2016.06.30

# 『シュナの旅』を買い直す

マスナガさんがこんな記事を書いていたので。

リンク:30年以上前に描かれた宮崎駿の『シュナの旅』を久しぶりに読み直してみた - 頭ん中


私もつい、つられて引っ張り出してきました。

本棚をなんど入れ替えようと、一部を倉庫に移動したり売ったりしようと、絶対に手元に残しておく本というのがあります。これも、そのなかの一冊。


ところが、再読しようとこれを開こうとしたら、古くて壊れそうだったので、再読用にもう一冊買うことにしました。

1606301

左が、手元にずっとある初版本。1983年6月15日発行。

右が、今回買い直したもの。2013年9月25日発行の82刷。

初版の帯にあるとおり、「アニメージュ文庫」として初期に出た一冊でした(文庫の刊行開始が前年の1982年)。

作者の活動時期で言うと、アニメージュ本誌にナウシカを連載中で、そのアニメ版が公開されるより前のことです。もちろん、スタジオジブリはまだ生まれていません


1606302

裏表紙がかなり違います。値段は、初版が380円。今は448円+税。


1606303

既刊本のリストを見ると、時代がわかります。

『ヤマト完結編』、文が岬兄悟ですよ、イラストが金田伊功ですよ。高畑さんの『セロ弾きのゴーシュ』、大塚さんの『作画汗まみれ』ですよ...(すいません、ちょっと焔モユル入っちゃいました)。

さて、『シュナの旅』。

その後の宮崎駿がぎゅっと詰まっていると言えば、だいたいわかるでしょう。ナウシカのベースになっているのはもちろん、ラピュタっぽいところも、もののけ姫っぽいところもある。

そういえ絵師としてのおもしろさだけでなく、この本では、宮崎駿の語り口も注目に値します。以下、それほどネタバレにならない範囲で引用してみます。

乾いた土をひっかいても
ヒワビエの苗を植えても
やせた大地は
わずかな実りすら
出ししぶる


女たちはいつもの狩りにしては 多すぎる弾丸の数を見て
シュナの決意が固いのを知った

こういう語りと、この当時の宮崎駿の絵---漫画と絵コンテの中間のような、独特の間を持った---を楽しめる一冊。文庫なので、たいへんお買い得ですが、絵のクオリティーを楽しむために、大判になってくれてもいいと思います。

ちなみに、ほぼ同じ時期に出たこういう本もあって、

やはり買い直そうと思ったら、こちらは絶版で高値が付いていました...。

05:11 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (2)

はてなブックマークに追加

2016.05.04

# ミスリード

このタイトルを見て、どんな綴りを思い浮かべましたか?


日本語で使われるこのカタカナ語、元は mislead だと思うんですよね。国語辞典にもそう書いてあります。


《他動詞。「する」と結合してサ変動詞としても用いる》 誤った方向にみちびくこと。
〔新聞・雑誌などで〕見出しが記事の内容と異なること。▽mislead 【学研国語】

mislead
(名)スル(1)誤った方向に人を導くこと。
(2)新聞・雑誌などで、見出しと記事の内容が著しく異なっていること。 【大辞林】

[mislead]
①誤った方向に導くこと。誤解させること。
②新聞・雑誌などで、見出しが記事内容と違うこと 【広辞苑】

岩国、明鏡、新明解には立項がありませんでした。


ところが、最近いくつか見かけた使い方は、どう見ても misread のようです。あるいは、mislead のつもりで、間違った使い方がだいぶ広がっているのかもしれません。

ひとつ目は、実写映画がヒットしているらしい『ちはやふる』です。

1605031

(講談社『ちはやふる』第27巻より)


そして、もうひとつ。ゆうきまさみの『白暮のクロニクル』を再読していて気づきました。

1605032

(小学館『白暮のクロニクル』第4巻より)


上の例は「ミスリードさせられる」、下の例は「ミスリードさせようとする」で、品詞分解するとこうなります。

ミスリードさ + せ + られる

ミスリードさ + せ + よう + と + する

「せ」は使役の助動詞「せる」で、メインの動詞は「ミスリードする」というサ変動詞です。


さて、これが国語辞典にあるような mislead 由来の「ミスリード」だとしたら、他動詞で「<人を>間違った方向に導く」の意味なので、それぞれ

<私が>ミスリードされた

<俺を>ミスリードしようとしやがる

となるはずです。


一方、これがもし misread 由来だとしたら、「ミスリードする」は、「<内容を>誤って読み取る」の意味なので、それぞれ正しい使い方ということになります。


たぶん、末次由紀もゆうきまさみも、mislead か misread か、なんて意識せずに使ったんだと思いますが、編集さんは、何にも思わなかったんでしょうかねー。


調べてはいませんが、活字でも、こういう使い方、広がっているんでしょうか。

10:06 午前 翻訳・英語・ことば, アニメ・コミック・サブカル | | コメント (2)

はてなブックマークに追加

2015.12.10

# 水木さんは今ごろ

『水木しげる漫画大全集 101 神秘家水木しげる伝』

を再読していたら、巻頭カラーページにこんなイラストがありました。

1512101

初出は『水木しげるの不思議旅行』(産経出版)。刊行は1978年なので、もう40年くらい前から、水木さんはもう、ふだんからこういう人だったわけですね。

氏から10日遅れて、野坂昭如も亡くなりました。

以前も書いたように、野坂昭如の短編『マッチ売りの少女』を、水木しげるがマンガ化した作品があります。

広く知られる妖怪ものとはまったく異質なタッチに原作の文章が重なり、なんとも言えない迫力がある傑作です。


その原作『マッチ売りの少女』に、米倉斉加年が絵を付けたバージョンも出ています。


あ、米倉画伯も、昨年亡くなっていたんだった。

02:44 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0)

はてなブックマークに追加

2015.12.05

# 水木しげる月報号外

今日、こんなのが届いてました。

1512051


げっぽう【月報】

1. 毎月定期的に出される報告(書)。
2. 全集・叢書そうしょなどの定期刊行物に添えて毎月発行される小冊子。

2013年6月から始まり、今もわが家の本棚スペースを着々と埋めている「水木しげる漫画大全集」の定期購読者に宛てて送られたものと思われます。



1512052

表は、「茂鐵新報(もてつしんぽう)」 号外

として、氏の小気味よいような笑顔。


1512053

裏面は、同大全集編集委員会からのあいさつ文。


全集をそろえている最中に作者が亡くなるというのは、初めての経験でした。

04:37 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0)

はてなブックマークに追加

2015.12.01

# 水木しげるの幸福論

昨日から、あちこちで紹介されていますが、私も、自分のメモを兼ねて、ここにアップしておくことにしました。


「幸福になる七カ条」

第一条 成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない。

第二条 しないではいられないことをし続けなさい。

第三条 他人との比較ではなく、あくまで自分の楽しさを追求すべし。

第四条 好きの力を信じる。

第五条 才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。

第六条 怠け者になりなさい。

第七条 目には見えない世界を信じる。

1512011

(『水木しげる漫画大全集 101 神秘家水木しげる伝』収録の挿絵より)

10:24 午前 アニメ・コミック・サブカル, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0)

はてなブックマークに追加

2015.11.30

# 訃報 - 水木しげる

全集の完結、間に合わなかった……。

リンク:「ゲゲゲの鬼太郎」の水木しげるさんが死去 93歳(1/2ページ) - 産経ニュース


徹夜自慢していた同業者はみんな先に逝ってしまった、自分はたっぷり寝て長生きするんだ、って言ってたのに。

あんなに美味しそうにハンバーガーほおばっていたのに。

連れてったのは、やっぱ、こいつだよね。

1511301_2

(『水木しげる漫画大全集 055 「ぼくら」版 カッパの三平』より)


でも、こいつも、いったんはラバウルまで迎えにいって、それ以来ずっと待ち続けてたんだろうなぁ。今まで70年も、よく待っててくれたもんだ。


漫画家では、手塚以来の喪失感。


今日はもう仕事ぜんぶやめて、一日じゅう全集読みながら追悼していたい気分。合掌。


1511302


01:21 午後 アニメ・コミック・サブカル, 社会・ニュース | | コメント (0)

はてなブックマークに追加

2015.11.15

# 『スティーブズ』第3巻~これぞ漫画!

第3巻、出ましたぞ~。


この表紙からして、すでにカッコよさ200%です。

1巻も2巻も、ふたりのスティーブだけが表紙でしたが、今回は初期Appleのメンバーがせいぞろい。

左から、マイク・マークラ、マイク・スコット、ウォズニアック、ジョブズ、ランディ・ウィギントン、クリス・エスピノーザ、ロッド・ホルト、ダン・コトケ。


ヤマザキマリ版のほうが写実的だという話は前回しましたが、とにかくこちらは、漫画、まんが、マンガです。


以下、ネタバレ含むのでご注意ください!





ネタバレバリア展開中





第3巻では、マイク・マークラとマイク・スコットの描き方がけっこう好きです。

1511154

このふたりが実際に何を考えていたのかわかりませんが、マンガとしては実に「アリ」な描き方。

子どもとか若者が無茶苦茶やるとき、まわりにいる大人がそれにどう対応するかを描くのって、マンガとかアニメではとても大事だと思っています。

たとえば、ガンダムのランバ・ラル。

エウレカセブンの、ホランドとタルホ(彼ら自身の未成熟さも含めて)。

パトレイバーの後藤さんと南雲さん。


そうですよ。第3巻には、パトレイバーのキャラクターが出てきちゃうんだから。

1511151

ほらね。「おやっさん」こと榊班長と、

1511152

その下のシゲさんまで!


この巻、クリスチアンとの同居とかリサが生まれるくだりとか、かなり重い場面もあるのですが、そこの扱いもうまい。

クリスチアン「ええ、だから名前をつけてもらうの。そう……いうなれば これは 呪いね」

そしてジョブズが決めた名前が「リサ」。


「リサ」が呪いの名前って、これはスゴい。


その直前、ロバート・フリードランド(カリスマ的なヒッピー)と対峙するところもシビれました。

1511153

現実歪曲フィールドぶつかりあいの超能力勝負!!

いいんです。マンガだから。

03:45 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0)

はてなブックマークに追加

2015.09.18

# 2つのジョブズまんがのビル・ゲイツ

スティーブ・ジョブズのマンガがふたつ進行していることは、昨年の12月にも書きました。
side A: # 2つのジョブズまんが


ヤマザキマリのほうの最新刊が出て、いよいよ両方でビル・ゲイツがそろいました。その違いがおもしろい。



こちらが、『スティーブズ』(うめ、小学館)の2巻に登場したゲイツくん。

1509181

憎ったらしいガキっぷりが、マンガ的にですが非常によく描かれています。

ほら、この写真みたいな感じ。

1509183


一方、こちらは『スティーブ・ジョブズ』(ヤマザキマリ、講談社)の4巻に出てきたゲイツ(コマ左)。

1509182

言うまでもなく、こちらのほうがずっと写実的。しかも、このときの表情が実にいい。

このくだりのゲイツについては、こう書かれています(井口耕二訳より)。

感情的になるジョブズを前にゲイツはどんどん冷静になってゆく。 「感情的な相手のほうが得意なのです。私自身は感情の起伏が少ないものですから」

写実的なだけでなく、こちらのほうがずっとゲイツのしたたかさを感じさせます。このコマに並んだ二人の対照的なこと。やがて、ゲイツのほうがPCをビジネスとして成功させ、ジョブズがアップルというカルチャーを作っていく。その対比を物語っています。


前回も書いたとおり、マンガとしては、うめ版のほうが楽しく楽しく読めます。でも、さすがヤマザキマリ版のほうも、さすが画伯の渾身の一作だと、うなりました。

09:29 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0)

はてなブックマークに追加

2015.08.23

# 細田守のこと

『バケモノの子』が大ヒットだということで、めでたいことです。

リンク:日刊ゲンダイ|「バケモノの子」興収60億円も 細田守監督“ジブリロス”埋める


作品については今さら私が書くこともないので、別の話をします。


3年前に『おおかみこどもの雨と雪』を娘らと一緒に観にいったときのこと(それ以前の細田作品は、子どもらはまだ観てなくて、これが初めてでした)。


観終わってからまず頭に浮かび、そのまま娘らに伝えたのは、こんなひと言でした。

君たちは、細田みたいな監督がいてよかったよね。

娘らがキョトンとしたのは言うまでもありませんが……


だってね、アニメ第一世代の私らには、

宮崎駿とか、

押井守とか、

富野由悠季とか、

庵野秀明とか、


そんな、かたわなヲタクおやじしかいなかったんだから。


それに比べたら、細田守の---少なくともその作品世界の---バランス感覚、あれをああいう形で見せられて育つというのは、素晴らしいことだと思うのでした。

02:46 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0)

はてなブックマークに追加

2015.06.16

# 7月号連載の「海街」がすばらしかった

月刊雑誌をここで紹介することはほとんどないのですが、今回は例外。


是枝監督の映画も公開されましたが、それに合わせた記念号の「flowers」。『スティーブズ』の2巻を買いにいったとき、海街のクリアファイルにつられて買っちゃったのですが、この号の海街がすばらしかった。


これから読む人のためにネタバレは避けますが、コミックの発売を待たずに読む価値あり、です。

11:07 午前 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0)

はてなブックマークに追加

2015.04.27

# 最近読んだ秀作マンガ2点

もう何か月か前なのですが、六本木のABC書店のマンガコーナーで、ピンと来て買った2作を紹介しておきます。ちなみに、六本木ABCのマンガコーナーは、なかなかいい空間です。

1つはビームコミックスの『ダンジョン飯 1』。連載誌は「ハルタ」(エンターブレイン)。


もう1本は、あ、これもビームコミックスだった。『あれよ星屑』1と2。連載誌は「月刊コミックビーム」(エンターブレイン)。

いや、ここ最近のエンターブレインさんは、いい仕事してますなぁ。

『ダンジョン飯』のほうは、買った後にすぐFacebookに書き込んだら、知ってる人も多かった。Amazonの評価も高いし、たぶん遠からずアニメ化されるんじゃないだろか。

作者は、このほかにもちょっと毛色の変わったファンタジーものが多い九井諒子。Pixiv出身だそうです。


RPGゲームをやったことがない人にはまったく受けないけど--そういう人に説明したことがありましたが、まったく通じませんでした--、すこしでも経験があれば、ほぼ例外なくウケるネタだろうと思います。

タイトルからだいたい想像はつくし、Amazonの内容紹介にも概要は書いてあるので、あえて詳しくは書きません。

RPGのマンガ化というのは、かなり前からありますが、ここまでメタなのはめずらしいんじゃないでしょうか。なにしろ、出てくるキャラクターが

「はじめて死んだのは……」

とか言っちゃうくらいですから。あの世界のいろんな約束事を知っていれば楽しめます。ウチでは家族全員が大はまり。

もう1本は、まったく世界が変わります。終戦直後の東京を舞台にした、うーん、人情モノになるのだろうか。

『あれよ星屑』。もう、タイトルからしていい。

作者は山田参助。え、「サブ」の出身ですか? そうですか。この作品は、そっち系ではありませんので、ご安心ください。

こっちは、良さを説明しにくいなぁ。質のいい日本映画を思わせます。といっても、どの監督の類型でもないか。

2巻になると、回想の形で戦時中の話が展開します。

軍隊生活の描写が、マンガでも映画でも近年にはちょっとなかったレベルなんじゃないかと思います(私が知らないだけという可能性も大ですが)。

そういえば、水木しげる全集を毎月紹介する企画は挫折したままですが、第2期に入って3回目、4月配本のうちの
『糞神島 他』も圧巻でした。

なんと、前半の何本かは野坂昭如原作のマンガ化作品です。

巻頭の『マッチ売りの少女』は、原作以上の迫力でした。

02:44 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0)

はてなブックマークに追加

2015.01.10

# 帽子屋が見た『アオイホノオ』~第5話

第5話「嗚呼、東京」

マンガ持ち込みの話、後編です。

0501

[モユル]受付さん、明らかに「持ち込みの学生かよ、めんどうだな」という顔をしたね。少し上から目線で、実際は下からだが精神的には俺を上から見たね。

原作マンガにはないモユルの台詞。

すでに書いたように、このドラマは1980年という特定の時期を描くためにいろんな小道具などは実に忠実に再現されているわけですが、ここの台詞はいただけません。この時代

「上から目線」なんて言葉、絶対になかった

はずだからです。

「上から目線」がいつ頃から使われるようになったのか確実なデータはありませんが、少なくともこの時代には聞いたことまったくありません。

私が嫌いな言葉でもあり、全編のなかでもっともイカン場面だと思っています。

[きっちゃん]それこそ、『太陽にほえろ!』の長さんみたいな人か。 [モユル(心の声)]きっちゃん、するどいな。山さんだ。

「長さん」とは、下川辰平が演じた野崎太郎巡査部長のこと。「山さん」とは、露口茂が演じた山村精一警部補のこと。

どうでもいいんですが、『太陽にほえろ!』って、萩原健一とか松田優作とかの若手ばっかりが殉職して、もっと年輩のこの方たちはいつまでも生きてるっていうのが基本設定だったはずなのに、シリーズ終盤になって「山さん」も殉職しちゃうんですね。「長さん」は生きのびた。

ただし、それもモユルのこの時代よりもっとずっと後のこと。


[横山]女の子がかわいく描けてるよねー。

0502

岡田斗司夫のメルマガによると、「女の子がかわいい」というのは当時のサンデー編集部としては、ちゃんとした褒め言葉だったんだそうです。

それから、持ち込み原稿をすごいスピードで読むってのは、だいたいどの編集さんでもそうみたいで、わりとよく知られていました。

[モユル]よし、集英社に行こう。

掲載誌の関係から、原作マンガで「小学館」という名前は当然のように使われていますが、集英社は「SA社」と書かれています。それでも、雑誌名「ジャンプ」は堂々と使っているので、伏せ字にも何にもなってません^^;

ちなみに、集英社も母体は小学館です(娯楽雑誌部門から分離独立)。ついでに言うと、白泉社は集英社から枝分かれした会社です。この辺の出版社を、業界では「一ツ橋グループ」と呼んでいます。千代田区一ツ橋に集中してるから。

一ツ橋グループと並ぶのが講談社系列で、文京区音羽に拠点を置くことから「音羽グループ」と通称されています。


江口寿史

0503

たしかにパイレーツは面白かったですが、個人的には、同じ時期のチャンピオンの『マカロニほうれん荘』のほうが好きだったなー。


0504

原作とはだいぶ違う服装ですが、これもなかなかいいですね。

[MADホーリィ]腹減ったろ。俺も食べるからさ、好きなもん頼んでいいよ。

たしかに、編集さんってよくご飯おごってくれました。もちろん、出版業界の景気が良かった時代の話です。


[MADホーリィ]夜ってのはさ、徹夜するためにあるんだよ。

これも、原作マンガより過激になってる台詞。

0505

失意のモユルたちがこれから『ロッキー』を観る名画座。「スカラ座」という名前ですが、これ実は川越スカラ座ですね。

川越スカラ座

原作マンガでは、早稲田松竹で観たことになっています。


[きっちゃん]ロッキー1と2を同時上映か。
[モユル]500円かぁ。

今では考えられませんが、この当時の2番館はこういう値段が当たり前でした。いい時代だったなぁ。


[モユル]俺、ロッキーと同じだ。完全に東京に打ちのめされたんだ。まったく評価されないマンガを自分が描いていたなんて、気付いてなかったし、気付くたくもなかった。持ち込みなんて、しなきゃよかったんだ。

モユルが珍しく自分自身に向かい合う感動の場面のはずですが――

0506

そのとき流れている画面はなんと、本物ではなく再現フィルム!

しかも、大阪芸大の学生たちの課題として上映される作品の再現度はかなり高いのに、本物と似ても似つかないこのフィルム(主人公の身体があんまり引き締まってないところは似てる気がしますが)。そして極めつけはこれ。

0507

タリア・シャイアにまったく似ていない、どころか100%日本人にしか見えないこのコマ。第5話のクライマックスがこれですよ~。

0508

なんでもないシーンですが、ここも好きなんですよね。

モユルの部屋、これ6畳間ですね。奥に見えてるのは、押し入れを開け放って物置だなにしてあるだけ。

6畳間だと、窓際に机、部屋の片側にカラーボックスやテレビ、反対側にベッドを置いて、真ん中にテーブルまで置いちゃうと、もう空いてるスペースはほとんどなくなります。そこへ、友だちが3人も来た日には、誰かがベッドに腰かけることになるし、こうやってベッドの上を歩いて出ていくことにもなる。

実に芸の細かい描写です。


0509

0510

0511

このシーケンスは泣きますよ。

この直前でモユルは「アニメもだめ、マンガもだめ」と独白して涙を流すのですが、そっちより、直後のここが何といっても素晴らしい。

絶望のどん底。その気持ちをモノにぶつけたいけど、テーブル(こたつでしょう)をひっくり返そうとして思いとどまる。貴重なコレクションがある本棚に向かうけど、それをひっくり返したりなどできるはずもなく、逆に愛おしそうに本棚をなでる。そして、ようやく見つけた少年サンデーの山をぶちまける。

ここ、終盤のある場面に対する重要な伏線になってますから。


07:00 午後 アニメ・コミック・サブカル, 映画・テレビ | | コメント (2)

はてなブックマークに追加

2015.01.09

# 帽子屋が見た『アオイホノオ』~第4話

第4話「いざ! 東京出撃」

いよいよ、モユルがマンガを持ち込みする話(のはじまり)。

……ではありますが、冒頭はいきなりモユルの妄想シーン。

0401

これはもう手を見ればわかります。『カリオストロの城』のあまりにも有名なラストシーンのルパンになろうと苦悶しています。

[モユル]俺が『カリオストロの城』でルパンに学んだことが、無になってしまう。

学んだんかいwww


ところが、モユルの妄想はまだまだ終わらない。今度は『銀河鉄道999』です。

0402

原作もそうですが、ドラマでも、よくまあいろいろなライセンス関係をクリアしたと思います。こういう風にマンガのコマを出すときは、そのアニメ版どおりの吹き替えを当ててます。星野鉄郎は野沢雅子、メーテルは池田昌子です。ハーロックの井上真樹夫も、すでに登場しました。


妄想はまだまだ終わらない。今度は『あしたのジョー』。

0403

いやぁ、よくこのシーン使えたなぁ。ここでも、ジョーの声はちゃんと、おあい輝彦が当ててますが、残念ながら白木葉子の声は別の人。雰囲気は似てますが。

[庵野]ウルトラセブン45話のフクシンくんと同じだから、いいんだよ!

