# 英辞郎についてのセミナー
ふだんとはちょっと違う環境で、オンライン辞書「英辞郎」を取り上げるセミナーがあります。
リンク:JACET英語辞書研究会主催「『英辞郎』が拓く未来の英語辞書」
英語辞書研究会というのは、「英語辞書・英語語法に関する研究」を行っている先生方の集まりです。
そんなアカデミックな場なのですが、関山先生に呼んでいただいて、私も英辞郎について少ししゃべることになりました。
日時:2018年12月15日(土) 15.00~17.30(14.30 受付開始)
会場:早稲田大学 11号館 4階 大会議室
参加費:500円
タイムテーブルは、以下のとおりです。
15.00 Part 1:辞書ではない『英辞郎』を辞書学的に解剖
小室夕里(中央大学)「『英辞郎』はなぜ辞書ではないのか」
井上亜依(防衛大学校)「English Phraseology(英語定型表現研究)の観点から見た 『英辞郎』の有用性と発展性」
関山健治(中部大学)「電子辞書時代を駆け抜けた『英辞郎』の魅力と課題:検索インターフェイスの観点から」
15.50 休憩
16.00 Part 2: 『英辞郎』と翻訳者
高橋聡(翻訳者・日本翻訳連盟理事)「『英辞郎』だけで翻訳はできるのか」
16.30 Part 3: 書籍版『英辞郎』とオンラインサービス「英辞郎 on the WEB」の制作サイド
16.40 休憩
16.50 Q&A(ファシリテーター:関山健治)
17.20 閉会
つまり
まずは、大学の先生方が学問的に英辞郎を解剖
私が翻訳者としての立場からコメント
そして最後は、英辞郎の"中の人"が話す
という構成です。
ふだんとあまりに違う環境、こんなスゴいメンバーのなかで話をするというのは、なかなかドキドキものです。
英辞郎を一方的にdisるつもりはありません。無料版とPro版の違いも含め、翻訳者が英辞郎をどう考えればいいのか、具体例を紹介しつつお伝えしようと考えています。
英辞郎について、これだけまとまった形で議論するというのは、かなり珍しい機会だと思います。
事前申し込みは不要のようです。
お時間と興味のある方は、ぜひお越しください。
12:18 午前 翻訳・英語・ことば 辞典・事典 | URL
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