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2019.06.11

# Google検索のヒット件数はほぼ当てにならない

すでに同様の報告は数年前から上がっているようですが、改めて確認しました。

検索して最初に表示される「約○○○○件」という数字は、どうもまったく参考にならないようです。

きっかけは、「パーソナライズな」という表現がアリかナシかというのを調べはじめたことでした。

1906051

 

おお、ほんとだ。ずいぶんヒットするねえ……。と思いつつページを下にスクロールしていきます(ふだんは、AutoPagerizeというChrome拡張機能が動いているので、ページ単位を超えて延々と表示されますが、このときはAutoPagerizeを止めておきました)。
1906052

 

え? 十万単位でヒットしたのに2ページ? と思いつつ2ページ目に行くと、
1906053

 

あら? たったの129件?

そう、どんな仕組みか不明なのですが、ちゃんと全部のページ(ページ数が多い場合は、ある程度まで進んだページまで)をたどってみないと、正確なヒット件数は出てこないようなのです。

ほかの検索語でも試してみました。今度は「短略的」です。もちろん「短絡的」の間違いだろうと思いますが、Forbesの記事でまで使われていて、目下「???」という言葉のひとつです。

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先ほどより少ないものの、万単位はあることになっていますが、
1906056

 

同じようにベースを進むと3桁台になります。


日本語だけではありません。次は "based off" です(参考リンク:私家版英語辞典@帽子屋 - based off / based off of)。

1906057

 

3,200万件? すでにちょっとありえない数字ですが。ページ数はさすがに多く、
1906058

 

4ページ目までたどる必要がありました。
19060512

 

ただ、こういう表示もありましたね。
19060513

 

そのせいかとも思いましたが、[ここから再検索してください]をクリックしても、せいぜい2倍になるだけです。
19060514

最初のページにまったく桁違いのヒット数が出てくるのは、いったい何なんでしょうか。

なお、ここでは、ちょっと変な言葉ばかり検索しましたが、ふつうの単語でやっても、規模が違うだけでパターンは同じです。

もともと、「Google多数決」だけで訳語の採用不採用を決めている翻訳者はいないでしょうが、それでもヒット数を大まかな目安にすることは多かったと思います。きちんと、ヒットした内容をしっかり読まないといけません。

ちなみに、Yahoo検索でも同じような挙動があるようです。

09:47 午前 |

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