はい、これも今ならhuluで見られますので、お確かめください。

0404

ウルトラセブンは、全49話のうちでも特に終盤に傑作が多いことでよく知られていますが、その中でも故・実相寺昭雄が監督したこの「円盤が来た」と、2本前の43話「第四惑星の悪夢」は、もうまったく子供番組とは言えない作品です。

そう言えば、モユルはマンガとアニメにはそれなりに詳しいのですが、実は特撮方面にはまったく疎い。それに対して、庵野や赤井は特撮についてもそうとう造詣が深い(赤井の特撮好きについては、第4話でさらに語られる)。ドラマにはありませんでしたが、原作マンガでは「伊福部昭を知らない」ということがわかるシーンもあります。

つまり、モユルはガイナックス組と比べるとオタク度がだいぶ弱い節がある。この対比も、私にはなかなかおもしろいのでした。

ところで、この45話の主役はフクシンくんですが、ウルトラシリーズなどの特撮番組でおなじみの名子役、高野浩幸にも注目です。『超人バロム・1』の主役のような正統派の役柄もこなしましたが、この子の持ち味は、やや非人間的な役柄を演じたときに発揮されます。なにしろ、かつてのNHK少年ドラマシリーズ『なぞの転校生』も彼でしたからね。

あ、この人も1961年生まれ。モユルや私と同世代だわ。


0405

はい。庵野の部屋にはイデオンのポスター貼ってありますねー。

[赤井]ウチ、新築だし、ステレオ音声付きのでっかいテレビあるよ。 [庵野]よし、行こう

テコでも動こうとしなかった庵野がコロっと態度を変えてしまう。そのくらい「ステレオ音声付きのでっかいテレビ」ってのは、効果があったんですねー。

私の仲間うちでは、20インチトリニトロンを持ってるやつがいて、当時はそれが最大級でした。

ちなみに、テレビのステレオ放送というのは、この2年前の1978年に始まったばかりでした。第2話で「宮崎演出」が出てきたルパン三世の第2シリーズは、途中からステレオ放送になったのがけっこうな話題でした。

0406

赤井の趣味が最もクローズアップされる場面です。

[山賀]こんな課題、出てたか。 [赤井]いや、自分の楽しみでやってる。背景は、アクリル絵の具で雲と山を描いたもので、手前には150分の1で、奥は300分の1のスケールのジオラマを設置してあるんだ。


0407

[庵野]キンゴジのゴジラか。この口の大きさがたまんないよね。 [赤井]うん、そう、口の大きさがいいんだよねー。

「キンゴジ」というは、「キングコング対ゴジラ」の略称。ゴジラは、作品のたびに顔が変わるので、マニアはそういう略称で区別するのです。興味がある方は、昨年のこのエントリをご覧ください。

禿頭帽子屋の独語妄言 side A: # ゴジラシリーズの究極サントラCD

ここに、初期のゴジラの顔が並んでいます。


この会話の後の山賀のリアクションもなかなか楽しい。

[山賀]一生、食いっっっっっっっぱぐれない、ような気がする。

0408

これは何をやってるかというと、黒ベタを塗った背景を下に置いて、ホワイトを含ませた筆をかまえ、その筆に思いっきり息を吹きかけるというやつです。ホワイトが飛び散って、一瞬で宇宙空間の星を描くことができるという技。

モユルは、さも自分が思いついたように語っていますが、別にモユルが初めてではありません。とっくに知られていた方法です。

0409

東京駅が古いですね。合成でしょう。


0410

「かっこよく撮ってくれよ」とカメラを渡し、距離をとってから何やら口ずさむモユル。これ、権利の関係で曲が使えなかったのかなぁ。わかりますよね。

同じ曲はなかったんで、これでも。

太陽にほえろ! のMADでいちばん好きなやつです。

0411

石森章太郎ばりに、喫茶店でペン入れをするモユルたち。その喫茶店のウェイトレスがスゴいなあと思いました。まさに80年代的風貌。

ってか、同級生にこの人とそっくりの子いたんだもんw

0412

「飯田橋のユースホステル」に泊まるモユルたち。

ここ、ちょっとわからないんだなー。なぜって、大学生のときユースホステルに泊まったことなかったから。

ユースって、こんな風に男女同室なんですか?

01:03 午前 アニメ・コミック・サブカル, 映画・テレビ | | コメント (0)

はてなブックマークに追加

2015.01.08

# 帽子屋が見た『アオイホノオ』~第3話

第3話「アニメーターへの決定打」

前回は触れませんでしたが、第2話には矢野健太郎が登場。

0301

これがまた、原作マンガ以上にマンガ的なキャラクターになっていて楽しい。大仰な言動と、シャアの台詞の引用が見事にはまってます。

第3話は、そんな矢野健太郎に打ちのめされた焔モユルがアニメーションに向かう話です。

0302

これ、『アオイホノオ』の七不思議のひとつなんですが、原作でもドラマでもモユルがアルバイトしているという描写はまったくないんですよね。もう少し後の話で、普通免許を取得するときは親に費用を出してもらうようなのですが、それ以外は、たぶんふだんから仕送りはしてもらっているだろうけど、それほど余裕があるはずはない。それなのに、こんな値の張るアニメ制作道具を買ったりしてる。そのお金はどこから出てきたんだ~、モユル。

あの時代の大学生なんで、アルバイトしてないってことはないと思うんだけど。

ちなみに、私はもちろんアニメに手を出そうなんて思ったことはないので、こんな道具を買ったこともありません。似たような道具で、タミヤカラーと筆ならたくさん転がってましたが。

0303

山賀が食べている「マルちゃん 赤いきつね」は、もちろん当時のパッケージです。このすぐ後に出てくる「ポカリスエット」の缶も発売されたばかりの当時のデザインで、その辺の小道具はぬかりありません。


[庵野]正確には、初代マンの古谷敏さんの動きだ。

0304

前回もありましたが、庵野がウルトラマンの動きを真似る場面は、このドラマの見どころのひとつです。しかも、いちいち解説してくれるから楽しい。その解説の解説をしておくと――

古谷敏というのは、東宝の俳優さんで、円谷特撮にもかなり早くからノンクレジットで出てきたりしています。たとえば、これは

0305

『三大怪獣 地球最大の決戦』のときのひとコマ。真ん中の小泉博の左奥、カメラを構えてるのが古谷敏です。『ウルトラセブン』になると、アマギ隊員としてレギュラーで出演するようになります。

ところが『ウルトラマン』には、なぜか俳優としてではなくスーツアクターとして、つまりウルトラマンの中の人として出演していました。

このときの庵野は、「単にウルトラマンを真似ているのではない、中の人の動きを再現してるんだ」と言いたいわけです。

ちなみに、特撮着ぐるみの中の人としては、この人なども有名です。

リンク:「元祖」ゴジラ・スーツアクター中島春雄 | nippon.com

0306

アニメショップ ベロ。原作マンガには、ちゃんと実名で「アニメポリス・ペロ」と書かれています。ペロというのは、

リンク:アニメといえば、東映アニメーション! TOEI ANIMATION

この会社(昔の名前は「東映動画」)のマスコットキャラクターにもなっているネコのことで(サイトの左上にいるやつ)、もともとは東映動画1969年の長編漫画映画『長ぐつをはいたネコ』の主役キャラです。

この映画が公開されたころの映画館のことは、だいぶ前にこのブログに書いたことがあります。いつも、ただで観てました。

禿頭帽子屋の独語妄言 side A: # (映画|映画館) の思い出、その4

それから、ペロと言えば東映動画が1979年ころ、たしか劇場版『銀河鉄道999』の公開前に設立したファンクラブのマスコットキャラクターでもありました。設立とほぼ同時くらいに会員になりました。


0307

画面はともかく、このテレビとか、よく用意しましたよねー。

[赤井]ゲッターもいいよねー。 [庵野]ゲッターもいいねー。

0308

ここで言ってる「ゲッター」というのは、テレビ画面には映らないけど、ゲッターロボのことです。


[庵野]あと、劇場版スリーナインの最初のほうに出てくるアルカディア号も描いてる。

0309

出ましたねー、キャプテン・ハーロックのアルカディア号。

庵野も言っているように、これは劇場版『銀河鉄道999』に出てくるアルカディア号。1977年にプレイコミックで始まったマンガ版やテレビアニメ版とは、デザインがだいぶ違います。

0310

特に船首の形がぜんぜん違う。

[手塚治虫(の声)]いや~、アトムのねー頭の角はねー、不思議なんですよ。どういう角度から見ても重ならないんですよ。

0311

このときの手塚治虫の声、まだ秘密ということで、エンドロールにはクレジットされていません。第10話で手塚治虫を演じる岡田斗司夫です。

最後のほうで上映される庵野の作品「じょうぶなタイヤ」、本物はYouTubeで見ることができます。

この動画の後半です。

ちなみに、ここで使われているBGMは、東宝特撮シリーズで「自衛隊マーチ」として知られる伊福部昭の名曲(ただし、途中までは早回しになってます)。1954年『ゴジラ』で、自衛艦しきねが出港する場面に初めて使われて以来、自衛隊の出動する場面の定番であり、『怪獣大戦争』ではメインテーマにもなりました。


01:42 午前 アニメ・コミック・サブカル, 映画・テレビ | | コメント (0)

はてなブックマークに追加

2015.01.05

# 帽子屋が見た『アオイホノオ』~第2話

第2話「残念な毎日から脱出せよ」

第2話もネタ満載です。

0201

[山賀]なんだよ [庵野]ルパンだよ [山賀]ルパンをわざわざ見に来たのかよ [庵野]今日は宮崎さんの作画なんだよ

ここで言ってるルパンとは、1977年から始まったテレビ第2シリーズのこと。そして、庵野が大画面で見たかったこの日の放送こそ、宮崎駿が照樹務というペンネームで脚本・演出・コンテを担当した伝説的なエピソード

第145話「死の翼アルバトロス」

です。放映が1980年7月28日なので、まさに焔モユルや庵野たちが1回生だったときのこと。

今ちょうど、huluで第2シリーズ全話が公開されています。

0202


宮崎駿が世間一般に知られるようになったのは、スタジオジブリ設立直前の『風の谷のナウシカ』(1984年)から、そしてその名がもっと大々的に広まるのは、やはりジブリ設立後だろうと思いますが、宮崎ファンというのはその前から存在していました。

『未来少年コナン』(1978年)や『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年)、同時期の日本アニメーションの数々の作品、なかでも『赤毛のアン』(1979年)の頃には、私の周りでもだいぶ話題になり始めます。と同時に、それ以前の東映動画時代の作品、特に『長靴をはいた猫』(1969年)や『太陽の王子ホルスの大冒険』(1968年)も、「あのときの原画だったのか」という感じで改めて注目を集め、1980年代前半には、そういう古い作品も含めた宮崎駿特集があちこちの名画座で企画されました。

庵野がつぶやく「これは宮崎演出」というのは、たとえばこのコマなどでもわかっていただけるでしょう。

0203

そして、「ギガント、これはギガント」と言いながら画面を指さす。エピソードタイトルにもなっている飛行艇アルバトロスのことを言ってるのですが、

0204

ギガントという名前は『未来少年コナン』の終盤に登場する、やはり巨大な飛行機械のことです。

0205

アルバトロスとの空中戦が、このギガントとの空中戦にそっくり。

0207

つまり、庵野は(そして、同じ時間に同じ番組を見ているモユルも)この数年前にNHK初のアニメとして放映された『未来少年コナン』を当然ながら見ていたということです。

ちなみに、ルパン第2シリーズというのは宮崎駿作品ではなく、この第145話と、最終回となる第155話「さらば愛しきルパンよ」だけが宮崎作品でした。第2シリーズは見るともなく見る程度でしかなかった私の仲間ウチでも、この2本だけは話題になりました。時間軸でいうと、

1972年 第1シリーズ終了
1977年 第2シリーズ開始
1978年 劇場版第1作公開
1979年 劇場版第2作『カリオストロの城』公開
1980年 第145話、155話放映

だったので、カリオストロを見せられた宮崎ファンがこの2本に夢中になったのは当然だったわけです。

[庵野]『あしたのジョー』の出崎さん……

言うまでもなく、2011年に他界した出崎統のこと。

ちなみに、出崎の遺作となった『ブラック・ジャック(OVA)』、年始にファミリー劇場で一挙放送したので初めて見ましたが、なかなか傑作です。


[庵野]高畑さんは『赤毛のアン』

最近は共同で作品を作ることがまったくなくなってしまった宮崎駿と高畑勲ですが、その二人が生みだした傑作が、日本アニメーションの『赤毛のアン』でした。


[庵野]二代目バルタン星人の重力波攻撃をくらっている初代マンの動きだよ。ダメージを表現している

0208

これも、今ならhuluで見られます。『ウルトラマン』第16話「科特隊宇宙へ」の21分あたりです。

ただし、実際に第16話を見てみると、この動きはあくまでも庵野が「ダメージを表現している」だけであって、実際の作中の表現とは同じでないことがわかります。

[トンコ]でも、この石森章太郎の『マンガ家入門』って本、マンガは誰にでも書けますって書いてあるし。

はい。この本を持っていた人、正直に手を挙げましょうw

私ももちろん持ってましたwww

[モユル]まず、その金田うごき。

0209

モユルが口にする「カナダ」とはアニメーター金田伊功(故人)のこと。かなり早くからアニメーターとして名前を知られるようになった人のひとりでしょう。その絵の特徴については、モユルが作中で熱く語ってくれます。

原作本では「かなだよしのり」という本名どおりのルビが振ってありますが、仲間ウチではみんな「いこう」と呼んでた気がします。

なお、このドラマのオープニング自体でも、人物の動きが金田伊功っぽく描かれています。

それにしても、音楽でも絵でも、このドラマで使えた作品と使えなかった作品、たぶんライセンスの問題だと思うのですが、いったいどんな事情があったんでしょうねー。

そして、同世代の視聴者の多くが狂おしいほど共感するに違いないシーンがこれ。

0210

クラスメートの高橋がビデオデッキ、しかもあの伝説の機種、

SONYベータマックスJ9

を持ってくる場面です。

1980年の時点では、仲間ウチでビデオデッキを持っているのはまだ1人だけでした。私自身がようやく入手したのは1981~82年頃だったと思いますが、こうやって、重い重いビデオデッキをかついで遊びにいくというのは、当時当たり前の風景でした。

やりましたよね? ね?

私らの場合は、主にビデオのダビングがしたいとき、誰かが誰かの家まで機械を担いでいくというのが定番でした。

ちなみに、このクラスメートの高橋、原作マンガでは素顔が出てきません。

0211

こうやって、自家製のライダー風マスクをかぶっているからです。

第2話でもうひとつうれしいのが、この本屋さんの情景。『めぞん一刻』第1回掲載号の「ビッグコミックスピリッツ」をモユルが買おうとする場面です。

0212

店主の後ろの棚には『ブラック・ジャック』や『じゃりン子チエ』、秋田書店版『サイボーグ009』などが並んでいますが、平積みの棚には、この3年前の1977年から刊行が始まった手塚治虫全集の、たぶんこの時点での最新刊4点が並んでいます。

いちばん奥は判別できませんが、手前から『鉄腕アトム』、『ビッグX』、『ミクロイドS』のようです。

全集のこのときの刊行作品がどれだったのか、資料も見つからないし私の記憶もありませんが、Wikipediaの「手塚治虫漫画全集」によると、『ビッグX』と『ミクロイドS』の刊行は1981年です。

この時点でモユルたちはまだ1回生のはずなので、この小道具は、素晴らしいんだけど考証がちょっと狂ってしまった例と言えるかもしれません。

さて、この講談社版「手塚治虫全集」。刊行が始まった1977年というのはちょうど私が高校1年生のとき。

刊行開始を知ったときは狂気乱舞しましたが、当時で1冊400円が毎月4冊ずつ(初回だけは確か8冊)。高校生にとってはなかなかの負担でした。それでも、毎月発売日になると何をおいても本屋に走り、コンプリートを続けていました(結局、300巻(後に400巻)全部は揃えられず、たぶん実家にあるのは半分くらいです)。

[本屋のおばちゃん]なあ、おにいちゃん。あんた、マンガ詳しいんやろ。このアニメ、なんて言うん?

本屋のおばちゃんの台詞に続いて写るこの画面。

0213

モユルが答えるとおり『伝説巨神イデオン』の1シーンですが、このとき画面に映っているのがまさしく

イデのマーク

なわけで、終盤に流れるダイコン3オープニングの伏線になってるんですね。

[高橋]これ、最新のアニメ雑誌なんやけど……

そう言いながら高橋が取り出すのは、当然「アニメージュ」なわけですが、

0214

カリオストロの1シーンが写っているこの号は、調べてみたら、1979年11月号みたいですね。ドラマ中のこの時点で「最新のアニメ雑誌」じゃない……。


12:40 午前 アニメ・コミック・サブカル, 映画・テレビ | | コメント (0)

はてなブックマークに追加

2015.01.04

# 帽子屋が見た『アオイホノオ』~第1話

本放送からはだいぶ時間が経ってしまいましたが、TVドラマ版『アオイホノオ』全11話をようやく見終わりました。

何を隠そう、隠してないけど、原作者の島本和彦は私とまったく同世代。それどころか、誕生日がちょうどひと月しか違わないまったくの同年齢。そのせいもあって、原作はいろいろとツボにはまるところがあって大好きなわけですが、このドラマ化も、ふだんテレビドラマをほとんど見ない私にとってさえ傑作でした。


そんな『アオイホノオ』を、録画で検証しながら帽子屋が語るシリーズというのを、新年早々かましてみようと思います。

第1話「長き戦いのはじまり」

オープニングがいきなりダイコン3なのは想定内でしたが、まず、その途中に写される焔モユルの本棚から。

0101

この本棚はこれからも何度か写されますが、まず気になるのが下段に並んでいる『あしたのジョー』です。

その一、22巻まである。

その二、上段と比べると、サイズが大きい。

『あしたのジョー』にいろんなバージョンがあることは言うまでもありませんが、おそらくいちばん世間的に知られているのはこれです。

おなじみの講談社コミックス版。これは復刻版ですが、オリジナルも装丁・サイズはほぼ同じ。

そして、

全20巻

です。ところが、モユルの本棚に並んでいるのは、本誌・少年マガジンと同じサイズで、しかも巻数が多い

私もこのバージョンは見たことないのですが、調べてみると、コミックスより早く1968年~1973年に刊行されたB5版なんだそうです。

リンク:あしたのジョー原作本の完全紹介!!

