# 複数単語(連語)の検索方法 - Jamming/Logophile
複数単語(連語、その他)の検索、お次はJammingとLogophileの場合です。
復習しておくと、
スペースを入れずに検索すると、連語とみなされる(語順が考慮される)
スペースを入れて検索すると、AND検索とみなされる(語順は無視される)
全文検索のときは、指定した語がそのまま検索される
これが基本です。
Jamming
まずは、Jammingから。前回と同じく、take off を引いてみます。
でも
でも差は出ません。
これを[一網打尽]に切り替えるとどうなるかと言うと、以下4つのスクリーンショットで、スペースの有無と検索オプションをよーく見てください
お分かりでしょうか。お代わりしてもいいですが……。上の3つはヒット数が同じで、4つ目だけ5,000を超えています。
つまり、
スペースなし = 熟語とみなされる = 語順が考慮される
ので、上の2つはオプションが[熟語]でも[And]でも結果は変わらない。そして、
スペースあり = AND検索とみなされる = 語順が無視される
ではあるのですが、[熟語]オプションにすると(ANDではなく)熟語を検索してくれるので、やはりヒット数は変わらない。[And]オプションにして初めて、本当にAND検索になって、5,000を超えるというわけです。
残念ながら、これらの検索方法のうち、どれを使うと辞書ごとにどんな項目がヒットするのかはインデックスの作り方によってぜんぜん違ってくるので、辞書ごとに試していくしかありません。
Logophile
Logophileでも、動作はだいたい同じですが、違うところがあります。
スペースなしの場合はJammingと同じです。ちなみに、他のオプションはこの図のとおりに。[完]を押すと完全一致になるのでヒット数はもっと減ります。
ところが、スペースを入れると、[前]だけでも[成句]/[And]のオプションが効いてきます。ここがJammingと大きく違う点。
[And]のほうがたくさんヒットするように思うのですが、前方一致だと"take off"を検索してもtake offがヒットせず、結果はゼロになるという不思議仕様。[後]も押すともっと増えます。
Jammingの[一網打尽]、EBWin4の[条件検索]に近いのが、Logophileでは[キ](キーワード)検索です。
上の3つでは、違いがありません。ここは、Jammingの[一網打尽]で見た最初の3つと同じ結果になっていることが分かります。
これも、Jammingの[一網打尽]でスペースあり、Andにしたときと同じですね。
なお、いずれも[前]だけでしたが、[後]も押し込むとどれも少しヒット数が増えます。
ということで、JammingとLogophileの動作は基本的にほぼ同じ。違いがあるのは、[前]でも[成句]/[And]が効くという点でした(Jammingにはそもそも、[前方一致]のときに選べるオプションはない)。
ややこしいですよねー。うまく使いこなしてくださいw
08:45 午前 パソコン・インターネット 辞典・事典 | URL
この記事へのコメントは終了しました。
コメント