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2018.11.24

# 英和学習辞典、新版が立て続けに

強力な学習英和辞典の新版が、あいついで刊行されました。


まず、11月16日にこちらが。

『ライトハウス』の上位版だった『カレッジライトハウス』の系譜、直接的には『ルミナス』の新版だと思いますが、『コンパスローズ』と名前を改めて登場。


続いて、11月22日にこちら。

私がここのところ推薦し続けているウィズダムの新版です。


もうひとつ、

こちらも10月に出ているのですが、まだ確認していません。『オーレックス』より低い学年向けです。


こうやって、学習レベルの英和辞典がきちんと版を重ねているのは、なんともうれしい限りです。しかも、どんどん進化し続けています。

内容がどう変わったか、詳しくはいずれまたレポートしたいと思います。

『コンパスローズ』は、本文も充実していますが、何と言っても売りはこれでしょう。

1811241

語のイメージ表示です。絶版になってしまった『図解 英語基本語義辞典』には、まだ及びませんが、かなり迫っている感じです。

1811242

この「語義のマッピング」もなかなかいい工夫。

(図は、ともに研究社のパンフレットより)


こういう辞書がある今の高校生って、なんと恵まれているんだろうと、つくづく思います。


収録語彙では、まだざっと見ただけですが

・internetの小文字が載った

・provideの語義が増えた

・leverageとかlogisticsの語義が増えた

など、翻訳者にとっても実用的にうれしい進化を遂げています。


『ウィズダム』も、『コンパスローズ』のように目立った新機軸こそありませんが、確実に進歩しています。

コーパスを中心にした編集に、さらに磨きが掛かっているようです。

語彙レベルでも地味な進化がいくつもあり、「受験・ビジネスに」という謳い文句も伊達ではありません。Internetはまだ大文字だけですが、Internetで始まる関連語は13語ありました。

『コンパスローズ』より60ページくらい多いのですが、それでも『ウィズダム』のほうが薄いのは、さすが「辞書の三省堂」のノウハウでしょうか。

オンラインも含めた、今後の電子メディア展開も気になります。

ウィズダムは、最近の電子辞書端末でよく採用されているので、来年のモデルにはきっと第4版が載ることでしょう。

書籍を購入するとオンライン版も使えるようになるDual Dictionaryも、いずれ第4版に対応する予定とのことです。

ちなみに、Dual Dictionaryのサイトは、新版が出ても旧版が残るしくみになっていて、各版ごとに書籍を買っていれば使えることが分かりました(今も、英和第3版と英和第2版、その他があります)。

ただし、その場合のユーザー登録と新規登辞書追加の方法がちょっと分かりにくいので、注意書きを引用しておきます。

一度ユーザー登録と認証クイズをした後で、他の辞書もご購入いただいた場合は、再度のユーザ登録は不要です。
追加でご購入された辞書のログインページからすでにお持ちのID、パスワードでログインされて、最初に表示されるクイズにお答えいただければ、それ以降、その辞書にもお手持ちのアカウント(ID、パスワード)が有効になります。)

アプリはどうでしょうね……。物書堂さん、よろしくお願いします!


コンパスローズは、今ルミナスを載せているKODに収録されるのを期待したいところです。

07:31 午前 翻訳・英語・ことば, 辞典・事典 |

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