私ももちろん、連載当時の本作は断片的に読んでますが、実際に手元にそろえ始めたのはコミックス版になってからでした。

このドラマはかなり"歴史考証"がしっかりしているので、この辺の小道具も抜かりはないはず。とすると、原作者・島本和彦は、

7歳の頃からこのバージョンを買っていた

のでしょうか。さすがです。

ところで、このバージョンは全23巻本のはずなのですが、モユルの本棚には最終巻の23巻がありません。これははたしてどうなったんでしょうか。気になるところです。


続いて、同じ本棚の上段を見てみましょう。

0102

こちらは、年代的にもほぼ納得できるラインアップ。というか、半分以上は当時の私の本棚ともかぶってます。『イナズマン』が2巻しかなかったり、『銭っ子』の1巻がなかったりするところがリアルです。

『ミライザーバン』は、1976年(原作者と私が中学3年のとき)9月の創刊号から雑誌「マンガ少年」で連載が始まった作品なので、松本零士ファンのモユルの本棚にあるのは当然。


次は、オープニングに続いて写る本棚。

0103

文民社版の手塚治虫全集(ここで写っているのは『ジャングル大帝』)は、私も神田の古本市で何冊か手に入れたことがあります。そのほかは、アニメや映画のムックが並んでいる棚ですが、ここで注目したいのは、左端に移っている

折り畳み式の双眼鏡

でしょう。ウチにも同じようなのが、いくつか転がってました。


次に写るのは、窓の左側にある本棚だと思いますが、

0104

ここは私の趣味とだいぶ外れます。『太陽にほえろ!』の、これはシナリオ本なんでしょうか。私もだいたい見てはいましたが、それほどはまったわけではない。でも、モユルはおそらく、「映画を作りたい」という夢もあったので、ドラマツルギーの勉強としてこーゆーのもきっと読んでたんでしょうね。

『巨人の星』が講談社文庫版であるところが細かい。ほぼ同じ時期に連載されていた『あしたのジョー』は、B5版を早くからそろえるほど熱中していたのに、『巨人の星』のほうは連載当時にそろえようとは思わなかった。文庫版が出るようになってから何かを再発見して全巻をそろえたんではないか――そんなモユルの読書傾向がうかがえます。

『ナイン』のあだち充――

この辺も私とは趣味が合いません。あだち充は、ほぼ一貫して苦手です^^; 話作りのうまさはわかるんですけど。

[高橋]仮面ライダー、旧1号の仮面は、緑ちゃうねん。ほんまは、青やねんで。

0105

クラスメイトの高橋が発する名セリフです。

仮面ライダー旧1号の登場は1971年なので、これはもちろんリアルタイムの作品についての会話ではないわけですが、放映当時、原作者の家のテレビはもうカラーだったのでしょうか。

ちなみに、私の家のテレビがカラーになったのは『ワイルド7』ドラマ版のころ、つまり1972年になってからなので、旧1号は白黒でしか見たことありませんでした(その後もちろんカラーで見たけど)。


第1話はこんなところで。

12:31 午前 アニメ・コミック・サブカル, 映画・テレビ | | コメント (0)

はてなブックマークに追加

2014.12.26

# 漫画の電子書籍の話、ファイルサイズ書いてあったw

すいません、ファイルサイズについては、私がアホでした。

ebookJapanにも、Amazonにも、データサイズがちゃんと書いてあるんですね。

ebookJapanならこんな風に――

1412261


そして、Amazonはこの欄に――1412262


ですので、前エントリで書いたファイルサイズについてのコメントは、まったく私の言いがかりというものでした。


でもこれで、たとえ同じタイトルであってもサイトによってサイズがまったく違うことを、買う前から確認できることがハッキリしました。

11:45 午後 iPad, アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0)

はてなブックマークに追加

# 漫画の電子書籍の話、続き

では、漫画の電子データが何もかもダメかというと、そんなこともありません。

手塚治虫全集は惨憺たる状態でしたが、念のために手元にあるほかの漫画データも比較してみました。前半のデータはすべてebookJapanで購入したもの。後半では、Kindle版も参考にしました。

原稿(または書籍)の状態とか活字の大きさなど、元の条件にはもちろん差があります。その点は多少考慮する必要はありますが……



最初はダメなほうの追加例。『寄生獣』の第1巻です(講談社)。

Kiseijuebook_r

これも、『アドルフに告ぐ』と同じくらい活字が粗くなってしまいます。絵のほうも、線がかなり乱れて見え、縦置きでの鑑賞はとても無理というレベル。

そもそも、手塚全集のちょっと前にこの画質に呆れたばかりで、それで今回の画質検証を思いついたのでした。

あれ、そういえば、手塚治虫全集もこの『寄生獣』も、版元は講談社だなぁ。もしかすると、講談社のスキャン画質がダメってことなの? ちょっとデータが少なすぎるので、その断定は控えておきましょう。


以下は、まともなデータのほうを紹介します。

まずは、『アストロ球団』の第9巻から(集英社)。

Astro_ebook_r

前エントリの『アドルフに告ぐ』は、吹き出しがゴシック系でしたが、ちょっと古い漫画の吹き出しはだいたい明朝系ですね。その分がやや読みにくい原因になっていますが、画質としてヒドいという印象ではありませんる


次は、『バビル2世』の第1巻(秋田書店)。

Babel2_ebook_r

こちらも、活字に粗さはあまり見られません。『アストロ球団』より全体的にきれいな印象があるのは、たぶん絵柄の差ですw


『荒野の少年』第1巻。これも集英社ですね。

Isamu_ebook_r

この時期の川崎のぼるですから、横山光輝よりだいぶ劇画的に描き込まれた絵柄ですが、それが十分に再現されています。


『孤独のグルメ 新装版』。これは扶桑社。

Kodoku_ebook_r

よく見ると、活字がちょっとぼやけているように見えますが、ギザギザではない。


『戦場まんが1 スタンレーの魔女 』は小学館。

Senjou_stanley_ebook_r

松本零士の絵柄のせいで活字の線がグニャグニャしているように見えるのは、もちろん気のせいです。鑑賞の邪魔になるほど悪くはありません。


さて、作品によってなんでこんな差がでるのでしょうか。タイトル1冊あたりのデータサイズがそもそも違うんじゃないかな、と思って、iPad Air2のストレージから、データを探し出してみました。

電子書籍のデータは、いずれも ebi というファイルです。


『アドルフに告ぐ』
(ADOLF160.ebi) 22.15MB

『寄生獣1』
(PARA0160.ebi) 21.73MB

『アストロ球団1』
(ASTB0960.ebi) 41.51MB

『荒野の少年イサム』
(RR639160.ebi) 59.6MB

『孤独のグルメ』
(FSS06260.ebi) 46.05MB

『スタンレーの魔女』
(SX188760.ebi) 21.38MB

『バビル2世』
(YOK00160.ebi) 74.14MB

ご覧のとおり、画質が明らかに劣った『アドルフに告ぐ』と『寄生獣』は、

サイズの小ささが一目瞭然

です。『スタンレーの魔女』を例外とすれば、他のタイトルはこれらの2倍以上のサイズ。


ほぼ同じ値段で売っておきながら、このデータサイズの差はちょっと納得できません。なにも、電子書籍をMBあたりの従量制で売れというわけではもちろんありませんが、紙の書籍だって厚いほうが高くなるわけですよね。

まして、

データサイズが画質に直結する

ことを考えれば、こんな売り方では

出版社の良心が疑われる

と言われてもしかたがないでしょう。

さて、もうひとつの比較参考データとして、Kindle版の漫画も紹介しておきます。

Emma_kindle_portrait_r

『エマ』第6巻。 版元はエンターブレイン。

5巻目までは紙で買っていたのですが、この画質なら電子版でもOK(同じ作者の『乙嫁語り』はすべて書籍でそろえてますが……)。

残念ながら、Kindle版のデータはファイル名からタイトルほ特定でき特定できませんでしたが、サイズはやはり50MB前後はありそうです。


今回は、検証のためにebiデータのサイズまで確認しましたが、これって、iPad上でふつうには見ることができません。もしかしたら、ふつうのユーザーがデータサイズまでは確認などしないだろう、とタカをくくっているのかもしれませんが、そんなことはありません。ちょっとしたツールを使えば、こうやって確認できちゃうんです(ちなみに私は、iExplorerというソフトウェアをPC側にインストールし、iPadのストレージ内をブラウズしました)。

ほんとに電子書籍をもっと売りたいのであれば、こういうところ、もっとちゃんと考えほしいものです。


そして、全国の漫画ファンのみなさん。電子書籍版を買うときは、購入前に必ず「試し読み、立ち読み」で画質を確認し、

粗悪な電子版漫画は買わない

ようにしましょう。


10:20 午後 iPad, アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0)

はてなブックマークに追加

# 漫画の電子書籍がぜんぜんダメな件

手塚治虫全集の電子書籍(1977年刊の講談社版がベース)400巻が、30%オフになっているという話をFacebookで見かけたので、ちょっと様子を見てみました。

リンク:honto - 手塚治虫 没後25周年―名作を振り返る―30%割引&プレゼントキャンペーン :電子書籍ストア
(2015年1月8日でリンク切れちゃうかも)

丸善、ジュンク堂、文教堂など蒼々たる書店が運営しているサイトです。

全400巻が9万円ってことは、1冊あたり225円くらいと、かなりお買い得ではあります。でも、画質が気になったのでちょっと調べてみました。


結論から先に言うと、

画質がひどすぎ

て、これだけの値段を払うのは冗談じゃない... というレベルでした。

電子書籍元年がいつだったか、もうとっくに忘れちゃいましたが、漫画の扱いがいまだにこんなレベルでは、まして日本の漫画界を牽引するはずのこれだけ貴重なコンテンツがこんなにお粗末では、まったく話になりません。

以下、iPad Air2の専用アプリで表示したスクリーンショットを比較画像として挙げておきます。使用したアプリは以下のとおりです。

・honto(上記サイトhontoのコンテンツ用ビューア)

・ebiReaderHD(ebookJapanのコンテンツ用ビューア)

・手塚治虫マガジン倶楽部専用ビューア(比較参考)

・Kindle(比較参考)

※ココログにアップロードできるサイズ制限まで落としてあるので画質の差は判りにくいかもしれませんが、クリックして原寸大でご覧ください。


まず、hontoの『アドルフに告ぐ』第1巻お試しデータから。

Tezuka_honto_r

iPadを横置き(見開き)にすれば何とか見られますが、このように縦置き(単ページ)にすると、ふきだしの活字も絵も粗くて、読み続ける気になれません。

iPadだと横置きでほぼコミックサイズになるのでその状態での閲覧が前提なのかもしれませんが、だからといって縦置きにしたときの画質を無視していいわけはありません。


次は、ebookJapanで同じ『アドルフに告ぐ』第1巻の立ち読みデータです。

Tezuka_ebook_r

画質はほとんど同じです。


もしかすると、お試し/立ち読みデータはわざと画質を落としてあるのかもしれないので、念のため、第1巻だけ購入ダウンロードしてみました。わざわざこの検証のためだけにw

hontoのほうは「セット購入のみ」という意地悪い設定になっていたので、購入したのはeBookJapan版。


Tezuka_ebook_paid_r

上のとまったく変わりません。

hontoとebookJapanでは、どうやら元のスキャンデータが同じようです。


参考として、月額1,080円で同じ全集400巻が読める、

手塚治虫マガジン倶楽部

※サイトを開くと音声が出ます、ご注意ください(右下のFlash画面で音声オフ)

でも同じページを表示してみました(これも専用のiOSアプリがあります)。

Tezuka_tezukamagazine_r

こちらはだいぶマシで、絵も活字も十分に鑑賞に堪えます。

ただし、こちらはiOSアプリに欠陥があって、横置きにしてみると、こんな風になってしまいます。

Tezuka_tezukamagazineyoko_r

活字の書籍だったら、「読めればそれでいい」かもしれませんが、漫画はそういうものではないはず。電子書籍の大手と言って言いこの2つのサイトがこんな状態では、心底ガッカリです。

09:23 午後 iPad, アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0)

はてなブックマークに追加

2014.12.15

# 2つのジョブズまんが

スティーブ・ジョブズを主人公としたマンガが、2つ連載中です。

先行したのは、ヤマザキマリの『スティーブ・ジョブズ』。

この表紙とタイトルでわかるように、ウォルター・アイザックソン著の"公式"伝記本をベースにした"公式伝記マンガ"であり、1巻の後書き巻末には「編集協力」として訳者の名前もあがっています。

こちらは、最新の第3巻が出たばかりです。

かたや、今年になって連載が始まり、第1巻が出たばかりの後発作品がこちら。

タイトルからもわかるとおり、こちらはジョブズだけでなくウォズニアックもほぼ等しい比重で登場します。

ヤマザキマリ版のほう、1巻はおもしろく読みましたが、2、3巻と進むにつれて、作者の真面目さがちょっと裏目に出てるんじゃないかな... という気がしています。

『テルマエ・ロマエ』では、主人公のルシウスもやはり友人に心配されるほど真面目で実直でしたが、そのクソ真面目さにかわいげがあり、真面目さゆえに巻き起こるドタバタがうまくコメディー要素になって成功しました。極論すれば、シリアスな絵でギャグをやって成功した作品でした。

ところが、ジョブズにはルシウスのようなかわいげが微塵もないし、ギャグの入る余地もまったくない。真面目な作者が真面目に話を展開しているので、そこんところは原作の雰囲気が伝わっていると言えば言える。でも、マンガとして読んでいて面白いかというと、それはまったく別の話なわけです。


一方の『スティーブズ』。こちらのほうがずっと「マンガらしい」作品です。ウォズニアックのセリフで、文末になんでも「~ダ」が付くところなど、ファンにとっては気になるところもありそうですが、少なくともテックギークな層には、こちらのほうが受けそうです。

なにしろ、巻頭すぐに登場するウォズの最初のセリフが

「♪フリップ、フロップ」

だし、DRAMを手に入れるくだりとか、テック系のネタはこちらのほうがずっと詳しいし、おもしろい。ポール・テレルやマイク・マークラのキャラクターも、実物との解離はともかく、マンガとして読んでいて楽しい。ただし、ロン・ウェインが女性になってたりと、マンガ的な暴走はあるので、その辺はマンガコードとして読む必要があります。

第1巻のラストに登場する"ガキんちょ"もなかなかいい。こいつの今後にも注目です。

09:12 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (2)

はてなブックマークに追加

2014.06.03

# 今月の水木さん(水木しげる漫画大全集 2014/6)

(注:書いたのは6/15ですが、6/3付に変えました)

1月の第8回配本でシリーズをスタートしましたが、ちっとも続行できていませんでした。

ぼちぼちと...

第13回(2014/6/3)配本

『沖田総司 他 付四コマ漫画』


『神秘家列伝(下)』



表題作である『沖田総司』。

黒鉄ヒロシの『新撰組』には残念ながらはるかに及びませんが、いつもながら不思議な迫力は満点。

新撰組ものとしては珍しく下ネタが頻出するところも水木さんならではで、その下ネタも含めて、全編が

"ギクシャクした"喜劇性

にあふれています。原田左之助と沖田が餅を食うくだりなんか、たまりません。

そもそも新撰組という物語は、時代が生んだペーソスでありながら、どこかドタバタ喜劇の要素がありますよね。その感じが本作には実によく出ています。

巻末の解説は、いしいひさいち。これも見事にはまっています。


『神秘家列伝(下)』は、同名シリーズの最終巻。

今回の1本目を飾る「仙台四郎」、これ、水木しげるの数ある作品の中でも屈指の1本です。水木リリシズムが遺憾なく発揮されていて、他のどんな作家にもない至福の読後感を味わうことができます。

ちなみに、「神秘家列伝」は季刊誌「怪」に連載されていたシリーズで、この辺が今回の監修である京極夏彦との接点でもあったわけです。

巻末の解説は、玄侑宗久。

08:08 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0)

はてなブックマークに追加

2014.03.30

# 『乙嫁語り』のこと

このマンガのこと、書こう書こうと思っているうちに、なんと今年のマンガ大賞を受賞してしまいました。


リンク:マンガ大賞2014


これ、ある人に薦められて、というかその人の部屋で見かけて読み始めたのですが、第1巻、始まって早々に出てくるウサギ狩りの何コマかで、もう私の中では名作決定でした。


でも、個人的にもっと引き込まれたのは、実は第二話(単行本だと43ページから)です。


主人公一家(4世代の大家族)の最年少である男の子が、近所に住む、えーと、ああいう人の職業は何と言うのでしょうか。建具とか欄間に彫刻する人のこと。日本なら「建具師」かもしれませんが、この人は柱とか肘木とか梁とか、何でも作るっぽいのですが、とにかくその人が彫り物をしている様子を、4~5歳くらいの男の子がじーっと見てるんですよ。

特に圧巻なのは、単行本の54ページから59ページ。

ただただ、彫り上がっていく美しい模様と、職人の手先、それを見つめる男の子だけが台詞もなく描かれている。

その描き込み方が素晴らしいという以上に、実は自分の子どもの頃の記憶がよみがえりました。


近所に、そういう彫り物をする建具師さんが住んでたんですよ。で、私も子どもの頃(この作品中よりもう少し大きかったのですが)、毎日とは言わないものの、たびたびお邪魔してはじーっとその様子を眺めてました。とても美しい、不思議なものが目の前で出来上がっていく---いいものを見られたなあ、と今でも思います。


その直後、家の作り方を説明する職人の台詞が、またいい。
(以下、引用中の改行は原文ママ)


まずこうやって
石を並べるだろ

石の上に
柱を立てる

柱の上に
肘木を
乗っけて……

肘木ってのァ
ここに付けんだ

柱の間に
扉を立てる

どっちに開くか
間違えねえ
ようにな

壁には
石とかレンガを
積む

ついでに
あれも一緒に
積んでおく

ここが
窓になる

肘木の上に
梁をかけて

2階を
作ったら

回廊に
手すりを
つける

落ちない
ようにな

(1コマだけ男の子との会話入る)

あとは
根太を回して
床板張って

天井
かけたら

そっからさきは
嫁さんたちに
任しておけば
いい

床にじゅうたん
敷いて

壁掛け
かけて

そうすりゃ
1軒
出来上がりだ

中庭には
ぶどうでも
植えるといいな


…… とても美しい、「人の生活」だと思いません?


ほかにも、この作品、素晴らしい要素がいろいろあるのですが、こんな話があるかと、たとえば市場で買い食いするだけで丸一話とってたりするところも圧倒的です。

電子版も出ていますが、やはり書籍版がお薦めです。

10:03 午前 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2014.01.06

# 今月の水木さん(水木しげる漫画大全集 2014/1)

京極夏彦監修でスタートした「水木しげる漫画大全集」。

刊行は昨年の6月に始まっていたので、もっと早くエントリにしたかったのですが、遅ればせながら第8回配本に当たる今月の刊行作品から紹介していこうと思います。過去の配本分については、おいおい遡及した日付でアップしていく予定です。

第8回(2014/1/3)配本

『フーシギくん他』

『猫楠他』



『フーシギくん他』は、いずれも初出誌が「テレビマガジン」(講談社)や小学館の学習雑誌(小学一年生など)ということもあって、非常に貴重な作品ばかりです。

表題作や『おばけのムーラちゃん』などは、子ども向けでほのぼのしているという程度ですが、オールカラーで収録された「ようかい百ものがたり」(小学一年生、1994年)などは、雑誌掲載以来初めての刊行というお宝と言えます。

そして、予想以上の拾いものが「日本むかし話」シリーズ(小学六年生、1980~81年)でした。なんと、松谷みよ子の文章に水木しげるの絵が付いています。どの絵も、芸術的な水木流の点描。これも、今回収録されてようやく日の目を見たというレアものです。

松谷みよ子の文章って、あらためて素晴らしい。

巻末の解説は、魔夜峰央。


『猫楠他』は、『猫楠』をはじめとして、まるごと一本が南方熊楠。

素材がそもそも怪人。それを稀代の変人・水木さんが描くのだから、怪作にならないわけがありません。かなりクセはあり、特に下ネタは多いのでご注意ください。

以前出ていた『猫楠』の単行本は上下巻だったので、全集版はこの値段でもだいぶお得です。もちろん、単行本のときのカラー表紙もちゃんと収録されています。そういう「資料としてのマニアックさ」が、この大全集のウリのひとつでもあります。

巻末の解説は、中沢新一。

03:04 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2013.08.13

# ヤマザキマリの『スティーブ・ジョブズ』

今年の春頃だったと思いますが、ヤマザキマリがジョブズの伝記を漫画化するらしいと聞き、その噂が事実と確認されただけでも驚いたのに、掲載誌が「Kiss」ということでさらに仰天。

たまたま、その辺の事情に詳しい中の人に経緯を聞ける機会があって、いくぶん納得はしていたのですが、実際の出来を見るまでは、かなり不安がありました。かといって、「Kiss」を買うのも何だったので、コミックスの第1巻が刊行されてようやく実物を読みました。


第1巻は、ジョブズがアジアを放浪するまで(別にネタばれにはならないよね?)。若い時代を描いているせいもあってか、今のところ成功している感じです。

マンガ的な演出は控え目で、原作の文章によく似た、淡々とした「語り」になっているところが高得点です。

ヤマザキマリって、けっこうストイックなんですよね。このまま、うまく進んでくれるといいなぁ。


「Kiss」連載というのは、単行本になってしまえば特に問題なしですが、帯に「オトナ女子キュンキュン フェア」などと書かれたハートマークが付いてるのは、まー何と言いましょうか、その......

巻末に、「編集協力:井口耕二」と書いてありましたが、Buckeyeさんのとこに、相談とか質問とか来たのかな?

