にこの件を確認する機会がありました。[SDL 自動翻訳]のオプションは、日本語に対応していないそうです。そのため、私がやったこのサンプルのように「英語-日本語」を指定していると、エラーになってしまうと。
09:21 午後 Trados 機能バージョン - Studio 2009 | URL
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