# 飯間浩明『ことばハンター』
ポプラ社から出た飯間先生の本。
子ども向けだけど、とてもいい。
「人と話すことが苦手」だった少年が、やがて見坊豪紀の『ことばのくずかご』に出会い、国語辞典編集者になる日を夢見てワードハンティングを始める。そしてある日、三国第六版の編集委員に選ばれて……
読者に語りかける文体で書かれているので、いつも聞いている、あの語りで脳内再生されます。けっして流暢ではなく、でも言葉をひとつひとつ丁寧に選んで口にしているかのような、あの話し方です。
飯間ファンにはおすすめ。
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