03:25 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2012.05.01

# 『テルマエ・ロマエ』映画版

★★★☆☆

封切り翌日の29日、映画版『テルマエ・ロマエ』を観てきました。

以下の数行、軽いネタばれが入っています。見たい方は範囲選択して反転でどうぞ。

前半は原作数話分のダイジェスト、後半は映画オリジナルストーリー。前半はツメコミ感があるし、後半は頑張ってるとは思うけどやっぱりなぁ的展開。割り切ればそれも楽しめるし、セットや小道具はもちろん楽しい。「お風呂文化を楽しむテーマパーク映画」と思えば悪くない出来でしょう。

そんなわけで、今さらですけど、原作コミックはこちら。

このシリーズだけでなく、ヤマザキマリの家族を描いたエッセイ風漫画もけっこう楽しい。

日本人が古代ローマ人を演じるわけですが、実は日本人以外もたくさんキャスティングされていて、その分のせりふは吹き替えになっています。これが実にうまくはたらいていて、阿部寛や市村正親が、もともと濃い顔という以上に日本人に見えないという効果を上げていました。むしろ、現代の日本人以外はぜんぶ吹き替えに聞こえるくらいでした。


映像で初めて見た上戸彩はそれほど邪魔にならなかったし、日本人の中でよくこれだけ「濃い顔」と「平たい顔」を揃えたねーという点でキャスティングはおおむね正解。ただし、竹内力だけは変に浮いてますね。

「濃い顔」の中では、ケイオニウス役の北村一輝が面白かったなぁ。『ゴジラ FINAL WARS』の悪役とかね、変な使い方するといい感じ。

それから、『のだめカンタービレ』の映画版って、実はテレビスポットなどでしか見てないのですが、今回ときどき出てきた「映画におけるギャグマンガ的描写」を見て、あぁそーいえば監督が同じだったのだな、と思い出しました。「のだめ」のファンの方には申し訳ないのですが、私、あの表現手法、ちょっと苦手です。


さて、実はこの映画版、最初はあまり観にいくつもりなかったのですが、テレビドラマ『ROME』と同じセットを借りて撮影した、という話を聞いて観にいく気になりました。

実はちょうど今、この『ROME』を見ているところなのです。WOWOWで放映したとき(5年くらい前)見そこねたのですが、最近になって家内が安いDVDボックスを見つけたので、第1部の終わりまで見たあたりでした。

このドラマの記憶があるうちに映画『テルマエ・ロマエ』を見ると、その分はさらに楽しめます。

このドラマの、あのシーンが、映画のあんなところに。

06:05 午前 アニメ・コミック・サブカル, 映画・テレビ | | コメント (2) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2012.03.22

# 訃報 - 石黒昇

リンク: 朝日新聞デジタル:アニメ監督の石黒昇さん死去 「宇宙戦艦ヤマト」演出

経歴として筆頭にあがるのはヤマトでしょうが、やはり私としては、このシリーズをいちおう最後まで一定のクォリティで完成させてくれた功労者と言いたいところです。

今頃はきっと、どこか遠くの宇宙で、故・富山敬とイスカンダルやイゼルローン要塞の思い出を熱く語り合っていることでしょう。謹んでご冥福をお祈りいたします。

01:16 午前 アニメ・コミック・サブカル, 社会・ニュース | | コメント (1) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2011.08.14

# 『海街diary 4 帰れないふたり』

「海街diary」シリーズの第 4 巻が出ました。

月刊誌に、しかも不定期連載なので、コミックスは 1 年半に 1 冊くらいしか出ません。待ちに待った新刊でしたが、今回もその期待を裏切られることはありませんでした。あいかわらず、ため息のでるような素晴らしい人物描写と心理描写。漫画という表現方法の特性を最大限に活かした、リリカルとコミカルの絶妙なコンビネーション。

漫画史上に残る最高傑作です。

(以下、軽くネタバレ含みます)

ストーリー全体は、やはり末っ子・すずを中心に展開しますが、今回はそのボーイフレンド未満である風太の存在感もかなり大きくなってきます。そのせいかどうか、キャラがときどき、若い頃のケン・クロサキみたいになっているのはご愛敬。

収録 2 作目「ヒマラヤの鶴」では、三女・千佳が勤めるスポーツ用品店の店主(千佳の BF でもある)が、絵柄に似合わぬ感動的な山男エピソードを披露してくれます。

千佳「……その話 はじめて聞きました」
店主「そりゃそーだ はじめて話すんだもん」

という台詞の軽やかさも見逃せません。


収録 4 作目「おいしいごはん」には、2 軒の飲食店が登場します。その名も「海猫食堂」と「山猫亭」。この山猫亭のマスターという初登場の(準レギュラーになりそうな)キャラクタがまた素敵です。しらす、食べたいなぁ。

さて、本作は、中心となる舞台が鎌倉です。こんな便乗本も出ているくらい。

それはもちろん知っていたのですが、今回の「ヒマラヤの鶴」では、扉絵にびっくり。

Umimachi4_2

この場所、1 か月ほど前に家族で行ってきたばかりだったからです。その話は、次のエントリで。

01:40 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (2) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2011.05.01

# 『河童の三平 貸本まんが復刻版』

今まではけっこう高い復刻版しかなかった貸本版『河童の三平』が、お手頃価格の文庫で刊行されました。

全 8 集の貸本版が文庫 3 冊にまとめられ(上=1~3、中=4~5、下=6~8)、貸本各巻の冒頭にあたるカラーページも再現されています。

水木しげるの作品って、鬼太郎も悪魔くんも、そしてこの河童の三平も、貸本時代から始まって各種の雑誌連載など、とにかくいろんなバージョンが存在していて、徹底的なマニアというわけでもない私にはその全貌を把握することはとても難しいのですが、最近の水木ブームのおかげで、以前はかなり貴重だったバージョンも手軽に読めるようになったのは嬉しいかぎりです。

さて、『河童の三平』。テレビドラマはもちろん別物として、漫画のほうで私の記憶にあるのは、たぶん「ぼくら」版と「少年サンデー」版です。

河原三平とカッパが「二人一役」生活を始める経緯、愛すべきキャラクターであるサラリーマン "死神" やとたぬき、おじいさんとの生活とおじいさんの死、水泳大会の顛末、失踪していた父の帰還と父が連れ帰った小人たち。私が知っているのはだいたいそこまでですが、中身はけっこう細かいところまで覚えていました。たとえば、

110501_kappa

こんな、しょーもないコマのせりふとか。

でも、貸本版の第 6 集以降に当たる内容は、たぶん今回が初読のようです。第 6 集は、かろうじてそれまでのストーリーとの整合性があるのですが、第 7 巻になると物語としてはやや破綻が見られます。詳しくは書きませんが、まるでつげ義春ワールドみたいな部分があります。最終巻も、明らかに無理矢理終わらせた感がありますが、終盤には水木しげる的叙情感がたっぷり漂っています。

11:40 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2011.04.21

# 訃報 - 出崎統

昨年あたりから、アニメ関係の訃報が多いなぁ。

リンク: アニメ監督、出崎統さん死去 「あしたのジョー」「ガンバの冒険」 : J-CASTニュース

いちばん有名なのはやはり『あしたのジョー』だと思いますが、私はやはりこれ。

個人的には、テレビアニメのオールタイムベスト 10 に入る作品です。

謹んで、監督のご冥福をお祈りいたします。

09:20 午前 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2011.03.28

# 一人残ったコダマ

クリエイターとしての評価は別にして、宮崎駿の自然観と文明観に私はやはり共感する。

リンク: asahi.com(朝日新聞社):宮崎駿監督「絶望する必要ない」 大震災への思い語る - マンガ+ - 映画・音楽・芸能

「残念なことに、私たちの文明はこの試練に耐えられない。これからどんな文明を作っていくのか、模索を始めなければならないと思う。誰のせいだと言う前に、謙虚な気持ちでこの事態に向き合わねばならない」と述べた。
 また、「僕たちの島は繰り返し地震と台風と津波に襲われてきた。しかし、豊かな自然に恵まれている。多くの困難や苦しみがあっても、より美しい島にしていく努力をするかいがあると思っている。いま、あまりりっぱなことを言いたくはないが、僕たちは絶望する必要はない」と語った。

この記事を見て私が連想したのは、『もののけ姫』(1997年)のラストで、最後に一人残されたコダマの姿だ。

110328

銃で頭を撃ち抜かたシシガミの大崩壊によって、シシガミの森は一瞬で滅びる。森の精である無数のコダマたちも、ともに朽ちていく。やがてシシガミの森には緑がよみがえり、人々は再起と復興を誓う。けれど、ラストシーンに写されるのは、森に佇むたった一人のコダマの姿......。

元どおりの自然がよみがえったように見えても、豊かさと厳しさを備えたかつての森は、実は二度と戻ってこない。それでも、人はその自然に依存しながら生きていく。

あのコダマは、そんな仮の再生を果たした森に残った最後の一人なのか、それとも仲間は少しずつ森に帰ってくるのか。最後に響くコダマの音は、寂しげにも嬉しげにも聞こえる。

11:54 午後 アニメ・コミック・サブカル, 社会・ニュース | | コメント (3) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2010.12.10

# eBook Japan、一歩前進したけど

今までにも何度か書いているように、電子書籍サイトとして大手であるはずの eBook Japan でさえ、iPad 対応を謳っていながら、その実、公開しているリーダーアプリ(ebiReader)はユニバーサル仕様でなく iPhone アプリを 2 倍拡大するだけ、というお粗末な状態が続いていましたが、一昨日(12/8)、ようやく iPad 専用アプリである ebiReaderHD が公開されました。

リンク: iTunes App Store で見つかる iPad 対応 ebiReaderHD

よーし、それならいよいよ

手塚作品全 382 巻、大人買いだぁ

と思ったのですが、どうもまだまだ、やってくれることが中途半端なようでした。

念のために、今までの iPhone/iPad アプリ版と、iPad 専用版で、同じ立ち読み版データを比較してみました。

【iPad 専用版 - 『ブッダ』第1巻より】
Hdbh

【iPhone/iPad 版 - 同】
Normalbh

一見してわかるように、iPad 専用版のほうがページ分の画面が広くなっています。このスクリーンショットのように横置きにするとコミック本サイズと文庫漫画サイズの中間くらい、縦置きにすると 1 ページあたりはコミック本サイズより大きくなります。

でも、このスクリーンショットでは判りにくいかもしれませんが、iPad 専用版のほうが絵が荒くなっているようでした。どうも、同じ解像度の画像を iPad 用と称して大きくしているだけ。

ちなみに、こちらのページに iPad 対応の案内があるのですが、

リンク: ニュースリリース - 電子書籍はeBookJapan : iPad用ブックリーダー『ebiReaderHD』をリリース

なお、現在iPadでお楽しみ頂ける人気作品は以下の通りです。11月26日には小学館提供の有力作品が1,000冊以上追加され、ますます充実しております。eBookJapanでは今後もiPadで読める電子書籍の拡充に努めて参ります。

「iPadでお楽しみ頂ける」って言い方が曖昧すぎてよくわかんない。

書籍データのほうも順次 iPad 対応化が進んでいる(解像度が高くなる?)、という風に読めるわけですが、だとすれば、対応していないデータは上のサンプルのようにただ表示が広くなるだけのようです。

このページのリストには『火の鳥』が入っていますが、その販売ページに行っても、「HD 対応」と明示されているわけではありませんでした。立ち読みデータも、上のサンプルと同じレベルです。

だいたい、手塚治虫全集はいちど DVD-ROM 版が出ていて(今は絶版)、PDF データはとっくにあるわけなんですが --- 当時はそんな大人買いできませんでした --- どうしてそういうものをもっと有効に活用しないんでしょうね。ナゾです。

05:04 午後 iPad, アニメ・コミック・サブカル, パソコン・インターネット | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2010.11.30

# 訃報 - 飯田馬之介

今年はアニメ関係のクリエーターの訃報が特に多いような気がしますよねー。

しかも、この人の場合、私とまったく同い年だし、死因は癌だし...。

ファーストを除けば、実はシリーズでいちばんこれが好きだったりします。 ビッグオーとか、いいお仕事しましたね。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

07:39 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (2) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

# 過保護商法の行く末

日本における電子書籍マーケットは、おおかたの予想どおり遅々とした歩みを見せていますが、音楽配信マーケットでも、たとえばリッスンジャパンとかどうなんだろうと思います。

『マイティジャック』とか『キャプテンウルトラ』のような、ちょっとマイナーな昔テレビ番組の主題歌は、iTunes や Amazon のような大きいところでは配信してなくて、私の知る限りではリッスンジャパンの WMA ファイルしかありません。しかも、当然のように保護がかかっていて iPod に取り込むことはできません。

ちょっと脱線しますが、私の人生における三大飛行メカは、

- ウルトラホーク 1 号
- ムーンライトSY3 号
- エンタープライズ号 D 型(NCC-1701-D)

なので(このブログでも以前に書いたような気がするのですが、まだみたいでした)、ぜひ覚えてほしいのですが、マイティジャック号も、次点につけるくらい好きです。

さて、保護付き wma ファイルってのは、PC 上では Windows Media Player でしか再生できないし(フリーウェアはあるのかもしれないけど)、携帯音楽プレイヤーも iPod は対象外という、なんとも不自由なフォーマットです。

そういう配信ファイルをダウンロードしてしまったユーザーである私は、たぶんもう二度とリッスンジャパンから楽曲を購入しようとは思わないでしょう。で、その代わりに結局は、 YouTube 上で少しでも音質のいいファイルを探したりしちゃうわけです。


(これよりもっといいのがありましたが、埋め込みできませんでした)

以前書いた話(# Webマーケティングのささやかな成功例)とはまったく正反対。

こんな風に潜在顧客をどんどん逃しているということに、いつまでも過保護商売を続ける国内企業は、はたして気づいているんでしょうか。

01:40 午前 アニメ・コミック・サブカル, 映画・テレビ | | コメント (4) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2010.11.08

# 見れる、見られる

ら抜き言葉、をマジメに論考するわけではもちろんなく、面白いところで見つけたよという話です。

講談社漫画文庫から、少年マガジン連載版の『ゲゲゲの鬼太郎』(全5巻)が出ています。

連載当時の紙面がそのまま収録されているので、扉ページや最終ページの枠外の文字や、当時の広告までそのまんま掲載されています。

これが、記念すべき連載第1回「手」の見開き巻頭ページの右半分。

101108_gegege_1

枠外右に、「ほかでは、ぜったい、見られない怪奇まんがの決定版!」と書かれています。これが、「吸血木」という回から、扉絵の上に定着します。

101108_gegege_2

「ほかではぜったい見られない、怪奇まんがの決定版!」(読点の打ち方も変わる)

ちなみにここに出てきている妖怪は「のびあがり」。目玉おやじのご先祖でも、西洋妖怪の親玉バックベアードでもありません。

これが、吸血鬼エリート編の第2回で、こうなってしまいました。

101108_gegege_3

「ほかではぜったい見れない怪奇と幻想の異色まんが!」

テンプレートで毎回使い回しかと思ったら、編集さんがちょっとずつ書き換えていたらしく、このときは偶々ら抜き言葉が入ってしまったようです。そして、これをやらかしてしまった若手編集者にお叱りが飛んだのかどうか、次の会でまた直っています。

101108_gegege_4

「ほかではぜったい見られない怪奇と幻想の異色まんが!」

まあ、どうでもいいような話なんですけど、昭和40年代というけっこう古い時代の資料としてあげておきました。

水木しげると言えば、ドラマ『ゲゲゲの女房』は翻訳者さんの間でもだいぶ評判がよかったそうで、私は未見ですが、映画版の予告編はかなりそそられます。

04:51 午後 翻訳・英語・ことば, アニメ・コミック・サブカル | | コメント (6) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2010.11.07

# こんなことがあろうとは、Part2

リンク: 「ヤマト」プロデューサー転落死 小笠原、停泊中の船から - 47NEWS(よんななニュース)

7日午後0時35分ごろ、小笠原諸島(東京都小笠原村)の父島の二見港で、停泊中の船「YAMATO」(485トン、9人乗り組み)から東京都港区、映画プロデューサー西崎義展(本名弘文)さん(75)が海中に転落、通報を受けた小笠原海上保安署の監視取締船が約20分後に救助したが、間もなく死亡した。

いよいよ実写版の公開も間近というのに、ビックリしました。

まあ、YAMATO の近くでお亡くなりになったというのが、ご本人にはせめてもの救いでしょうか。

故人のご冥福をお祈りし、礼砲をお届けします。

11:13 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (3) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2010.10.29

# 銀英伝キャスト一覧 - アニメ版知ってる人なら笑える

ネタ元: 【2ch】ニュー速クオリティ:ヤン・ウェンリーは過大評価されすぎ、結局こいつのせいでどれだけ流血が増えたことやら

ここに貼ってあった画像、すでに有名だったそうですが、不覚にも知りませんでした。大受け。
(拡大してご覧ください)

101029_ginei

「銀河の歴史がまた1ページ」w

03:29 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2010.10.11

# 「まがいの器」 - 水木由真

前のエントリで取り上げた iPad 版「ガロ」 2.0でいちばんの収穫だった作品です。

101011_jikudo

漫画って、人気が出てくるとある時期から劣化が始まることも少なくありませんよね。

むしろ、まだまだ未完成な頃のほうが絵にもストーリーにも "勢い" があるし、将来に対する期待感も持てて、そういう時期の漫画家さんを見つけると、漫画読みとしてこのうえなくラッキーと感じます。

同人誌としてすでに発表、発売されている短編集、

リンク: 慈空堂へおいで(1) - 慈空堂 | アリスブックス

の第1話です。

描線の使い方や墨の濃淡に不思議なやさしさを感じる、私としては非常に好みの絵柄です。コマやネームも、今回の連載作品のなかでは群を抜いていたと思います。

iPad 版の「ガロ」に第2話以降も載るそうですが、予定としては季刊ペースらしいので、待てずに同人誌を買ってしまいそう。

【以下、ややネタバレ含みます】
扉の次に、いきなり陶淵明の漢詩が現れます。作品の内容にも関係する漢詩ですが、このセンスがなかなかナイスです。

主人公のしゃべり方が面白かったので、作者のブログ(慈空堂◆GARAKUTAブログ)でそうコメントしたら、ちゃんと理由があるとのお返事をいただきました。

01:13 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

# iPad -「ガロ」 2.0

惜しくも休刊してしまった漫画雑誌「ガロ」が、iPad 向け電子書籍として復活しました……

リンク: iTunes App Store で見つかる iPad 対応 ガロ Ver2.01

……と期待して購入したら、往年のガロを知っている人の10人中13人くらいは「裏切られた~!」とiPadを壁に投げつけることでしょう。

※本筋と関係ありませんけど、電子書籍の最大の欠点は「つまらない本を読んだとき、壁に投げつけられないこと」ですねw ※

App Store のレビューでも評価はかなり悪いですし、私もダウンロードして最初のページを開いたときはかなり絶句しました。なにしろ、最初の見開きがこうで、どう見ても今風の同人誌レベルです(実際、いくつかは同人誌で既刊のものもある模様)。

Ipad_101011_garo

でも、ひととおり読んでみると、そこはやはり青林堂、絵柄から受けるイメージより中身はしっかりしていました。ネームなどにちょっと未完成なところもありますが、一般の商業誌に惰性で連載し続けているような作品に比べれば、今後どう化けるかという期待も含めて、よほど好感が持てました。

そのなかでいちばん気に入った作品については、次のエントリで取り上げます。


12:00 午後 iPad, アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2010.08.22

# はやぶさ本 2 冊到着

Amazon から本日到着。

1 冊目はもちろんこれ。

同じ山根一眞氏の『メタルカラーの時代』はとても面白かったので、きっとハズレではないでしょう。

そしてもう 1 冊。

いや、表紙は気にしないでくださいw

「とりから往復書簡」の最終回も載ってるのですが、「はやぶさ帰還記念読本」と題した別冊付録(← この響きもなにやら懐かしいですが)が目当てです。3 編あるうちの「トラブル編」をとり・みきが描いてます。

01:58 午後 アニメ・コミック・サブカル, 書籍・雑誌 | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2010.08.11

# オズワルド x 2

もちろん偶然なんですが、ここ数日で立て続けに「オズワルド」の名を目にしました。

JFK 暗殺の実行犯ということになっている、この人です。
リンク: リー・ハーヴェイ・オズワルド(Lee Harvey Oswald)

以下、映画と漫画に関するごく軽いネタバレが含まれていますのでご注意ください。








最初は、先日観た映画『ソルト』のなかで、旧ソ連時代の陰謀説のひとつとして登場。

次は、先月買ってまだ読んでいなかった『BILLY BAT』の第 4 巻。

この巻の中心人物としてオズワルドが登場し、次巻に話が続いています。

私はもちろん彼についてほとんど何も知らなかったわけですが、ロシアで結婚したマリーナという女性とともにアメリカに戻った一時期(この奥さん、Wikipedia で見ても相当の美人さんですね。浦沢直樹の絵も、このショットを参考にしている模様です)、ニュージャージー州のホボーケン(Hoboken)というところに住んでいたんだそうです(上記コミックの p.57 より)。

んで、この Hoboken という地名だけが、私の記憶にはあったんでした。こんな歌詞として ---

♪His cover was broken somewhere In Hoboken - the man said his Case was lost.

Slap Happy というグループの Casablanca Moon という歌の一節です。ジャンルは、アバンギャルドロックあるいはプログレッシブポップあたりという位置づけ。You Tube に歌詞付きのムービーがありました。

映画『カサブランカ』のことを歌ったわけでは、たぶんありません(リックはレジスタンスのシンパではあっても、double agent じゃありませんし)。とは言いながら、この歌詞の背景などは調べられていないので、なんで Hoboken が出てくるのか、はたして Lee Harvey Oswald と関係があるのかどうかは判りません。

--------------------
ところでこの曲、それほどメジャーではないと思われるのですが、日本人によるカバーもあったんですね。

戸川純というのは、いかにもですが(YouTube にありますが、あまり面白くない)、なんと加藤登紀子も歌ったことがあるという......そっちはちょっと聞いてみたくあります。

10:13 午後 アニメ・コミック・サブカル, 映画・テレビ | | コメント (6) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2010.07.29

# 『電脳なをさん Ver.1.0』、やっと買えたよ

『電脳なをさん Ver.1.0』、ようやく入手。

以前、とり・みきの『ロボ道楽の逆襲』を市内の書店では入手できず Amazon で購入したことがありましたが、今回もやはり市内では 1 冊も見かけず、昨日たまたま高田馬場へ行く用事があったので、芳林堂でようやく手に入れた次第。

61wo9qxjncl_sl500_aa300_
電脳なをさん Ver.1.0 (電撃コミックス EX)

週アスの特集ページ: 『電脳なをさんVer.1.0』で見るアップル+アルファ史 その1

ご本人のブログのエントリ: からまんブログ:週刊アスキー+で『電脳なをさんVer.1.0』をピックアップ!

