翻訳前後の処理 - その1.5「ログファイルについて」
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「翻訳前後の処理」の話を先に進めようと思いましたが、この処理に共通するログファイルについて、ちょっと触れておいたほうがいいかもしれません。
翻訳前後の処理、つまり[ツール]から選択する[解析]、[翻訳]、[訳文の生成]の各コマンドでは、いずれもログファイルが生成されます。処理のたびにファイル名を指定しないかぎり、ログファイルのフィールドは前回使ったファイル名のままになっています。
ログファイルとしては、*.csv と *.log の 2 種類のファイルが生成されます。
*.log は人の目で見やすいテキストファイル形式、*.csv は Excel で使えるカンマ区切りファイルです(余談ですが、むかしの Trados では *.csv という拡張子を付けておきながらカンマではなくセミコロン区切りでした)。
ファイル名を変えない場合、*.log ファイルはすべての処理が累積で記録されていきますが、*.csv は処理のたびに上書きされる(つまり最新の記録しか残らない)ので注意してください。
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