# Google検索でWeblioが邪魔 - AHKで排除
先週の11月17日、告知していたとおり、東京ほんま会の「初級AutoHotKey講座」を開催しました。
テリーさんと私がかけ合いで進める形(と言いながら、主にテリーさんに喋ってもらって、私が補足するくらいでしたが)で、かつ内容もかなり絞り込んだ結果、みなさん、いつも以上に満足していただけたようです。こんなブログ記事も。
まず、講師が2人という形式でちょっとした質問もためらわずにできます。また、いただいたマニュアル資料は全7ページで簡潔かつ理解しやすいものでした。これでマニュアルが何十ページもあると初心者は強い抵抗感を覚えるわけです。
進め方と資料については、こちらが狙った以上の効果があったようで、これはとてもうれしいレポートです。Yujiさん、ありがとうございます!
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さて、それで今回のお題になるわけですが――
最近のGoogle、何か検索すると、やたらとWeblioが上位に出てくるようになってませんか? 後でいくつか例を出しますが、特に簡単な日本語を検索したときがヒドい。
聞くところによると、やはり検索結果で上位に来るような「施策を多量に、かつ継続的に行って」いるんだそうです。
そういうことなら、こちらも自衛策をとるしかありません。Google検索では、除外キーワードを指定できるのと同様、
マイナス記号でサイトごと除外
することもできます。そして、先週の初級講座でやったように、AutoHotKeyでGoogle検索するようになっていれば、これも簡単に実装できます。
先週の初級講座で説明したGoogle検索のスクリプトはこうでした。
vk1D & g:: ※無変換キー+G の場合
Clipboard =
Send ^c
ClipWait,1
Run https://www.google.com/search?q=\"%Clipboard%\"
Return
この、Runの行にサイト除外を指定するだけです(下記の太字部分)。
Run https://www.google.com/search?q=\"%Clipboard%\" -site:weblio.jp
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参考までに、Weblioが現状どのくらい邪魔かというと、
・専門性の高い単語になると、それほど出てこない
・日本語でも英語でも、簡単な語句になるとたちまち上位に顔を出す
という感じです。いくつか例をあげてみます。
これ(root of trust)はセキュリティの専門用語なので、さすがに出てきませんが……
このくらいの用語(retail price)とか、
こういう基本英語(curation)になると、ほぼ上位に来ます。英辞郎さんは、残念ながらいつも後塵を拝していますね^^、それ以外の辞典サイトは、さらにその後です。
日本語になると顕著になる。
このくらいの慣用句(先例にならう)とか、
こんな基本語彙(従う)になると、圧倒的にWeblioが優勢。しかも、複数の項目が並ぶので、ウザいことこの上ない。
サイト除外を使うと、たとえば最後の2例はこうなります。
指定したオプションが効いています。
もちろん、Weblioを除いた検索結果が即信用できる、ということではありません。が、煩わしさはずっと減ります。
AHKを導入できた方は、お試しあれ。
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