Amazon ではまだ 105 位くらいだけど、なんたって、あの小飼弾氏だって書評しちゃっているのだ。まだまだ売れるに違いない。

リンク: 404 Blog Not Found:電脳でも読みたいよう - 画評 - 電脳なをさん Ver.1.0

なお、このエントリはもちろん、大量の未収録分を Ver 0.9 とか 0.8 でぜひ単行本化してほしいよキャンペーンの一環であり、電脳なをさん電子書籍版を読みたい同好会としての運動です。

ちなみに、この本と一緒に上野顕太郎の新刊『さよならもいわずに』も買いました。こちらについてはコメントを控えたいと思いますが、「ウエケンのファンをやっててよかった」と。

11:41 午前 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2010.07.25

# 手塚治虫、アニメーションへの片思い

先日、side B の「♭本日の日本(7/17)」で、『ブッダ』映画化というニュースを取り上げ、「手塚作品のアニメ化はもう永遠にやめたらいいのに」と書きました。

どこかの誰かが似たようなことを言っているかもしれませんが、手塚治虫という人は、アニメーションという表現技法への憧憬を抱きつづけ、でも結局、後世に残るようなアニメ作品はほとんど 1 本も作れなかった、というのが私の持論です。

漫画の神様という尊称に恥じない輝かしい経歴と数々の名作を残しながら、その一方では自身が憧れた表現形態では凡庸かそれ以下の作品しか残せなかった、その一点だけはとても不幸だったような気がします。

手塚作品をアニメ化してもあまりおもしろくならないのはなぜか。理由は簡単。手塚漫画は 1 コマ 1 コマが動画のようなダイナミズムを内蔵しており、コマからコマへの連続性が映画的な流れを作り出しているからです。つまり、原作がほとんどアニメーションに等しい形で完成してしまっている。

読者の頭の中ですでに手塚の絵は動いているわけですから、単に原作の絵が動くという以上に、演出が斬新であるとか原作を超えるオリジナルストーリーが展開するとか、なんらか付加的な魅力が必要になります。

しかし、手塚自身が制作に携わったものもそうでないものも含めて、放映当時の話題性はともかく、今となっては見るに値するレベルの作品はほとんどない、と私は思っています。毎週放映という枠をはめてアニメーションの商業化に踏み出した『鉄腕アトム』は言うに及ばず、手法的にかなり意欲的だった『どろろ』でも、手塚治虫という存在の巨大さに比べれば、完成度のうえで残念なものばかりです。

『ある街角の物語』に始まり、『ジャンピング』や『おんぼろフィルム』へと続く、いわゆる実験アニメーションの系譜にしても、各時代の実験作としてそれなりに見るべきものはありますが、どれを見ても、ほかならぬ手塚自身が「私の作りたかったアニメーションは、こんなんじゃない!!」と切歯扼腕しているように感じられてしかたがありません。

「絵に命を吹き込んで思いのままに動かす」ということに憧れを、ほとんど幻想に近い夢を追い続け、ついにその思いを果たせなかった --- 手塚治虫にとって、アニメーションというのはそういう存在なんではないでしょうか。

なんでこんなことを書いたかというと、末の娘が最近ずーっと『ブラック・ジャック』を愛読しているので私も久しぶりにそれに付き合っているわけですが、今日たまたま「動けソロモン」という話を読んだからなんでした。

連載話数としては第 225 話、チャンピオン・コミックスでは第 21 巻に収録されているエピソードで、『フィルムは生きている』の宮本武蔵がアニメーターの卵として登場します(ライバルの佐々木小次郎ももちろん顔を出す)。

このアニメーターが、白いライオンのカットだけで 500 枚もの動画を描いてプロダクションに出社しますが、社長は「できるだけ動かんほうが安あがりなのだ」
「アニメは商売なのだ!!」
と言って取り合わない。もしかしたら、これと同じような会話がかつて手塚プロで展開したのかもしれません。

09:48 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (2) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2010.07.20

# 「とりから通信」 on Twitte、など

Twitter のリアルタイム性を利用して、私が敬愛してやまない漫画家さんお二人がこんな実験を始めました。

リンク: TORI MIKI'S BLOG: とりから最終回 on Twitter

リンク: からまんブログ:『とりから往復書簡』twitter連動企画!

「とりから通信」とは、「漫画界初の試み」と言われている往復書簡形式の漫画。月刊COMICリュウに連載され、単行本も 2 巻まで出ているという、奇跡的にお馬鹿な漫画です。

その最終回の分として二人の間を行き来する原稿を、Twitter 上で順次公開していこうというのがこの連動企画。旧メディアと電子メディアの新しい関係という点では、村上龍が電子書籍版を先行させて話題になっている『歌うクジラ』と同じくらい、あるいは私などにとってはそれ以上におもしろいアイデアであるわけでした。

ハッシュタグは #torikara。

Twitter のネタをもうひとつ。

少し前のことですが、「タイムラインが怒りで満ちている…!」と話題になったイラストがありました。

Twitter_oumu

素晴らしい才能です。

元ネタは、Twitter がビジーのとき表示されるこの絵。

Twitter_busy

最近では、「またクジラが出た」のように使われるほど、すっかりお馴染みになりました。

というくらい、最近は Twitter が渋滞していてタイムラインが正常に表示されないときが多いのでした。

09:27 午前 アニメ・コミック・サブカル, パソコン・インターネット | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2010.07.06

# iPad - 電子メディア関連で『電脳なをさん』

先日、Wi-Fi 向け限定で試験的に再開されたビューン、7/6 からは正式サービスになりました。ここから 1 か月間は引き続き無料サービス、その後有料になります。

各紙、各誌の掲載分量を先日リストにしましたが、サンデー毎日は今週号になったらいきなりページ数が大幅に減ってました(先週号は 52 ページ、今週は18 ページ)。各紙、各誌が今後どうなるのか、ひとまず 1 か月間見守ることにします。

さて、そのビューンで立ち読みした新聞・雑誌の紙媒体を買ったことはまだ一度もないと書きました。電子的なサンプルを見てから紙媒体を買った、今のところ唯一の例は 8/3号の「週刊アスキー 増刊」。

リンク: からまんブログ:『電脳なをさん』、週アスのiPad増刊に出張~!

こんな絵を見せられたら、そりゃ買うしかないではないですか :)

ということで、もひとつおまけにこれ。脱力注意。

リンク: 【実験企画】動画で楽しむ『電脳なをさん』

--------------------
ところで、ビューンですが、今ごろになって気づいた便利な機能があったので書きとめておきます(公式ページにも書いてありました)。

電子目次がある(雑誌のみ)
表紙から順にパラパラしていただけだったのですが、メニューバー(画面のどこかに触れると表示される)に目次があって、目的のページに移動できます。


バックナンバーがあった
同じくメニューバーから、バックナンバーも閲覧できました。今後はどのくらいが保存されるのか、公式ページにも書いてありませんでした。

【追記】
1日経ったら、先週と同じ分量になっていました。発売日とそれ以降で公開量を変えているのかもしれません。そーゆー戦略は OK だと思います。

03:37 午後 iPad, アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2010.06.26

# こんなことがあろうとは

リンク: ちびまる子の祖父の声優交代 青野武さん、体調不良で - 47NEWS(よんななニュース)

真田さーん......!
でも、中の人、もう 74 なんですねぇ。

青野さんは1995年から2代目として友蔵役を務めていたが、5月中旬に解離性動脈瘤で手術を受け、現在も入院中という。

そーいえば、初代の友蔵は古代なんだよね。

02:21 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (6) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2010.05.11

# とり・みきの「書店管理官」シリーズ

電子書籍元年、に本当になるのかどうか判りませんが、そんな今こそ読みたいこの 2 冊。

発行はどちらも 2002 年ですが、連載時期は『ダイホンヤ』が 1992~93 年。『ラスト・ブックマン』が 2000~01 年とかなり古い。

実は、Twitter で「モノとしての書籍がコレクターズアイテムになる日がくるのかも」みたいな話が出たので、この本のことを紹介していたら、なんと、とり氏ご本人に RT されたんでした。

なんとな嬉しかったので、宣伝も兼ねてのエントリー。

09:12 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (2) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2010.02.24

# 黒鉄ヒロシの『坂本龍馬』

漫画家としてメジャーなのかマイナーなのかいまひとつ判らない、少なくとも最近のテレビではロボコンのコメンテーターとして見かけることのほうが多い気もする黒鉄ヒロシ。その彼に、実は歴史モノの作品が多いことは、案外知られていないようです。

しばらく前にそのひとつ『新選組』を読んで、歴史的考察と筆力に圧倒されたのですが、昨日本屋さんに行ったら、こんなのもあったんでした。

今はちょうど、どこの本屋さんにも龍馬コーナーがありますが、この 1 冊を置いてあるところはもしかしたら少ないかも(武田鉄矢の本ならたいてい並んでるみたいですが)。

実は、黒鉄ヒロシ本人が土佐高知の出身です。だから、その分の思い入れは当然この作品にも表れているわけで、むしろそれがありすぎたせいで『新選組』に及ばなかったのかもしれません。

絵にも言葉遣いにもちょっと(いや、かなり)クセがあるので好みは分かれるでしょうが、独自の(贔屓目も含めた)歴史観・世界観と、黒鉄ヒロシ流ユーモアの融合、そしてそれを成り立たせている画力は見事です。

こらちが、姉妹編とも言うべき『新選組』です。

【追記】
エントリをアップしてから調べてみたら、「文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞」を受賞してるんですね。何だ、有名だったのか。

03:36 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (2) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2010.02.16

# 『海街diary 3 陽のあたる坂道』 - 夏目氏も絶賛

今月 10 日に第 3 巻が出ました。

夏目房之介氏も絶賛。
リンク: 吉田秋生『海街Diary3 陽のあたる坂道』小学館:夏目房之介の「で?」:ITmedia オルタナティブ・ブログ

氏の引用元はこちら。
リンク: 『海街diary 』を絶賛する: 漫棚通信ブログ版

夏目氏の絶賛しているくだりは、第 3 巻 pp.172-180。

★以下、ネタバレを含むと思われますので、画像の拡大はご注意ください。また、画像の勝手な引用があります。その筋からクレームが付くようでしたら画像は削除します。★

二人の会話と空間の描き方が実に素晴らしい。

特に以下の 2 ページは、視線の動きがあまりに見事で、吉田秋生の全作品を通じても屈指のシーケンスなのではないかと思います。

Umimach176

Umimach177

こういう巧みなシーンがありながらも、作品全体の印象は、漫棚通信さんも書いているようにあくまでも「さらっ」としています。

鎌倉を歩きたくなりました。

12:19 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (2) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2010.02.13

# 「少年チャンピオン」40周年

とり・みきのブログで見つけて思わず注文。Amazon から届いた荷物を見た家内には、「またしょーもないもの買って」と呆れられました。

もっとも、チャンピオンを毎週読んでいたのはごく一時期だけなので、半分以上は知らない作品ばかり。

私が知ってて今回も読んでみたのは、

鴨川つばめ「マカロニほうれん荘」(描き下ろしピンナップ)
手塚治虫「ブラック・ジャック~第1話オールカラー版~」
永井豪とダイナミックプロ「キューティーハニーVSあばしり一家」
水島新司「俵と白球~ドカベン スーパースターズ編・特別編~」
ジョージ秋山「花のよたろう」
山上たつひこ「がきデカ」
古賀新一「エコエコアザラク2009」
石井いさみ「750ライダー」
柳沢きみお「月とスッポン」
内崎まさとし「らんぽう」
小山田いく「すくらっぷ・ブック」
とり・みき「クルクルくりん featuring るんるんカンパニー」

※データはこちらからいただきました。
コミックナタリー - 巨匠の新作が目白押し。チャンピオン40周年記念本発売

私のいちばんの目的はこのリストの最後の 1 本だったわけですが、そのほかの作品のいくつかは、連載当時と比べて甚だしく劣化しているのが悲しい。

特に、永井豪(ダイナミックプロ)の最近の絵なんて目も当てられないくらいヒドいと思うんですが、ファンの方々の目にはどう映ってるんでしょうか。

08:15 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (5) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2010.02.08

# フラワーコミックスが2冊も :)

リンク: 小学館コミック -flowers-

今月10日には、愛読しているシリーズの新刊が 2 冊も出るのだった。嬉しい。

7seeds_17_2
7SEEDS 17 (フラワーCアルファ)

そして

Umimachi_03_2
海街diary  3 (flowers コミックス)


こーゆー楽しみがあると、お仕事にも精が出る、たぶん。

10:24 午前 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2010.01.18

# 鬼太郎の父たち......

まるで、先日亡くなった声優の田の中勇さんが、あの世から呼んだみたいです。

リンク: 東京新聞:声優の郷里大輔さん自殺か 「キン肉マン」のロビンマスク役:社会(TOKYO Web)

この方も、墓場鬼太郎(2008年のテレビアニメ)で鬼太郎の父(ただし生前の)を演じてます。

07:23 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (2) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2009.11.19

# 今市子、アルファ商法版

いくら尾白と尾黒の人気が高いからって、再編集版でこの値段はないよなぁ。

どこがこんなアルファ商法をやってるかというと、こんな記事も目についた、朝日新聞出版。

とうとう早期退職者の募集開始! "高給取り"朝日新聞が失墜してゆく - 日刊サイゾー

09:06 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2009.09.21

# マンガ周辺の大物ふたり、その後

16 日、18 日と相次いでマンガ周辺の大物ふたりを取り上げましたが、どちらも --- まったく別の形ながら --- 最悪の結果を迎えてしまいました。

リンク: 臼井儀人さん滑落死か?検視で歯型確認 - 芸能ニュース : nikkansports.com

リンク: 声優・神谷明:報酬で確執? コナンの毛利小五郎役解任(まんたんウェブ) - 毎日jp(毎日新聞)

臼井氏のほうは、地元が近いからというだけでなく、「ギャグ漫画家という生き方、死に方」を考えさせられ、なんともいたたまれません(単なる事故かもしれませんけど)。心よりご冥福をお祈り申し上げます。

--------------------
神谷明の話は、Google ニュース(日本語版)で検索したら、なぜか中国語サイトもたくさんヒットしました。

毛利小五郎配音神谷明 宣布不再出演《柯南》-搜狐娱乐

《名侦探柯南》声优神谷明宣布不再为毛利小五郎配音 - 天堂公园动漫网

10:25 午前 アニメ・コミック・サブカル, 社会・ニュース | | コメント (0) | トラックバック (1)

はてなブックマークに追加

2009.09.18

# 神谷明、フェードインじゃなくフェードアウト?!

少し前、Blogopolis で拙サイトを見てみたら、すぐお隣に声優・神谷明氏のブログを発見したばかりでしたが、なんと ---

リンク: 衝撃!「名探偵コナン」毛利小五郎が“解雇”(芸能) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース

“解雇”の理由については詳しく伝えられないとしながらも、「契約上の問題と、信・義・仁の問題」だという。

これほどの定番キャラが "大人の事情" で降板になるというのは、アニメ史上かなりの珍事。そのうち、真偽もろもろのイヤ~な話が漏れ聞こえてくることでしょう。

ご本人のブログはこちら。
リンク: 起きてからでは遅いので。|神谷明オフィシャルブログ「神谷明の屁の突っ張りはいらんですよ!!」Powered by Ameba

12:25 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (6) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2009.09.16

# ギャグ漫画家の失踪

リンク: クレヨンしんちゃんの作者が失踪、11日から - MSN産経ニュース

しばらく前からネットでは、原作が異常に暗い展開になってるとか、作者大丈夫かと言われていましたが......
ギャグ漫画家という生き方は、ほんとにしんどそうです。

【追記】
山で遭難、という線もあるようです。

07:58 午前 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (2) | トラックバック (1)

はてなブックマークに追加

2009.08.23

# 森脇真末味と XTC

XTC を聴くと、今でもときどき森脇真末味を思い出します。

今はもう漫画家として活動していないようなのですが、Wikipedia を見に行ったら、こんな誤植が。

Moriwaki_3

(おもしろいので編集修正せずにおいてあります)

ローマ字入力だと思うけど、PE と PO の打ち間違いなんて、あるんですねー。

10:45 午前 アニメ・コミック・サブカル, 音楽 | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2009.08.22

# Xbox 360 についての素晴らしい言い分

リンク: Xbox 360の故障発生率は54.2%、米ゲーム雑誌がアンケート調査 - Technobahn

参考の数値として、「PS3の故障発生率は10.6%、Wiiは6.8%」なのだそうで、さらには、

また、一度修理に出して再度、故障が発生した経験のある人は、Xbox 360で41.2%、PS3で14.7%、Wiiで11%と、Xbox 360の場合は一度修理に出しても再度、故障が起きる可能性が非常に高いことが判ったと述べている。

とか。問題は、この調査結果に対する Microsoft さんの言い分。

「マイクロソフトでは、Xbox 360は業界最良の保証を持つ最高のゲーム機であると考えております。マイクロソフトでは常に、ゲーム機本体のデザイン、製造工程、パフォーマンスの見直しを続け、潜在的にあらゆる問題が起こらないように厳密なテストを繰り返しています。その結果、Xbox 360は『もっとも遊ばれてるゲーム機』のタイトルを維持することができ、多数のゲーマーの方から圧倒的な支持を集めています。もし、Xbox 360に問題が起きた場合は、マイクロソフトにご連絡いただくか、www.xbox.com/supportのウエブサイトで問題の対処方法を参照することができます」

ほとんど、あるいはまったく根拠のない自画自賛を並べるのは、こういうときの常套手段ではありますが、それにしてもこの短い文章の中に、

「業界最良」
「最高のゲーム機」
「あらゆる問題が起こらないように」
「もっとも遊ばれてるゲーム機」
「圧倒的な支持」

と並べられては、別にアンチでなくとも白けてしまうでしょう。

ちなみに、その Microsoft さんによる翻訳スタイルガイドでは、

永久、永遠
完全、完璧
最高、最大級
世界一、第一位、トップをゆく

という "誇大表現" は避けるように指示されています。

そういえば、少し前に、「IT翻訳者の疑問」さんも、こんなエントリを書いていらっしゃいました。
リンク: 2009-08-11 - [Linguistic Reviewerの疑問]大げさな形容詞もきっちり訳出すべき?


11:55 午前 翻訳・英語・ことば, アニメ・コミック・サブカル | | コメント (2) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2009.07.01

# 西域篇が出ましたよ、『西遊妖猿伝 』

昨年の 10 月に「モーニング」で連載を再開した『西遊妖猿伝』。西域篇の最初となるその第 1 巻が発売されました。

最近、ネムキの連載などでは線がちょっと流れ気味になったなぁと思っていましたが、さすがに本作になると力の入り方が違うようです。第一部「大唐篇」とほぼ同じレベルの絵が再現されていて、これからも楽しみです。

01:30 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2009.06.29

# 比較画像いろいろ

ひとつ前のエントリで紹介したようなサイズ比較の画像、実はいろいろ出回っています。

わりと有名なのがこれ。2007年1月に、マスナガさんも取り上げてました(SF映画に出てくる巨大戦艦の大きさが一目で比較できる画像 - 頭ん中)。

※元画像は2000 x 2000 pixel あります。ご注意ください。
Comparison

この辺の SF シリーズ戦艦に、マクロスとかヱクセリヲンも並んでいる画像があったと記憶していたのですが、見つかりません。そのかわりに見つけたのが、これ。ガンダムシリーズの艦船。

Comparisonanimeship

こちら、ゴジラシリーズ。

※元画像は幅が 3333 pixel あります。
Comparisongodzilla

05:37 午後 アニメ・コミック・サブカル, 動画・画像 | | コメント (3) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

# マクロスを並べてみた

小飼弾さんの気持ちはよく判るんですが、この画像ではやっぱりよくわからない。

ネタ元: 404 Blog Not Found:ロボット身長比較表にマクロスを追加してみた

見せたかったのは、たぶんこういうことなのか、と。

Macross_2

処理としてはずっと雑ですけど、イメージは伝わりますよね(実はもう少し差がないといけないのですが)。

11:10 午前 アニメ・コミック・サブカル, 動画・画像 | | コメント (3) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2009.03.31

# 西スバル、東スバル

しばらく前から浴室の壁に日本地図と世界地図が貼ってありまして、ふと思いついて「都道府県名を五十音順にそらんじる」ということに挑戦しています。「とっとり」はたしかに漏れやすいんですよ......ごめんなさい、鳥取県のみなさん。

リンク: 時事ドットコム:「鳥取は島根の右側です!」=Tシャツで両県をPR鳥取〔地域〕

鳥取、島根両県を知名度アップを狙い、「鳥取は島根の右側です!」と印刷されたTシャツをグッズ販売会社「きさらぎ」(鳥取県米子市)が製作、鳥取県庁で披露された。2007年に島根県で「島根は鳥取の左側です!」というTシャツが販売されており、「鳥取版」として便乗し、PRの相乗効果を図る。

「鳥取は島根の右側です!」
「島根は鳥取の左側です!」

並べて書くと、ますます混乱します。

さて、今回のタイトルですけど、これは諸星大二郎の初期の傑作短編「遠い国から」に出てくる架空の地名です。

あるコマに「西スバル」という地名が登場し、そこに(注)と記されていますが、脚注には「東スバルの西にある星」としか書かれていません。さらにページを進むと今度は別のコマに「東スバル」が登場し、その脚注には当然のように「西スバルの東にある星」と説明されています。このナンセンスさが、諸星の独特の絵柄と合わせて何とも言えないセンスオブワンダーを醸し出していました。


ちなみに、この「遠い国から」が掲載されたのは「別冊奇想天外」という破天荒な雑誌の「SFマンガ大全集 PART 2」(1978年12月刊行)でしたが、同じ号に吾妻ひでおの「不条理日記」や、大友克洋の「宇宙パトロール・シゲマ」が載っていました。

