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2010.02.18

WinAlign の文字化け - 進歩なし

★★
WinAlign のことを詳しく書くのは初めてです。WinAlign とは、

原文ファイルと訳文ファイルが別々に存在するとき、そのペアから翻訳メモリーを作成する

という、SDL Trados スイートの中ではサポート的な役割を果たすアプリケーションです。フリーランス版にも含まれていますが、どちらかというと翻訳会社で使うことのほうが多いのではないと思います。つまり、今まで翻訳メモリーを使っていなかったお客さんが過去の原文と訳文ファイルをもらって、まずそこからメモリーを作成して新版の翻訳に入る、というフローです。

とは言え、私も旧版の原文と訳文を別々に渡された場合には、ときによってこれを使うことがあります。

SDL Trados 2007 にバージョンアップしてから使ったことはなかったのですが、今回初めて使ってみました。基本機能はまったく進歩がありませんでした。

マウスホイールに非対応

WinAlignt とは、こんなツールです。

Trawinalign

これを見てもわかるように、左右を結ぶラインを引いたりして使う GUI なので、マウスカーソルはウィンドウ内にあるままホイールぐりぐりでスクロールしたいわけですが、それに対応していません。


生成したメモリーに文字化けがある

これも以前から有名な不具合のはずですが、そのまんまでした。私が把握している範囲では、以下の文字化けがあります。

ソ → \'83\'5c
ボ → \'83\'7b
マ → \'83\'7d
閲 → \'89\'7b
急 → \'8b\'7d
構 → \'8d\'5c
施 → \'8e\'7b
十 → \'8f\'5c
申 → \'90\'5c
須 → \'90\'7b
図 → \'90\'7d
能 → \'94\'5c
表 → \'95\'5c
本 → \'96\'7b
予 → \'97\'5c
抑 → \'97\'7d
倍 → \'94\'7b
挿 → \'91\'7d
凡 → \'96\'7d
貼 → \'93\'5c
府 → \'95\'7b

たとえば「マスク」は「\'83\'7dスク」、「ボールド」は「 \'83\'7bールド」、そんな風になってしまいます。

しかたがないので、秀丸エディタで簡単なマクロを作って一括置換しています。すべてのパターンを確認できているわけではないので、そのマクロを実行した後で、

\'[0-9]

という正規表現の文字列で検索すると、新しい文字化けパターンが見つかることがあります。

11:32 午後 Trados 機能 | | コメント (16) | トラックバック (0)

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