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2019.07.23

# 翻訳フォーラム・レッスンシリーズ「辞書のホントの使い方」

前エントリに続いて、セミナーのご案内です。

翻訳フォーラムのレッスンシリーズ、いつの間にか第14回になりました!

「辞書のホントの使い方~大辞典・学習辞典・英英辞典はここを読め~」
(翻訳フォーラム・レッスンシリーズ#14)

1907231
(上のリンク・画像から申し込みページを開けます)

日時:9月28日(土)13:15~16:45

場所:としま南池袋ミーティングルーム ※いつものIKE Bizではありません、ご注意ください!

その申し込みが、今日7/23の正午に始まります。いきなり売り切れになるこはないと思いますが、みなさん、スタンバイください^^

以下、案内ページよりもう少し詳しく内容を予告しておきます。

 

 

これまで、もう何度も辞書の話をしてきました。

でも、すでにお気づきの方もいらっしゃるとおり、これまでは「辞書環境をどうやってそろえればいいのか」という話が中心でした。

一部のセミナー、たとえば2018年2月の「脱・辞書の持ち腐れ」とか、フェロー・アカデミーの通信講座第3回などでは、実際に辞書のどこを見て、どんな情報を読み取るかということまで立ち入りましたが、そのときはあくまでも課題文を読み解くという前提でした。

今回は、翻訳者がよく使う辞書(ラインアップは案内ページを参照)について、凡例と特長をひとつひとつ説明したうえで、

・3大英和辞典の使い分け方

・COBUILDの読み方

・WordNetの使い方

・国語辞典の使い分け方

などを取り上げ、各辞書はどんな作りになっているのか、どんな情報が載っているのか、それをどう読み取ればいいのか、を説明します。

いわば、帽子屋の辞書シリーズ、新章スタート!です。

当日は、実際に辞書を引きながら説明していきます。ご参加くださるみなさんも、PCや電子辞書端末、スマートフォンやタブレットなどを使って手元の辞書を引きながら聞いていただくと、いっそう楽しめるのではないかと思います。

 

ご参加、お待ちしております!

09:07 午前 翻訳・英語・ことば 辞典・事典 | | コメント (0)

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2019.07.21

# 翻訳のためのPCスキル・一般教養講座

フェロー・アカデミーで、今年の1~3月に実施して好評だった講座が、8月22日から、また始まります。

リンク:翻訳のためのPCスキル・一般教養講座

190720

8月22日より、毎週木曜日、全5回です。

※前回は隔週でしたが、今回は毎週で5週連続となります。

案内文にもあるとおり、

・翻訳者が知っておきたいPCの基本スキル

・検索スキル

・辞書の話

・英語圏の文化に関する基礎的な知識

を集中的に扱います。

前回と違うのは、「古典作品から現代のサブカルチャーまで」の前半部分を拡大して、

ギリシャ・ローマ神話

も取り上げることにしました。

 

ご興味のある方、ぜひご参加ください~。

10:19 午後 翻訳・英語・ことば | | コメント (0)

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2019.07.17

# SII DAYFILERからの移行を考える、2019年7月版、参考価格付き

昨日、リストをアップしましたが、せっかくなので、

移行する場合の参考価格

も付けて更新してみました。一部、修正もあります。

ダウンロード - migration_from_df_190717.xlsx
(Excelファイル:約13KB)

価格は、7/17時点のAmazonやLogoVista、AppStoreなどで調べたもので、変動はありますから、ご注意ください。特に、アプリは安売りのタイミングが狙いどき。

合計金額はあえて書きません(笑)が、あらためて、電子辞書端末のコストパフォーマンスには驚かされます。

 

予算に余裕があるなら……
・LogoVistaでメインをそろえ、英英はオンラインでまかなう
・アプリでメインをそろえ、英英もそろえる

予算に余裕がなければ……
・有料オンラインでメインをそろえ、英英はオンラインでまかなう
・PC上には、少しずつ予算をかけて増やしていく

というところでしょうか……。ちなみに、オンラインの場合

・KODアドバンスト:1年間11,880円 
・JKパーソナル+R  :1年間21,600円

です。

 

ただ、最低限必要な辞書だけは、PC上でさっと引けたほうがいいことは、言うまでもありません。

最後に、DAYFILERからの移行に限らず、帽子屋が考える最低限のラインアップ、も考えてみました。

研究社 新英和大辞典 第6版(LV)
研究社 新和英大辞典 第5版(LV)
ビジネス技術実用英語大辞典 第6版(EP)
リーダーズ英和辞典 第3版(LV)
リーダーズプラス(LV)
大辞林(アプリかオンライン)
明鏡国語辞典 第二版(LV)
ウィズダム英和辞典 第3版(書籍)

このくらいは、手元にそろえておきたいものです。英英はオンラインで。

以上の辞書であれば、書籍のウィズダムを除いて、EBWin4上で使えます。

ただし、LogoVistaのタイトルはいつ仕様が変わるかわからないので、EBWin4上で使えない可能性もあります(特に、新しくセットになっている商品は怪しいかもしれません)。その場合は、LogoVistaの辞書アプリケーションで使えます。

12:38 午後 翻訳・英語・ことば 辞典・事典 | | コメント (0)

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2019.07.16

# SII DAYFILERからの移行を考える、2019年7月版

Facebookでまた、DAYFILERユーザーさんの投稿がありました。

辞書ビジネスから撤退してからもサポートだけ続けてくださっていたSIIさんですが、そのサポートも

2020年3月末

でとうとう終了するということです。

ちなみに、Windows 7はそれよりひとあし早く、2020年1月14日にサポートが終了します。

で、DAYFILERからの移行については、以前に記事を書きました。

リンク:# SII DAYFILERからの移行を考える

その後また状況も少し変わっているので、最新の状況を一覧表にしてみました。

ダウンロード - migration_from_df_190716.xlsx
(Excelファイル:約12KB)