さらにどうでもいいことながら、「遠い国から」はその後『コンプレックスシティ』という単行本(双葉社、絶版)に収録され、現在はその後描かれたシリーズ連作とともに『夢の木の下で』(マガジンハウス)に再録されています。

11:22 午後 アニメ・コミック・サブカル, 旅行・地域 | | コメント (3) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2009.03.19

# あぶさん、引退

リンク: 36年鷹一筋、「あぶさん」ついに今季で引退 - 芸能 - SANSPO.COM

おお、とうとうそーゆーことになりましたか。

漫画「あぶさん」の主人公、福岡ソフトバンクホークスに所属する現役最年長選手、景浦安武外野手(かげうら・やすたけ、62)が今季限りの引退を19日発売の4月5日号の誌面で発表した。

って、作者は大丈夫なんかい。もうすぐ 70 だよ。

11:20 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (9) | トラックバック (1)

はてなブックマークに追加

2009.02.10

# コンテンツの再利用はいろいろあってもいいよね

リンク: 蘇る「あしたのジョー」 挫折に負けぬ生きざま…週刊現代が復刻掲載  - MSN産経ニュース

同誌の創刊50周年企画の一つで、乾智之編集長は「『あしたのジョー』は、格差や不況で閉塞(へいそく)感が漂う現代社会の究極の癒やし。何度挫折してもまた立ち上がる主人公、矢吹丈らの生きざまが、心身ともに疲れきったサラリーマンにパワーを与えると考えた」と話す。出版不況の中、中高年世代に思い出深い作品を掲載することで、幅広い読者層の取り込みをはかる。

いろいろと御託を並べるまでもなく、省コストで部数増を期待できそうな作戦かもしれません。

こんな風に、良いコンテンツ資産はもっと再利用の方法を考えていいと思います。

09:55 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (22) | トラックバック (1)

はてなブックマークに追加

2009.02.09

# 没後 20 年か

リンク: TORI MIKI'S BLOG: ご命日

今日 2/9 は手塚治虫の命日、しかも今年はちょうど没後 20 年です。

昭和天皇の崩御からまもない時期に、手塚治虫、美空ひばりと昭和のビッグネームが立て続けにこの世を去ったので、当時は「昭和天皇が退屈しのぎに連れていったに違いない」と、半分本気で言ってました。

08:15 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (2) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2009.01.12

# 漫画の大人買い

たしかに、今どきならこーゆーサイトもありですね。
黒tobirisuの黒々日記さんで発見。

リンク: 漫画を全巻買うなら[漫画全巻ドットコム]

全巻揃いだからといって割引してあるわけではまったくなくて、こーゆーのを見ていると、本が売れない売れないというけれどこのご時世に再販制度でがっちり守っている意味はあるのか、とかいろいろ考えちゃいますが、そーゆー話はおいといて、商品ごとのページに

推定完読時間 (漫画全巻ドットコム調べ)

というデータがあるのが笑えました。たとえば、

『はじめの一歩』の揃い 86 巻だと、33時間49分。そして、

「手塚治虫漫画全集(全400冊)」だと、145時間38分 wwwww。

1 冊あたり 21~24 分くらいで計算しているようです。

01:41 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (4) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2009.01.04

# サイボーグ戦士、誰がために

石ノ森プロが、誕生 45 周年ということで「サイボーグ009」の新しいプロジェクトを開始したそうで。

ネタ元: サイボーグ009、あれから45年。私たちの未来は・・・。|「翻訳会社、やってます!」奮闘記 Part2

公式サイト:MESSAGE - サイボーグ009公式サイト 009ing

石ノ森章太郎は、言うまでもなく日本漫画界の巨人の一人であり、故・手塚治虫とも並び称せられることの多かった人ですが、その存在の大きさのわりには、

風呂敷を広げるだけ広げておいて、収拾を付けられなくなった

という印象の作品も少なくない、というのが私の評価です。

小粒に収まっている作品群はそうでもないのですが、『リュウの道』とか、この『サイボーグ009』のように、構想が大きい(もしくは途中から大きくなった)作品ほど尻すぼみの感があります。『サイボーグ009』が「天使編」で唐突に終わってしまったときは唖然とさせられたものです。

--------------------
今回は、21 世紀になった今をテーマとして、このサイボーグ戦士たちをまた いろいろとメディアに展開しようという試みらしい。

あれから45年。

人類は 戦争をやめたか。
武器を 捨てたか。
差別や貧困を 根絶したか。
物質文明は 人を幸福にしたか。
美しい地球を 取り戻したか。
科学は すべてを解決したか。
神は いたか。
世界は もう、サイボーグ009を必要としなくなったか。

「必要としなくなった」というより、彼らの闘いに何かを託せるような、そんな単純な世界ではとうていなくなってしまった、というしかない状況だよね、たぶん。

現代社会は、彼ら 9 人が登場した 1964 年当時よりはるかに複雑に、そして混沌とした世界になってしまったし、まして「倒すべき敵」などは想定することすら難しくなった。東西とか南北とか対立の軸が見えやすかった 60 年代当時ですら自分たちの無力感に苦しめられることの多かった 009 たちが今この世界に再登場したとして、いったい彼らはどんな道を歩まねばならないのだろうか。

「ブラックゴースト」という判りやすい敵が滅び(地下帝国ヨミ編)、エビソード的な単発ストーリーをいくつか続けた後に、あの「天使編」を描き始めた作者石ノ森が、ついにはサイボーグ戦士たちの運命の終着点を見出せなくなってしまった、そのこと自体が「ますます判りにくくなる時代の到来」を告げるものだったと考えることもできる。

であるとすれば、009 たち 9 人の出番もおそらくあの時点ですでに終わっていた --- その後も断続的に続いた連載はすべて外伝あるいはパラレルワールドものとしか読めない --- はずであり、彼らの再登板を願うのであれば、それはよほど違った形のものでなければならない。

同じ石ノ森章太郎原作をベースにした仮面ライダーにしても、2000 年に蘇って以降はすっかり現代社会への適応を果たしたものと見えるし、同じく昭和のヒーローだった鉄腕アトムが浦沢直樹の『PLUTO』という当世風の新解釈で復活した例もあるのだから、「今の世界が必要とするサイボーグ009」が出現することを、ちょっとだけ期待してみようか。

03:57 午後 アニメ・コミック・サブカル, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (12) | トラックバック (1)

はてなブックマークに追加

2008.12.01

# やっぱりマイナー? 『ロボ道楽~』手に入らず

リンク: TORI MIKI'S BLOG: ロボ道楽の逆襲

市内の書店を数軒回ってみたけど、どこにもなかった...... :(

『冷食捜査官』は置いてあって、『ロボ道楽~』は発売当日にまったく入荷してない --- 売れたのではなく入荷してないんだそうだ --- ってのは、講談社とイーストプレスの圧倒的な差でしょうか。

まあ、ウチの地元の民度の低さってのもあるんだけど。

駅前の書店で「とり・みきの新刊ありますか?」と聞いてみましたが、その後の店員の言動を見て、

従来型の書店がつぶれるのはしかたないな

と改めて思いましたね。

「とり、みき、ですか? ちょっとお待ちください」とか言うから、てっきり端末でも操作して入荷状況を確認するのかと思ったら、自分で本棚をブラウズし始めるんだもん。で、しばらくして「ありませんねー」だって。

客と同じレベルで探してんじゃねーぞ

帰宅してから、密林でポチッとしたことは言うまでもありません。

05:44 午後 アニメ・コミック・サブカル, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (10) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2008.11.22

# 祝、『冷食捜査官』発売

右カラム「帽子屋の本棚」にも追加しました。

何でこの本にそんな大騒ぎをしているのか。とり・みき読者ならお判りいただけると思います。

今回の単行本化以前にこの冷食捜査官シリーズが収録されていたのは、『犬家の一族』(1993年、徳間書店) ---絶版 --- ですが、そこにはこう書かれていました。

作者によれば「冷食捜査官シリーズのほうもこれはこれでもうちょっと続けたい。できれば猫田一探偵物もシリーズ化したいんだけど、どっかでやらせてくれないかなぁ。小咄少年なんかまだ素顔も見せてないし(笑)」とのこと。

で、その「猫田一探偵」のほうはその後めでたく単行本になったのですが、冷食捜査官のほうはまったく単発的に連載されるだけで、まとまった単行本になる気配すらなかったわけです。

『犬家の一族』に入っていた 3 作品(「冷たい女」、「黄金三角を持つ男」、「Memories of You」)から、つい先日モーニングに載った最新作まで収録されています。

以下は小ネタですが、『犬家の一族』収録時と今回での異同を見つけました。

「冷たい女」
旧作 p.10「四代目東京コミックショーさんでした」
新作 p. 4「三代目東京コミックショーさんでした」

これについては、ご本人もブログでコメントなさってます。(TORI MIKI'S BLOG: 絶賛発売中!
それから、この作品は新旧どちらもカラーで収録されていますが、色がところどころ変わっています。

「黄金三角を持つ男」
冒頭の 1 ページ目(新作の p.16)は、旧作にありませんでした。雑誌連載時には読んでいないので、旧コミックでカットされていて復活したのか、今回書きおろしで追加されたのか判りませんが、上司の顔から察すると、おそらく前者です。最近の連載では顔がずいぶん変わってますから :)

「Memories of You」
全編通じて、旧作はコマの枠外が白、新作はコマの枠外が黒。
旧作 p.23 = 新作 p. 145 の 1 コマ目、背景の書き込みが変わっています。

そのほか、用字とかネームのサイズとか、いろいろ細かい違いもある模様。

06:19 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2008.11.21

# The Witcher Enhanced Edition

The Witcher という PC 用のシングル RPG を細々とプレイしています。

どんなゲームかというのは、こちらの記事に詳しく書いてありますが ---

リンク: 4Gamer.net ― 国産とは一味も二味も違う,いい意味で「過酷」なシングルRPG「The Witcher 日本語マニュアル付英語版」のレビュー(The Witcher)

--- 原作がポーランドの小説、英語の翻訳は最近ようやく 2 冊目が出たばかりで、日本語訳はまだない(出る気配すらない)という変わった出自で、ゲーム自体もおそらく日本人には受けにくいでしょう。

最近、これの大幅アップデート版、通称 Enhanced Edition というのがリリースされたのですが、この扱いがスゴイというお話です。

通常販売版はこーゆー豪華なパッケージ製品です。

Twee_pkg
リンク: 4Gamer.net ― Witcherのパワーアップ版「The Witcher Enhanced Edition」,北米では16日に発売(The Witcher)

内容は、
- アップデート版ゲーム本体
- オリジナル追加シナリオ 2 本
- サウンドトラック CD 2 種類
- メイキング DVD
- ゲームマニュアル(改訂版)
- ゲームガイド
- 地図 2 枚

という構成ですが、すでに製品版を購入してユーザー登録していれば、これらを全部無料でダウンロードできるというところが、思い切り太っ腹です。

ゲーム本体のバージョンは 1.3.x が 1.4 に上がるというパッチアップデートの扱いですが、エンジン自体も改良され、プレイ中に DVD-ROM をドライブに入れておく必要がなくなり、各国語の翻訳も全面的に一新される(ただし日本語はない)という、実質上はかなり大きなリニューアルです。

特典アイテムもスゴイ。サウンドトラックは、ゲーム自体のサントラが 1 枚、"inspired by" と称したオリジナルが 1 枚で、これだけでも相当のお値打ち品(音楽が実にカッコイイんですよ)。紙マニュアルや地図は PDF や jpg になりますが、それでも downloadable にしようという姿勢が立派です。

メイキング DVD も、ちゃんと wmv ファイルで付いてきます。

ぜんぶ落としたら 3 GB 以上というフルコンテンツを、これほどきっちり提供するというのは、正規ユーザーに対するサービスとしても破格ではないでしょうか。

01:36 午後 アニメ・コミック・サブカル, パソコン・インターネット | | コメント (3) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2008.11.17

# 冷食捜査官~!

待ち遠しいぞ、今週の金曜日だぞ。

リンク: TORI MIKI'S BLOG: 冷食捜査官vol.1発売

作者本人の言うとおり、帯がトンデモなことになってるらしいけど、この際それも OK だぞ。

11:40 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (2) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2008.10.23

# 「週刊モーニング」 10/23 発売号

許せんぞ、島耕作!

『妖猿伝』の連載がスタートする号だというのに、表紙は島耕作のほうがデカいとは何事だ。プンプン。

『妖猿伝』の再開第 1 話は......まあ、最近の諸星だとこんなもんでしょうか。それより、浦沢直樹の『Billy Bat』があまりに予想外の展開で楽しませてくれました。世代の違う漫画家ふたりの勢いの違いをちょっと感じてしまいました。

03:14 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (2) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2008.10.15

# Number One, Number Two...www

スタトレがいかに愛されているかという、これもひとつの証ですね。別のサイトで見かけたのですが、らばQさんも取り上げてました。

リンク: らばQ:スタートレックの宇宙船エンタープライズ、まさかのネタ元が?

Enterprisesink

ただし、オリジナルシリーズのエンタープライズではなく、The Next Generation に登場するエンタープライズ D(NCC-1701-D)かと思われます。

リンク先の Digg に載ったコメントがいくつか訳されていますが、このネタはさすがに翻訳不可能だった模様です。

Number One, I order you to take a number two!

"Number One" は「副長」の俗語。The Next Generation では Picard 艦長が Riker 副長のことをたびたびこう呼びます。んで、"number two" は有名な幼児語。翻訳は、何となくひとつ思いつくのですが、掲載は控えておきます :)

もうひとつ、これもなかなか。TNG を知らないと笑えません。

Water, regular tap, hot.

これは、Picard がレプリケーターに向かって紅茶を頼むときの決まり文句、"Tea. Earl Grey. Hot." のパロディです。

09:35 午後 アニメ・コミック・サブカル, 動画・画像 | | コメント (2) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2008.10.14

# 今日もお馬鹿な

ほんとは、右カラムの本棚に最近追加した、吉田秋生の「海街diary」シリーズのことをまじめに書こうと思ってたんですけどね。

久しぶりに六本木の本屋に寄ったら、私の中のお馬鹿脳がふらふら~っとこんなものに反応してしまいました。

漫画界広しと言えど、こんなお馬鹿なものを漫画にするのは、唐沢なをきをおいて他にいないでしょう。

なんたって、ネタが「ウルトラファイト」ですからね。よほどコアな特撮マニアじゃない限り、何じゃこりゃ的な存在。密林のレビューでも、★ 1 つの評価で「買って損した」とか書いている人もいますが、まあ当然かも。

でも、たとえばこの本の 16 ページ中段のネタで死ぬほど笑える人なら買いです(せっかくなのでネタバレはしないでおきます)。

--------------------
あまりに一般性のないネタだったので、最後にもう少し有益な情報を。

なんと、とり・みきの「冷食捜査官」シリーズが、週刊モーニングに短期集中連載していたのでした。そして、その最終回の袖にはこんな予告文まで!!

いままでの他誌での掲載分を含めた『冷食捜査官』シリーズが一冊になって11月発売予定!」

すばらしいニュースです。......って、一般性もなければ有益な情報でもなかったですか。そうですか。

02:59 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (5) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2008.10.09

# 「妖猿伝」再開 !!

週刊モーニングがとんでもないことになっているようです。

浦沢直樹:「モーニング」で新連載「BILLY BAT」 諸星大二郎の名作も復活(まんたんウェブ) - 毎日jp(毎日新聞)

また、47号からは、諸星大二郎さんの手塚治虫文化賞受賞作「西遊妖猿伝」が約10年ぶりに復活、「西域篇」がスタート。

もともと、青年誌の中では特にはじけた雑誌ですが(通勤している頃はずっと購読してました)、よもや『西遊妖猿伝』がモーニングに来るとは予想もしてませんでした。

ご存じの方も多いと思いますが、「妖猿伝」は、伝奇大作にある意味で相応しいとも言える数奇な運命をたどった作品です。

「月刊スーパーアクション」(双葉社、1983年6月~1987年9月)
「コミックアクションキャラクター」(同、1988年5/27号~1989年4/28号、他)
「コミックトム」(潮出版社、1992年3月~1997年8月)

それでもなんとか、「第1部大唐篇」と「第2部河西回廊篇」までが完結し、コミックもそこまで発行されて、私なども「まあ、これで終わりだろう」と思っていました。

まあ、絵柄は今でも年々変化しているので覚悟は必要ですけど。まずは祝・再開。

01:46 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (8) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2008.09.26

# 諸★

リンク: レコードチャイナ:地中から不気味な肉塊、不老不死伝説の生命体「太歳」発見か...

うぎゃーぁあ......

と、このニュースに反応している日本人の多くは、きっと諸星大二郎の読者です。

01:04 午前 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (6) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2008.08.26

# 名前だけは似てる二人

今ごろ気づいたんだけど。

唐沢なをき
浦沢直樹





【後日の追記】
名前が似てるのは、実際この本の中でもネタになってます。唐沢氏、浦沢直樹と間違えられること多いんだとか。

09:14 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (2) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2008.07.07

# 人気作家だったのか

リンク: 『ヤングサンデー』休刊で、人気作家が今後の去就を明言

ゆうきまさみって、人気作家だったんだ :P

オリコンのサイトって、右クリック禁止してあるのね。なるほどなるほど。

09:08 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2008.06.25

# パトレイバー@切手

郵政省、もとい日本郵便もなかなかヒマイキですねぇ。

リンク: アニメのニュースと情報

日本郵便の情報ページはこれ。
特殊切手「機動警察パトレイバー」の発行 - 日本郵便

デザインいいのか悪いのか、いまひとつよく判りませんが、

なぜ後藤隊長がいない?!

そこがいちばん問題ではないかと。

04:39 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (5) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2008.05.19

# 活動休止 2 題

リンク: ヤングサンデー:小学館「休刊を検討」 Dr.コトー、クロサギが人気(まんたんウェブ) - 毎日jp(毎日新聞)

リンク: asahi.com:サザン来年から活動休止、解散は否定 - 日刊スポーツ芸能ニュース - 文化・芸能

実は、ヤングサンデー本誌の方は手に取ったことすらないのですが、『鉄腕バーディ』だけはどうなっちゃうのかなぁと。

桑田さんの方も、これまたファンでも何でもないのですが、新聞の全面広告は秀逸でした。

09:30 午後 アニメ・コミック・サブカル, 音楽 | | コメント (2) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2008.05.13

# 父と子

いちおう載っけておこうかな......

リンク: 『美味しんぼ』の山岡士郎と海原雄山が歴史的和解、原作・雁屋哲は「これが一区切り」

また、1996年には映画化され、山岡と雄山の親子をそれぞれ実際の親子である佐藤浩市、三國連太郎が演じたことも話題となった。

三国廉太郎はともかく、佐藤浩市の山岡というのはピンとこないなぁ。

05:24 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (2) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2008.03.27

# コミック新刊を買い忘れる話

在宅フリーになっていちばんイタいのは、なんといっても、本屋さんをのぞく頻度が激減してしまったことでしょう。

会社勤めしていた頃は、帰りにほぼ毎日店頭をチェックしていたので、コミックの新刊を買い逃すようなことはまずなかったのに、しばらく前の『Pluto』(第 5 巻)とか、『鉄腕バーディ』(第 18 巻)とか、買いもらしに後から気付くことが立て続いていました。

そして今度は、あろうことか 1 月に出ていたコレを買いそびれていました。

田村由美、『BASARA』も良かったですが、この『7SEEDS』はスゴイです。

漫画家でも小説家でも、長編を当初の構想どおり描ききる "体力" のある人って案外少ないものですが、田村由美はその稀少な存在です。『BASARA』のときは、さすがに中盤でちょっと息切れも感じられましたが、この『7SEEDS』に関しては、今のところまだ、壮大なプロットと少女漫画らしい情緒のバランスが絶妙に保たれています。

本筋に関係のないところだけ紹介すると、人口に膾炙した音楽の使い方が絶妙です。

しばらく前には、S&G の "Bridge over Troubled Water" が使われましたが、今回はドヴォルザークの交響曲第 9「新世界より」第 2 楽章。「♪遠き~山に~」という例の歌詞が付けられた、いわゆる「家路」です。

03:58 午後 アニメ・コミック・サブカル, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (5) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2008.03.19

# 2008 年大往生の旅

おー、ついに。

リンク: CNN.co.jp:A・C・クラーク氏死去 「2001年宇宙の旅」作者

市川崑監督(本年 2/13 に死去)より年下だったんですね。ちょっと意外かも。

02:16 午後 アニメ・コミック・サブカル, 映画・テレビ | | コメント (4) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2008.03.07

# もうひとつの 30 周年

リンク: 「インベーダー」30周年で大人を再侵略 タイトーブランド一新 - ITmedia News

言われてみればそうでした。当時の異常なまでの人気はよく覚えています。
ただし私自身は、最初に何回かトライしてみて、早々に離脱しました。だから、コナンと違って自分の中で印象が薄いようです。

あの頃は、毎月 4 冊ずつ刊行される手塚治虫全集を買い続けるのが大変で、あんなものに何千円もつぎこむ余裕はなかったのでした。

11:36 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (2) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2008.03.06

# 2008 年という年

今年は、人類が超磁力兵器で滅亡寸前になる年ですが(@未来少年コナン)、パトレイバーのアニバーサリーでもあったわけですね(ちなみに、イングラムは 10 年前の 1998 年に出来ているはず)。

リンク: 機動警察パトレイバー:劇場版を一挙上映 ゆうきまさみさんらのトークショーも(まんたんウェブ) - 毎日jp(毎日新聞)

15 日なら仕事が一段落してるかなぁ。行きたいなぁ。

05:17 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (1) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2008.02.27

# NHK的に紹介すると...

リンク: asahi.com:マガジンとサンデー、共同で漫画発行へ 創刊50周年 - 文化・芸能

「ジャンプに対抗」とは報道されてませんが...

