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2009.10.18

Workbench の設定 - [設定]ダイアログ

★★
それでは本論。
第 1 回は、翻訳メモリーの基本設定である Workbench の[ファイル]→[設定]ダイアログの各機能です。

メモリーごとの設定なので、メモリーを開いていないときはグレーアウトされています。また、セグメントを開いているときは変更できません。

[設定]ダイアログ

[全般]タブ
メモリーを新規作成するときに指定した情報を変更できます。ただし、一部の設定は read-only です。特に、「複数の訳文を許可」は変更できないので、新規作成するときに決めておく必要があります。


[フィールド]タブ
あまり使う機会はないかもしれませんが、[テキスト フィールド]を追加すれば、メモリーに登録する原文-訳文ペアに任意のテキスト情報を追加できます(たとえば、訳文に関する注意書きとか)。

[属性フィールド]と[属性値]を組み合わせると、登録するペアについて属性を設定し、その属性をペナルティ計算に組み入れることができます。たとえば「翻訳者」という属性フィールドを設定し、「AAA」という翻訳者名を属性値に設定しておいて、AAA さんの訳文だけペナルティを高くしておく、つまり AAA さんの既訳を流用するときだけ一致率が下がるようにする......なんて使い方をしている翻訳ベンダーがあるかも。


[フォント]タブ
原文と訳文を表示するデフォルトのフォントを設定しますが、Trados 使用の翻訳案件では、納品ファイル上でのフォントは問題にならないことも多いので、たいていはデフォルトのままのようです。

特に Word と組み合わせて使用する場合には、ここでのフォント設定と Word 上の既定フォントが違っていると見た目がけっこう汚くなるとか、まあフォントがらみではいろいろと問題が絶えないようです。


[置換]タブ
数字などの自動置換をオン/オフします。たとえば、"3000 USD" という原文を「3000米ドル」と訳して登録すると、次に "4000 USD" が出現したときには数字部分だけ置換して 100% 一致します。自動置換が邪魔になるプロジェクトもあるので、オフにするよう指定されることもあります。


[分節規則]タブ
チャーリーさんからご質問のあった機能が、このタブに関係します。ちょっとややこしいので、これだけはエントリを改めることにします。


[翻訳しない文字列]タブ
文字スタイルに基づいて、翻訳対象外とする箇所を指定できます。ファイルをあらかじめ指定されていることが多いので、私は使ったことがありません。


[アクセス権]タブ
これは同じメモリーを共用するときの機能なので割愛します。

12:42 午後 Trados 機能 |

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