 

 

ざっくりとですが、

・英和辞典系はLogoVista版を購入
・英英辞典はオンライン

で、おおむねまかなえそうです。ただ、今までDAYFILER(だけ)に頼ってきた人だと、かなりの設備投資になります。

 

オンラインも視野に入れると、

KOD(研究社オンライン)

が、やはりいい選択肢になるかもしれません。

そう考えたとき、やはりいちばんネックになるのが「ランダムハウス」ですね。コトバンクから外れてしまいましたから、アプリくらいしか選択肢がありません。となると、

ジャパンナレッジ

も検討の余地が出てきます。

小学館さん、専用インターフェースだけでいいので、再刊してくれませんかね~。

11:52 午前 翻訳・英語・ことば 辞典・事典 | | コメント (0)

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2019.07.07

# 今野真二『日日是日本語』

『日本語が英語と出会うとき』に続いて、こちらも読みました。

『日本語が英語と出会うとき』と違って国語系・国文学系の話が圧倒的に多いので、私には最初のうちちょっと取っつきにくかったのですが、読み進めていくとなかなか味わい深く、示唆に富んだ一冊です。

感想をひとことで。

研究室のお金でいろいろと古書を買えるの、うらやましい~

そう叫びたくなるくらい、いろいろな古書が出てきます。大半は国文学系なので私には無縁ですが、なかには古い辞書もあって、もちろん無制限ではないでしょうが、研究室として購入できるんですね。

そういえば、6月1日のトークショーのときも、日国の初版セットが大学にはなくなっていて(しばらく前に処分されたらしい)、今回のイベントのために古書でそろえ直してもらった、とおっしゃってました。

 

本書は、タイトルどおり日記形式の本(2018年1月~12月)で、今野先生の日々の心情、言葉に対する思いや考え方がぽろぽろと語られます。『日本語が英語と出会うとき』を執筆なさっていた時期とも重なるので、あわせて読んで正解でした。

印象に残った言葉を拾ってみます。日記ということもあり、全編を通じてけっして声を大にすることはなく淡々と日々の様子と思いを語っているのですが、ときどきハッとするようなくだりがあります。

筆者は自信が購入した本も、預かり物だと思っている。またちりぢりになって次の人の手にわたるまでいったん預からせてもらっている。だから、せいぜいいいコンディションを保つようにする、という気持ちだ。

長野にある古書店「バリューブックス」の企業哲学ともちょっと通じる考えかもしれません。

歴史に(必然的に)含まれている「詩的なもの」というとらえかたはおもしろい。ふと白土三平の『カムイ外伝』第十九話(『週刊少年サンデー』一九六七年一月八日号初出掲載)で、カムイがリンドウを見ながら「あれがこの世で見る最後のもの……」と思うシーンを思い出した。現在はさまざまなことに「詩的なもの」が欠落しているということはないだろうか。

(赤字は帽子屋)

たしかに、あの話は特に秀逸です。

先生、私より少し年長なだけなので、マンガもけっこうお読みなんですよね。なにしろ、先日のイベントでも、「日国を読み通したときメモに使った」として見せてくださったノートが、バルタン星人の表紙でしたし^^

それにしても、その『カムイ外伝』を紹介するとき、ちゃんと初出の情報を出してくるところが、いかにも、です。

細かな概念差、表現差が捨象されて、おおざっぱな表現になる。それが「わかりやすい」といわば勘違いされているのではないだろうか。筆者などには、こうした(おおざっぱな表現に向かって行く)「日本語再編成」が急速に進行し始めたように感じられている。

(赤字は帽子屋)

12月21日の記事です。この指摘には、同業者の皆さんも198回くらいうなずくはずです。機械翻訳の話は、この傾向を抜きに語るわけにはいきません。

ちなみに、この次の記事(23日)には、S&GのHomeward Boundが出てきます。やはり世代が近い^^

2冊のご著書とイベントで、今野先生がとても身近になりました。

01:41 午後 書籍・雑誌 翻訳・英語・ことば | | コメント (0)

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2019.07.03

# 第29回 JTF翻訳祭、受付が始まりました!

ちっとも書いてませんでしたが、日本翻訳連盟(JTF)が開催する翻訳祭、もちろん今年もあります。

昨年は京都でしたが、今年は関東に戻ってきます。

リンク:第29回 JTF翻訳祭 2019

日時:10月24日(木)9:00受付開始

会場:パシフィコ横浜

1907031

プログラムも決まり、7/1(月)から参加申し込みが始まっています。

今年のプログラム、機械翻訳まわりのセッションもそれなりにあって、これはもう避けようにない流れなわけですが、一方で個人翻訳者向けの翻訳ストレートのセッションもかなり用意されています。乞うご期待!

なお、今年も早割(9/30申し込みまで)があるほか、

会員と非会員の差が大きい

価格設定になっている点は、あらかじめご了承ください。

・会員早割      5,400円(税込み)
・非会員早割   10,800円(税込み)
・交流パーティー   7,560円(税込み、一律)

です。ともに、早割を過ぎると5,000円アップとなります。

 

定員はわりと多めですが、昨年が京都開催だった分もあって、早めに定員に達する可能性もあります。お申し込みはお早めに!

01:20 午前 JAT・JTF | | コメント (0)

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