NHK ニュースでの両誌の紹介が、何とも言えない味でした。

「……『タッチ』や『うる星やつら』などで人気を集めてきた少年サンデー、『あしたのジョー』や『釣りキチ三平』などを連載していた少年マガジン……」

09:59 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (2) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2007.12.25

# パトラッシュ、ぼく疲れたよ

リンク: 「フランダースの犬」日本人だけ共感…ベルギーで検証映画 : ニュース : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

原作は英国人作家ウィーダが1870年代に書いたが、欧州では、物語は「負け犬の死」(ボルカールトさん)としか映らず、評価されることはなかった。米国では過去に5回映画化されているが、いずれもハッピーエンドに書き換えられた。悲しい結末の原作が、なぜ日本でのみ共感を集めたのかは、長く謎とされてきた。ボルカールトさんらは、3年をかけて謎の解明を試みた。資料発掘や、世界6か国での計100人を超えるインタビューで、浮かび上がったのは、日本人の心に潜む「滅びの美学」だった。

「滅びの美学」……とは違うでしょ、と日本人の私は思いますが。

ちなみに、タイトルにも使った有名な台詞、正確にはこうです。

「パトラッシュ、疲れたろう。僕も疲れたんだ。何だかとても眠いんだ。」

01:56 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (7) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2007.12.24

# 「偽」の年にふさわしく

いやもー、これはこれは。やった方も快挙なら、ここまで元ネタを見つけた方も快挙。

リンク: 【2ch】ニュー速クオリティ:漫画界初の怪挙? 「メガバカ」全コマトレース疑惑!自画像もトレース

「偽」の年のしめくくりとして、あまりに見事な展開を見せています。

> 唐沢なをきもやらなかった新ジャンルだな

このコメントが絶妙。

04:16 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (2) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2007.12.10

# ムーミン谷カップルにいったい何が

リンク: 「名探偵コナン」声優と原作者が離婚(芸能) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース

コナンの声優といえば、もちろん高山みなみ。彼女は、『楽しいムーミン一家』のムーミン・トロールでもあります。

そして、声優の離婚といえば、なんと言っても最近の山寺宏一氏が話題でしたが、その元奥さんはかないみか。彼女は、『楽しいムーミン一家』のフローレン(昔のムーミンしか知らない人のために、フローレン = ノンノンです)。

はてさて、ムーミン谷のこの二人に、いったい何があったのでしょうか。

06:08 午後 アニメ・コミック・サブカル, 社会・ニュース | | コメント (5) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2007.12.01

# 電脳コイル・サブタイトル-第2クール-12/1

ずっと同じエントリを更新しているのも芸なしという気がしてきたので、終了した第 1 クールと、現在放送中の第 2 クールでエントリを分けることにしました。こちらが第 2 クールです。

--------------------
【12/1】
会員番号いちばん~。お前かい~。

とうとう最終回。無難な着地でした。
--------------------

第 2 クール

第14話「いきものの記録」(9/1)
第15話「駅向こうの少年」(9/8)
第16話「イサコの病室」(9/15)
第17話「最後の夏休み」(9/22)
第18話「異界への扉」(9/29)
第19話「黒い訪問者」(10/6)
第20話「カンナとヤサコ」(10/13)
第21話「黒いオートマトン」(10/20)
第22話「最後のコイル」(10/27)
第23話「かなえられた願い」(11/10)
第24話「メガネを捨てる子供たち」(11/17)
第25話「金沢市はざま交差点」(11/24)
第26話「ヤサコとイサコ<終>」(12/1)

【9/1】
やっと本編再開。
前半はまたしても再編集版かいと思わされましたが、さすがにアキラ視点の語りということでうまいまとめ方でした。しかも、後半では何やら新展開の前フリが入ります。

【9/10】
15 話、まだ観てません。

【9/17】
16 話、DVDに移したのにどうもその後別の映画を上書きしてしまったらしい...。うぅ...まだ観てなかったのに。こーゆー事態の起きることが、コピワンの最大の弊害。救いは YouTube か。

【9/22】
第 16 話、無事でした。うれしい...

【10/5】
第 16~18 話をまとめて観ました。鳥肌が立ちました。

【10/6】
なんだかもう、目が離せない展開になってきています。初めて、録画終了を待たずに見始めちゃいました。

【10/13】
切ないです……。
NHK のサイト、11/3 の放映予定が消えちゃいました。何かあったか?!

【10/28】
NHK のサイト、更新ありました。また総集編...最後の製作スケジュール調整ですか?

【11/4】
放送予定、とうとう最終回まで載りました。

【11/10】
12/1 が最終回で、そのすぐ後 12/8 から再放送だそうです。

【11/17】
あと 2 回で終わりだー。

【11/24】
たまーっ。
いよいよ最終回を残すのみとなった今、改めてサブタイトルを見てみると、前半と後半でシリアス度がまるで違いますね。夏休み前半の明るさや高揚感と、お盆を過ぎた後半の寂寞感にも似ています。

10:36 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (16) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2007.10.01

# 父、宇宙へ

「ウルトラの父」に似てるよね。

リンク: ウルティマの父、宇宙旅行へ - ITmedia News

"MS Word の父" とか、最近はいろんなお父さんが宇宙に出かけているようです。

ちなみに、Wizardry シリーズは大好きでしたが、Ultima のシステムにはどーしてもなじめませんでした。

07:26 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (8) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2007.09.22

# 電脳コイル・サブタイトル-第1クール-

【9/22 追記】
ずっと同じエントリを更新しているのも芸なしという気がしてきたので、終了した第 1 クールと、現在放送中の第 2 クールでエントリを分けることにしました。よって、こちらのエントリの更新はこれで終了です。

【9/1 追記】
『電脳コイル』日記風になってきました。
新しい記事は、「続きを読む」からどうぞ。追記の日付順に再構成しました。

【6/23 現在】
追記: Wikipedia、今見たらサブタイトルは編集が禁止になっているだけで、表示は可能でした。

--------------------
【オリジナル記事】
『電脳コイル』のサブタイトルをメモしておきます。

シリーズものの録画を DVD に整理するときは当然サブタイトルを付けます。電子番組表で取得したデータにはサブタイトルも含まれていることがありますが、デジタル放送の NHK 教育で録画しているこの番組のデータに、なぜかサブタイトルがありません(ウチのケーブルチューナーのせいかも)。

サブタイトルがないときは、公式ページや Wikipedia をあてにするのですが、なぜかコイルのサブタイトルはまだ掲載されていません。

第 1話「メガネの子供たち」(5/12)
第 2話「「コイル電脳探偵局」(5/19)
第 3話「優子と勇子」(5/26)
第 4話「大黒市黒客クラブ」(6/2)
第 5話「メタバグ争奪バスツアー」(6/9)
第 6話「赤いオートマトン」(6/16)
第 7話「出動!コイル探偵局」(6/23)
第 8話「夏祭りそして果たし合い」(6/30)
第 9話「あっちのミチコさん」(7/7)
第10話「カンナの日記」(7/14)
第11話「沈没!大黒市」(7/21)
第12話「ダイチ、発毛ス」(7/28)
第13話「最後の首長竜」(8/4) --- 第 1 クール了 ---

--------------------
【6/30】
第6話をコピー(移動)した DVD、ところどころでエラーが出るっぽい。この番組でデジタルエラーが出ると、番組本来の演出と紛らわしくて困ります。

--------------------
【8/5】
さっきまでちょっと留守にしてました。
なんと、次回放送は 8/25。NHK のサイトにも第 14 話以降の情報はまだ載ってませんが、タイトルからすると第 14 話ではなく、またまた特番くさいですよね。
ちょうど 1 クール終わった節目でお休みが入るわけですが、これが当初からの予定なのか、はたまた制作スケジュールの都合によるのか、ちょっと気になります。
(このエントリの構成も更新しました。)

【8/11】
公式ページにようやく情報載りました。やはり 8/25 の放送はダイジェストだそうで、9 月まで新しい話を見られないのは寂しい限り。公式ページ は、用語集とか少し充実してきました。

【8/20】
放送再開後のスケジュールがようやく載りました。25 日の「電脳コイル自由研究」は、

アニメダイジェスト、人物相関関係の究明、電脳アイテム研究、用語解説など、アニメ「電脳コイル」を様々な角度から検証します。お楽しみに!

だそうです。

【8/26】
来週からようやく再開です。25 日の特番は、予想どおり思いきりカスでした。

08:55 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (17) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2007.09.07

# かっこわるい

かっこわるーい!

リンク: ウルトラセブンX:40年目に“小顔”で復活 ストーリーは「ダークに」 (まんたんウェブ)

だってこれ、どー見たって悪役顔。ニセセブンだもん。

U7x4

01:36 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (6) | トラックバック (1)

はてなブックマークに追加

2007.09.04

# ポケモン映画10周年

ここまで続くとは、まぁ、それなりにたいしたものです。

10 年前と言えば、小生がちょうど前々職から前職に転職した年。ゲームもテレビも映画も、多少の浮沈はありましたが、ここまで続けば立派な子供文化と申せましょう。

というわけで、夏休み最終日の 9/2、その 10 周年記念作である『ダイヤモンド・パール、ディアルガvsパルキアvsダークライ』を観てきました。子供らは公開の翌日くらいにはもう観に行ってるのですが、もう一度観たいというので、「宿題がぜんぶ終わったら連れていく」ということにして。

劇場版ポケモンは、過去 9 作品ともバラツキはありながら子供向け映画として一定以上の水準を保っていたと思いますが、今回は 10 周年作品の名に相応しい出来でした。

スケール感、世界観の設定、脚本のまとまり、いずれも歴代劇場版の中でもトップクラスであり、アニメ映画全般としてもなかなかのレベルと言えます。技術的には、デジタル処理がずいぶん巧くなっていました。ストーリー的には、設定にもプロットにもそれほど無理が感じられず(そりゃポケモンですからそれなりですけど)、子供向けの健全な娯楽性が十分発揮されています。

個人的にいちばん面白いなと思ったのは、今回の敵が、テレビも映画も通じて初めて「理由もなく暴れるポケモン」だったことです。

過去の映画版でメインとなったポケモンは、「お友だち系」(セレビィ、ジラーチ等)と「敵対系」(ミュウツー、エンテイ、デオキシス等)に大別できますが、敵対する場合でも彼らには彼らなりに正当な理由がありました。自己の存在とアイデンティティに対する疑問から創造主である人間に抵抗を試みたミュウツー、同朋を救うために出現したデオキシス、とかね。

ところが今作の 2 体のポケモンは、わけもなく --- 少なくとも人間には判らない理由により --- ただ対立する存在として登場します。ふだんは別の次元で戦いを続けているというその設定は、ちょうど西洋文化における神 vs 悪魔、光 vs 影という典型的二項対立を示すものであり、人間世界に理不尽な迷惑を及ぼすという意味では日本神話的な「荒ぶる神」とも言えます。

たかがポケモン映画を相手にちょっと大袈裟すぎますが、そういう存在である 2 体が戦いを繰り広げ、それを主人公たちが見守るという構図は、まさに東宝怪獣映画のノリでした(ポケモンですがサイズは怪獣級)。小生が気に入ったのは、つまりはそれが最大の要因か?!

--------------------
今まで 10 作品を観つづけてきて、今年は特に強く感じたのですが、ポケモン映画って制作スタッフがちゃんとこの世界を好きで作っているという雰囲気が伝わってくるのですね。予告で流れる他の子供向け映画でも、日本映画全般でも、スポンサーの意向を反映して興行成績を上げるということだけを至上命令にした作品ばかりがいかに多いかを考えると、ポケモン映画のこうしたあり方は大きな救いに思えるわけでした。

02:48 午後 アニメ・コミック・サブカル, 映画・テレビ | | コメント (5) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2007.08.31

# ミュウでトグサで加持リョウジ

七つの声を持つ男が言うと、さすがに説得力があります。

リンク: Hollywood Express: 山寺宏一より今週の一言

最近感じることはいろんなタレントや有名人を起用していることが目立つことです。(中略)中には「これはあまりにもムチャじゃないの!」と言いたくなるキャスティングもあると思います。

『スターウォーズ』を最初にテレビ放映したときのような先例もありますが、このような悪習が定着するようになったのは、明らかにジ○リの影響ではないかと。糸井重里の起用は確かに意表を突いた成功例でしたが、その後がイカンです。

おまけ:
タイトルには入れられませんでしたが、出番は少ないながらブルーノ・フォン・シルヴァーベルヒ(@銀英伝)もなかなか良い役でした。

10:37 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (5) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2007.08.26

# NHK のアニメ枠

土曜朝の時間帯(衛星アニメ劇場)もそーですが、NHK って、なんでアニメの放送枠に

生身の人間を登場させたがる

んでしょうね。番組の開始前に、お兄さんお姉さんが意味のないおしゃべりをして、最後には声を揃えて「どーぞー!」とか言うの、思いきり煩わしいだけで、ちっともありがたくないんですけどね。

8/25 に放送された「電脳コイル自由研究」も、ぜんっぜん面白くなかったです。1 クール終わった今、これから観たい人のためのガイド番組という意図はわかりますが、それならただダイジェスト版でも流した方がよほどマシ。声優が顔を出してきておしゃべりするのも、個人的には大嫌いです。こら、そこっ!

わざとらしくメガネかけてんじゃねえよ

サッチーの張りぼてまで出してくるし...。番組の最後はやっぱり二人揃ってかけ声かけてるし。なんとゆうか、典型的に NHK 的なセンスの悪さ爆発。

直接関係はありませんが、マンガ夜話からスピンオフした「アニメ夜話」も、基本的につまらないですね。ついでに言うと、『精霊の守り人』も第 19 話で決定的に駄作となりました(少なくとも、主人公が原作とはまったく別の人間になりました)。

コイルは最後までレベル維持してほしいと願うばかりです。

03:32 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (10) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2007.08.18

# 世界征服の次はダイエット

先日の NHK-BS、押井守特集のときに出てきた岡田斗司夫を見てビックリしました。噂には聞いていましたが、顔まであんなに変わっていようとは。

ネタ元: 有名人ブログ:ココセレブ:Specialインタビュー: 好きなことだけやり続ける、それが僕の生き方

ついこの間、世界征服の指南書を書いていたと思ったら、

こんどはダイエット本。

しかも本人が 117kg → 67kg という大幅な減量に成功してるんだから驚きです。

08:12 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (4) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2007.08.12

# こんな商品も買っています by Amazon

こんなのが出るんですねぇ。ちょっと手が出ません。

ネタ元: Amazon.co.jp: アニメ製作20周年記念 銀河英雄伝説 LEGEND BOX: DVD

と思って見てたら、「この商品を買った人はこんな商品も買っています」のだそーです。

Ginei_amazon

最近は、銀英伝のファン層もずいぶん変わってきたようなのでした。

09:09 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (4) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2007.08.08

# 使うか遣うか

ネタ元: GyaO、アニメ「魔法遣いに大切なこと」や映画情報番組を配信

えっと、このアニメのことはどーでもいいのですが、「魔法遣い」という表記は初めて見たなぁ、と。

「魔法使いサリー」の昔から、魔法は「使う」ものだと思っていました。

「使う」と「遣う」は、もともと境界線が曖昧だったりします。

ATOK で表示される使い分け説明には「魔法使い」という用例がありますが、広辞苑によれば、

広く一般には「使」を用いる。心をあれこれ働かせる、技や術を巧みに操る意のとき「遣」も用いるが、動詞形では、「気遣う」以外は「使」がふつうになっている。

のだそうで(下線は引用者)、魔法も「技や術」だから「遣う」になるわけですね。

「仮名遣い」なんかは微妙ですが、ATOK でも広辞苑でもこの表記です。

09:43 午前 翻訳・英語・ことば, アニメ・コミック・サブカル | | コメント (4) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2007.07.28

# ピカチュウエディション

本日、ウチの子らがゲットしてきました。

Ds_pika1

抽選方式でポケモンセンター限定発売とゆーことらしく、そこそこレアもの扱いだとか(ヤフオクで今、定価の 2 倍くらい)。

04:40 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (6) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2007.07.02

# Seven Samurai

『七人の侍』の英語タイトルは、

Seven Samurai、または(注)
The Seven Samurai

です。7 人いても、samurai に複数形の -s は付きません。

なぜかと言うと、samurai という単語は単複同形だからです。いくつかの英英辞書にも、ちゃんとそう出ています。

ということで、右カラムの本棚にも追加しましたが、天才とり・みきの『キネコミカ』が文庫になったりしました。

この本にも当然のように「七人の侍」が出てきますが、惜しいことに、タイトルに添えられた英語が "SEVEN SAMURAIS" と複数形になっています。もちろん、この傑作の中では瑕瑾、カキンなんですが。

ちなみに、総天然色 「オール二色」になった点は文庫の勝ちですが、目次ページの各タイトルがオリジナルロゴ風になっているのは単行本だけです。

(注)
定冠詞 "The" の有無は、ちょっとはっきりしません。
IMBb では、"Shichnin no samurai" としてエントリされており、aka として、"Seven Samurai (UK) "、"The Seven Samurai (USA) " と補足されています。

では USA なら必ず The が付いているかというと全然そんなことはなくて、Amazon.com でもおおむね無冠詞。Wikipedia でも "Seven Samurai" です。

04:02 午後 アニメ・コミック・サブカル, 映画・テレビ | | コメント (3) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2007.06.21

# またひとつ、星が落ちたよ

リンク: 出版社:朝日ソノラマが解散-今日の話題:MSN毎日インタラクティブ
リンク: ITmedia News:朝日ソノラマ、9月に営業停止 「時代の流れに抗し切れず」

「ネムキ」もとうとう廃刊ですか? 個人的には、かなーり残念です。

「約16億円の債務超過」だそうで、今の世の中なら、その程度の赤字くらい何でもないんじゃないかと勝手に思うわけですが、つまりそれだけ親会社(=朝日新聞社)の懐具合が厳しいということなんですかね。

Readers

朝日新聞社の全額出資子会社・朝日ソノラマは6月21日、9月いっぱいで営業活動を停止し、解散すると発表した。「最近の出版界の状況や当社の経営見通しなどから検討した結果、やむなく店じまいすることになった」としている。 書籍の新刊発行は6月までで停止するが、既刊本の注文には9月まで応じる。雑誌は9月まで発行する。コミックやノベルズの出版権は朝日新聞社出版本部が引き継ぎ、10月以降は朝日新聞の新刊として発行する。「百鬼夜行抄」「雨柳堂夢咄」「チキタ★GUGU」などのコミックや、「吸血鬼ハンターD」などノベルズ新刊は、朝日新聞社から出る。

今市子は最近だいぶくたびれてきてるみたいだから、「百鬼夜行抄」はもう終わっても惜しくないけど、「雨柳堂」はまだ読みたいですよ。

諸星の連載雑誌が、また一つなくなります :P

10:07 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (2) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2007.05.29

# 専用桐箱 www

リンク: ITmedia News:仏師が手彫り 木製ガンダム

小生が言うのもなんですが、そろそろやめませんか、こーゆーの。

仏像に使われる椴木(だんぼく)材を仏師が彫りあげるため、木目などが1体1体異なるという。「お部屋に飾っていただくことによりインテリアとしても、また豪華専用桐箱に収納することでより大事に保管できます」(説明より)

はぁ?

01:17 午前 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (4) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2007.04.15

# ダブルクリック---カナ書きするから~

「これからはグーグル様にお願いしないとダブルクリックできなくなるぞ」というベタなボケを考えていたら、やっぱり bogusnews さんが。

ネタ元: こんどはAppleが右クリックを買収─パソコンくん困惑 : bogusnews

リンク: グーグル、ダブルクリックを現金31億ドルで買収へ - CNET Japan

カタカナ書きするなら、せめて「ダブルクリック社」って書けばいいのかな。

01:40 午前 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (1)

はてなブックマークに追加

2007.04.11

# 小学生なら

ネタ元: ITmedia News:40周年「リカちゃん」がブロガーに 世界1人旅をつづる

近くパリに旅立つ小学5年生・香山リカさんが1人で海外旅行に行くのは初めて──着せ替え人形のリカちゃんが、世界各国をめぐる「ワールドツアー」に出かけ、旅先のできごとをブログにつづる。(中略)
カちゃんの旅は今月、「おじいちゃんとおばあちゃんが住んでいる」というパリに向かうところからスタート。5月にはイタリア・ミラノ、5月にはアメリカ・ロサンゼルス、8月にはケニア・ナイロビ──といったスケジュールで世界をめぐる。

言わずもがなのツッコミしてもいいですか。

おまえ、学校はどーすんじゃ?!

「ハートヒルズがくえん」(と言うのだそうだ)には、特別な学則があるんでしょうか。関係者の方、ぜひご教示ください。

10:42 午前 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (1)

はてなブックマークに追加

2007.03.31

# 真っ白に燃えつきたり

これもちょっとしたシンクロニシティかな、というネタをひとつ。

今週の NHK-BS2 で、こんな特番を放送していました(本日 3/31 が最終回)。
リンク: BSアニメ夜話スペシャル とことん! あしたのジョー

昔録画したテープがあるのにやっぱり今回も HD 録画してしまうわけですが、そんなとき、発売からやや遅れて買った『1ポンドの福音』最終巻に、こんな絵が...

1pound_1

06:48 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2007.03.14

# 漫画は時代を先取りする

とり・みきの時事ネタはすでに 2 回も取り上げたのですが、今日のこのニュース、

リンク: 時事ドットコム:海賊版CD・DVD嗅ぎつける探知犬を試験配置=マレーシア

これも 1993 年にはすでにネタになっていました。

荷物の中に隠されて運ばれる海賊版のCDやDVDを犬がにおいで探知。(中略)大手映画会社に代わって海賊版の調査に当たる団体モーション・ピクチャー・アソシエーション(MPA、米ロサンゼルス)によると、この2匹は黒いラブラドル犬の「ラッキー」と「フロー」で、世界初の「光ディスク探知犬」という。

『事件の地平線』所収の「マルチメディア」(pp.26-27)は、「IBM が富士通 FM タウンズ互換機を発表」というネタ --- それ自体、今読むと思い切り時代を感じますねぇ --- なのですが、早くもそこには、

H モノ CD-ROM の入っているカバンを嗅ぎあてる CD-ROM 犬

というのが登場しているのでした。

12:46 午前 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2007.03.12

# 時事ネタねた

前回のエントリでは、とり・みきの作品から、歴史の繰り返しを検証してみましたが、その後もいくつか面白い記事が見つかりました。

今回は『事件の地平線』を詳しく見てみましょう。

たとえば、今ひとつ意味が判らない気もする「ギョーザ日本一」というランク。最近、静岡の浜松がにわかにその座に着いたようですが ---
リンク: ギョーザ消費量浜松が日本一
その前に有名だった「宇都宮餃子」が有名になったのは、わずか 10 年ほど前の 1994 年 2 月頃だったことがわかります(同書、p.30)。

それから、白装束のパナウェーブ。マスコミに登場して有名になったのは 2003 年のことでしたが、早くも 1997 年にはネタになっていました(同書、p.116)。

そして、ちょっと驚くべきというか、もしかしたら最近の版ではそのコマだけ差し替えられたりしていまいか、と考えてしまうのが、p.7 最後のコマです。これは、矢が刺さった痛々しい姿で有名になった "矢ガモ" を取り上げた 1993 年のネタなのですが、問題のそのコマでは、なんと

鎌倉の大仏に航空機

が突っ込んでいるのでした。とり・みき本人も驚いたろうなぁ。

02:53 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2007.03.10

# 歴史はもちろん繰り返す

右カラム「帽子屋の本棚」にとり・みきの新刊を載せていますが、時事モノはこれが初めてではなく、今までにも

『事件の地平線』(1998 年、筑摩書房刊)
『膨張する事件簿』(2002 年、同)

という傑作が出ています。
これを読んでいると、「歴史はやっぱり繰り返す」ようなのでした。

    

たとえば『膨張する事件簿』には、2000 年 8 月のネタとして「異物混入」という話があります。

トマトジュースの中にハエ(キリン)
煎餅に針金(越後製菓)
ポテチの袋からカナヘビの死骸(カルビー)
サンドイッチから蚊
チョコから蛾(ブルボン)
ミートソース缶からボルト
プリンに容器片
輸入トマト缶にガラス

当時も、まさに「何でも出てくる」状態が展開されていたわけですね。
このことから判るのは何かと言うと、

日本人の「のど元」の長さはおおよそ 5~6 年

らしいという事実です。

11:43 午前 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2007.01.24

# It's mad.

MAD TV で iPhone のパロディが出たのですが、「MADムービー」と言えば今や、こんな意味になっています。

MADムービーとは、既存の音声・ゲーム画像・動画・アニメーションなどを個人が合成し、再構成したもの(Wikipedia より)

YouTube でも無数の MAD ものが公開されていますが、この手のネタになると、エヴァの人気も未だ衰えることを知らないようです。

特に、これなんか実に秀逸です。

そのほかも URL だけ。

YouTube - [MAD] 先行者エヴァンゲリオン(無修正)
===> 懐かしー。「無修正」は特に心配ありません。○○砲が出てくるだけです。

YouTube - エヴァンガーZ 劇場版
===> オリジナルを PinP してくれているのがナイス。

YouTube - (MAD) nausicaa gelion
===> たいしたことなさそうなのですが、編集の技はやはりなかなかです。

08:23 午後 アニメ・コミック・サブカル, 動画・画像 | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2007.01.12

# 「光の庭」

ふと目について、吉田秋生『BANANA FISH』のサイドストーリーの一つである「光の庭」を再読(もちろん他のもぜんぶ読んだわけですが)。

長編漫画の後日談モノとしては、これ one of the best です。

「同じ名前の人を / ぼくは知ってるよ」 (コミック版 p.139、文庫版 p.107)

フラワーコミック版はだいぶ入手しにくくなっていると思われますが、そのかわり文庫版には岡田斗司夫の解説文という楽しいおまけがあります。

11:00 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (1)

はてなブックマークに追加

2007.01.05

# 新年のひろいもの

近所の古本屋に行ったら、105 円の棚に

とり・みき『しゃりばり』 アクションコミック版第一刷(定価 810 円)

が出ていたのでゲット。新年早々なかなかラッキーな買い物でした。2000年に再販されたイーストプレス版しか持っていなかったのですが、表紙のセンスなどは、やはりアクションコミック版の勝ちですね。

そのほか、岡野玲子の『陰陽師』第 10 巻も、なかなかの美本が 105 円。今年もいい読書ができますように。

09:28 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2006.12.30

# 一本ヅノ、ではないか

リンク: web Newtype 公式サイト

福井敏晴、いつかやるんじゃないかと思ってました。

お待たせしました、文豪界期待の巨星・福井晴敏が描く「機動戦士ガンダムユニコーン」が今号より本格連載開始!!

でも、2 月号の表紙に載ってる絵を見てバルキリー VF-1A(いわゆる「一本ヅノ」)っぽいと思ったのは、小生だけでしょうか?

07:40 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2006.12.21

# そりゃ大変だ :)

リンク: J-CAST ニュース : ノロウイルス猛威 少年ジャンプ編集部が大変なことに

もひとつ続けて漫画ネタ。

「俺もジャンプを読んでて感染したぜ」(2ちゃん)というのがナイスでした。

12:34 午前 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2006.12.20

# 『PLUTO』最新刊

いよいよ第 4 巻発売です!

表紙は、碇ゲ○ドウ...ではありません。

ということで、ブログの体裁を少し変えて、密林アフィリエイトを付けてみたり(4 巻の表紙データがまだ出てこないんですが :P)、遊びパーツを載せてみたりしました。

10:45 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2006.05.10

# 復活、らしい

リンク: 手塚治虫文化賞:吾妻ひでおさんに「マンガ大賞」-学芸:MSN毎日インタラクティブ

いっとき世間(の一部)をけっこう騒がせて、ちょっと前にはマンガ夜話でもネタになっていたわけですが...。ひとまず人界に戻ってこれたようです。

今日の朝日朝刊、「ひと」欄にも載ってましたが、かなり "突き抜けちゃった"よう表情でした。

実はこの本、去年から何度も店頭で手には取りつつ、ちょっとコワくてまだ買ってませんでした。

10:19 午前 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2005.11.22

# なんだそりゃ?

リンク: ITmediaニュース:「アキバ初心者救済ツアー」、紙袋付き

過保護。

04:53 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2005.11.14

# 週明け早々オタク話で申し訳ない

リンク: ITmedia D LifeStyle:キモオタの発祥に見るコンテンツ社会の臨界点 (1/3)

ネットで見かけるオタク/ヲタク論の中には、けっこう的を外してるのも多いわけですが、小寺氏の今回のはなかなか面白かったですね。

近年、「オタク」という語感の持つ脱社会的な部分が抜け落ちてしまい、次第に清潔なものになりつつある。

後半に登場する「公と私」というキーワードが、ネット界はもちろんリアル世界まで、今の日本の至るところで目撃される諸々の事象を説明してくれるはず。

マスメディアのコンテンツが魅力的になり、影響力が増大するほど、虚像と実像、公と私を使い分けることが、難しくなる。

これを書きながらふと思いついたのは、従来の日本社会で「公」と「私」とのインタフェースだった「世間」というものが消滅しつつあるのだろう、ということ。

リアル日本社会においては、この「世間」というインタフェースが果たす役割は思い切り重要だった。「世間」は、上位構造である「公」を管理することはもちろんできなかったが、なにより、下位にある「私」を制御するという機能を十分に有していた。そしてその「世間」インタフェースを形成していたのは、たぶん "良きおじさんやおばさんたち" だ。だが、民主主義教育以降、そのような「世間」を担う層は消失して、結果的に「世間」の存在はどんどん希薄になってゆく。

西欧流のパーソンではなく、まさに日本的な「私」が、制御インタフェースを失った世界。あまり想像したくないですね。

12:59 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2005.09.12

# ○○もなー

リンク: 「のまネコ」問題にコメントしてみたりする - 栗原潔のテクノロジー時評Ver2 [ITmedia オルタナティブ・ブログ]

もし本件が裁判に持ち込まれたら、裁判所で「モナー」なんて言葉が飛び交うことになって笑えます。

栗原氏の写真と記事のギャップも楽しいです(失礼)。

騒動については、こちらを: 「のまネコ」は「モナー」? ネットで騒動に

05:30 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2005.08.26

# EverQuest ネタながら

リンク: 人気を博すソニーの「Station Exchange」--なかには2000ドルの高額キャラクターも - CNET Japan

EQII の方の Blog はちょっと更新とまったままですが m(__)m。CNET にまでこんなニュースが載っています。

CNET の記事は、翻訳に ? と思うことがよくあるのですが、今回の第 1 パラグラフ、

オンラインゲームの「EverQuest II」のプレイヤーで、たまたま、Iksar種族に属し、Furyクラス(レベル50)、Sage生産クラス(レベル50)のキャラクターを持て余している人は、「Station Exchange」で2000ドル稼げるかもしれない。

「キャラクターを持て余している」では、何のことかよく判らんです。

原文(こちら)はこうですね。

If you play the online game "EverQuest II" and happen to have an extra Iksar (Fury)/Level-50 Sage character you don't need, you could soon be $2,000 richer.

「不要な、余分な〜」とちゃんと書いてある。つまり 1 つのアカウントでキャラクタは複数作成できるわけで、「レベル 50、つまり現時点で Max まで育ったキャラを要らないようなら」ということ。

ただ、原文では不正確な "Iksar (Fury)/Level-50 Sage character" のところを、一応ゲームシステムを踏まえて「Iksar種族に属し、Furyクラス(レベル50)、Sage生産クラス(レベル50)」と訳しているのはエライですね。

そんなわけで、小生の Iksar は依然として Lv16 のままなのでした。

08:19 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2005.07.07

# オタ検だぞ、おまいら !

全国、いや全世界の OTAKU 、ならびにオタク予備軍、もしくはオタク容疑者のみなさん、検定ですよ検定。

リンク: 「オタク検定試験」8月実施へ - nikkansports.com > 社会ニュース


このニュースを取り上げているのが日刊スポーツと毎日新聞だけ、というところで、すでにそのポジションの微妙さがうかがわれます w。

公式ページはこちら。「例題」もちゃんと用意されています。

周りからオタク呼ばわりされている向きはぜひこれをダウンロードしてください。そして、自分が「いかにこれらの問題を解けないか」を見せてあげるとよいでしょう。それが、一般人にとってのこの検定の正しい使い方です、はい。

12:53 午前 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2005.06.09

# 「終わってる」のか

リンク: 2ちゃんねるの「終わり」とブログの今後 - nikkeibp.jp - from ガ島通信 メディア崩壊の現場を歩く

少し前のことですが、知り合いが「最近の2chは、以前よりずいぶん大人しくなったんだよ」と言ってましたが、なるほど、実は「終わって」たんですねー。

2ちゃんの魅力は真偽ではなく言葉遊びにあります。真実なのかウソなのか分からない面白そうなネタで言葉遊びをする。矛盾を突っ込んだり、応援したり、批判したりしながら書き込みが展開していくサイバーコミュニケーションです。 (中略) 一時期猛烈に輝き、存在感を示した2ちゃんですが、なぜ「終わった」のか。なぜマスになり得なかったのかを解明するひとつのキーワードがリアルであると考えています。

※太字、baldhatter

残念ながら、多くの日本人は、まだまだ「言葉遊び」の中から「リアル」を嗅ぎ取るような訓練ができていません。そもそも、「虚構」が正しく理解されているかどうかすら怪しいでしょう。

だから Monty Python のような痛烈なギャグは成立しえず、したがって差別語のような無自覚な言葉狩り(または自粛)がまかり通り、かつての「かけそば事件」のような顛末が後を絶たないのでした。

02:04 午前 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2005.05.30

# タイトルはやや過剰ながら

リンク: ITmedia Games:なぜゲームは愛されるのか――次世代ゲーム機までのミッシングリンク (1/3)

掲載されている画像だけでも面白いので、一応載っけておこう。

01:58 午前 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2005.05.20

# ...と思っていたら、ヒヒッ

リンク: ITmedia Games:Xbox 360試遊台ケースの中には扇風機が

いやもー、楽しいネタ続きでユーザーを魅了しつづけています w。

08:47 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2005.05.16

# 「ポテート」か「ポタート」か

リンク: オンラインで広がるXbox 360への反響 - CNET Japan

ジャガイモのことを英語で、君が「ポテート」と言えば、僕は「ポタート」と言う。君がXbox 360を凄いと言えば、僕は「良いかも、でも普通だよ」と言う・・・。

この記事の冒頭、訳文で読むと、当然ながら面白さがイマイチです。記事原文はこちら

You say potato, I say "poTAHto." You say the Xbox 360 is smokin', I say, it's okay, but nothing special.

tomato や potato の発音---これはよく見かけるネタなのでした。

STAR TREK: The Next Generation(TNG)の第1シーズン第13話 "Data Lore"---Commander Data の同型アンドロイド Lore の初登場エピソードです---で、自分の方が優秀であるということを誇示するために、Lore が節付きでこれをやります。

Haven't you noticed how easily I handle human speech? I use their contractions. For example, I say 'can't' or 'isn't' and you say 'cannot' and 'is not'. I say tomato and you say tomahto. I say potato and you say potahto... Ha, ha, ha. Yeah. A very old joke.

そう、ここで Lore が言っているとおり、very old joke なのですね。

いずれにしても、Nintendo と Sony がどう対抗するか、楽しみではあります。

07:21 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

# ...と思っていたら、ププッ

リンク: Xbox 360のゲームデモ、動かしていたのはG5 Mac--MSが認める - CNET Japan

新しい XBox...。PowerPC に乗り換えということで、先日さっそくネタにさせていただいたわけですが、またまたこんな楽しいニュース。これからも暖かく見守っていこう、かと w

11:33 午前 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2005.05.13

# こいつは、○○と同じ運命かな

リンク: ITmedia Games:私が夢に見たマシンがついに登場する――J・アラードが情熱を注ぐ「Xbox 360」とは

XBOX統括者へのインタビュー記事です。えらく熱く語る人だなー、と思いながら読んでいたら、着せ替え可能なトップパネルについてこんなこと言ってます。かなり濃い人のようです。

---ちなみに私のお気に入りは「トランスフォーマー」のデザインだ(笑)。

なお、製品発表に関する記事はこちら

第一印象。なんか、デザインセンス悪すぎーという気がします。ふた昔くらい前の SF っぽいデザインというか、初代機よりアメコミ風味になったというか。これで、筐体が全体的にもう少し薄ければ、最近の大型テレビの脇に立てればそれなりに映えるのかもしれませんが...。

スペックは、まあ相当なもんですが...。かねてからの噂どおり、CPU は Intel から乗り換えて、PowerPC になったんですねー。

さて、この手の筐体---作った本人たちは斬新と思っているかもしれないが、出来上がってみたら意外と古風な見かけ---に PowerPC 搭載といえば...そう、これは Pippin@ の再来ではないですか。とすればその運命も推して知るべしか?

07:32 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2005.03.07

# 軽度のオタク

ITmedia ライフスタイル:日本人はなぜオタクとなり得たか (1/3)

オタク論として特に目新しい内容ではありません。ネオテニーとの関連付けも、話半分くらいに読むのが吉でしょう。

「今や多くの日本人は、このオタク的な偏執傾向を持っていると言えるのではないだろうか。」

いや〜、偏執傾向という点だけ見れば、江戸っ子だって立派な類オタク人種だったに違いないと思いますねー。

ほぼ同世代に属す小生の周りにも、軽度のオタクや重度のオタクはいろいろいました(います)。それこそ、この著者と同様、中森明夫による命名が一般化する直前くらいには、「おたく」という二人称もずいぶん耳にしたものです(ことによると、口にしたこともあったか... ^ ^;)。

この稿の締めくくり部分は、確かに興味深い点ではあります。

「経済的に余裕がありながらやりたいことが見つからないので働かないニートと、同じ条件でありながらやりたいこと、知りたいことがありすぎるオタクとの分岐点はどこなのか、社会学的にちゃんと洗い直すべきだろう。」

これに加えうる条件として、ニートは「語りたがらない」(チャットやBBSを除いて)、オタクはとにかく「語りたがる」(どんな場であろうと)という差もありそうです。第1世代のオタクの間でコンピュータというアイテムが一般化したのは、かなり後になってからでした。Apple や PC シリーズのパソコン黎明期が、おそらく高校時代以降でしょう。

そんなことも考えると、「やりたいこと」=モノとコトの世界、「知りたいこと」=情報の世界、そのどちらもが、ある時期を転機にして大きく変質してしまったのかもしれない、と。キーワードはいろいろありそうです。

08:18 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (1)

はてなブックマークに追加

2005.02.02

# 超能力...

「がん治した超能力者」名乗り詐欺

ところで、「超能力 がん」のキーワードでググると、ニュース検索結果のすぐ下に、とある記事がヒットします(2005/2/2現在)。逮捕されちゃう人とされない人と、きわどいですねー。

07:39 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2005.01.07

# "からだ"が大事

ヒーローものゲーム、子供の攻撃性増加の可能性

> 「ひどいことをした悪者に報復する」という、暴力を正当化するゲームでよく遊んでいた児童も同様に「敵意」が高くなっていた。
> 「かっこいい正義の味方だと、プレーヤーが自己同一視しやすいため」と分析している。

小生のようなおぢさん世代だって、子供時代には毎日、月光仮面やウルトラマンに "変身" して "悪者" をやっつけていたわけですが、今の子供たちと決定的に違うのは、「身体を使っていた」ということ、そして「かわりばんこ」ということなのでしょう。

おぢさんたちが昔やっていた「ゴッコ遊び」は、当たり前ですがみんな生身で参加するものでした。なおかつ、ヒーローは一人だけなので持ち回りが原則です。なかには、「オレ、名前に○○が付くから△△△△だぞ」とかいう横暴なやつもいましたが(笑)。

するとどうなるかというと、まず誰でも必ず「イタい」経験をします。ゲームで自分が攻撃されても、せいぜいデュアルショックコントローラがぶるっとくる程度ですが、ゴッコ遊びの悪者役には容赦なくライダーキックが決まるのです。

ヒーローはかわりばんこなので、自己同一視も絶対的なものにはなりえず、それが所詮「ゴッコ遊び」であるという了解も当然の共通認識となってきます。例によって、「名前にアが付くから、おまえずーっとアラシ隊員な」みたいなこともあるわけですが、そんなときにも、ちゃんとアラシ隊員に見せ場があるような展開を考えてみたり。

「攻撃性」云々の信憑性は疑わしいとしても、身体を使って人間関係を築くという当時のあり方と、何かが変わっているのは確かなのかもしれません。

だから、おぢさんはTVゲームをやっていいのです。

12:19 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2004.12.22

# さすがに中国

中国にプレステ偽造団、日産5万台規模

日産 5 万台、これはスゴイです。報道元が Financial Times ですから、よもや中国人お得意の誇張数字表現ではないでしょう。さすが中国。スケールが違います。しかも刑務所内に部品が運び込まれて、そこで組み立てられているという実態。脱帽。

12:30 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2004.12.20

# ネオジャパネスク?

Wired News - オタクのための東京ガイドブック - : Hotwired

Wired ならではのネタですが、「出るべくして出た」感の強い一冊ではあります。

小生ら日本人にとってさえ、単なる電気街だったのはもうふたも前の話。もはやパソコン街とすら言えなくなったアキバ。中心地には怪しげな黒いビルが建ち、メイドさんやスパイダーマンが何の違和感もなく溶け込み、なにより若い男だけのグループが一向に臆することなく歩けるこの街は、やはり「オタク街」と呼ぶしかないのでしょうね。

参考サイトは、この辺でしょうか。

03:30 午後 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加

2004.12.06

# 臆面もなく

「ドラえもん」そっくりキャラ、米国政府関連団体サイトに登場で物議

やや古くなったネタですが...。ビミョーだなぁ、これ。
えっと、FCC の問題のサイトはこれです。

明らかにパクリとも見えるし、ネコをモチーフにして二足歩行させたら、何人かは案外この手の絵を思いつくのでは、という気もするし。いずれにしても、公共の機関が採用する意匠としては、かなり情けないと思います。個人的には、この絵みたいな線、嫌いじゃないですけど、ポケモンを知ってしまったあちらの子供には、はたして受けてるんでしょうか。

ちゃんと洋服を着ているところが、本家より civilized ですか。ほとんど囚人服だけど。

06:54 午前 アニメ・コミック・サブカル | | コメント (0) | トラックバック (0)

はてなブックマークに追加