# 翻訳フォーラム・シンポジウム2018 & 大オフ
翻訳フォーラム・シンポジウム & 大オフ、今年もやります!
ということで、告知サイトがオープンしました。
今年のテーマは、「つなぐか切るか」です。
多くの翻訳者が悩むのが、文やパラグラフは、原文通りに切るべきか、状況に応じてつないでも良いものかということ。そこにルールはあるのか、正解はあるのかを、様々な角度から論じます。
申し込みは、まだちょっと先ですが、昨年と同じく第一次と第二次に分けて行い、直前枠も若干ですが用意します。
第1次発売 4/15(日)10:00~5/24(木)10:00
第2次発売 4/20(金)18:00~5/24(木)10:00
直前 販売 5/14(月)10:00~5/24(木)10:00
例年、大オフのほうが先に満員御礼になってしまうので、今年は大オフ会場を大きくしました。
みなさん、今年も、チケット発売開始に向けて、スタンバイをお忘れなく!
シンポジウムの会場は、過去何回かと同じくお茶の水女子大。
大オフは、池袋ですが、東京芸術劇場の2Fという好立地です。
《テーマと登壇者(予定)》
第1部 11:00-12:35
1)「文の構造、段落の構造」高橋(さ)・井口・高橋(聡)
2)「2018辞書最新情報」深井裕美子/高橋(聡)
昼休憩(50分)
第2部 13:25-15:00
3)「ヲタクじゃないけどサブカル講座」高橋聡
4)「今こそ学ぶ!先達の翻訳論」星野靖子(めだかの学校)
5)「パンクチュエーション101」深井裕美子
休憩(15分)
第3部 15:15-17:00
6)「コヒージョンを考える」佐復純子(めだかの学校)
7)「さようならブチブチ文~文章の『きれつづき』」高橋さきの
8)「何が出るかなQ&A」高橋(さ)・井口・高橋(聡)・深井
今年の大テーマは「つなぐか切るか」ですが、第2部の3)と4)は、テーマを離れた余談コーナーです。
そして不肖・帽子屋は、熱いご期待に応えて、ついに
「翻訳者向けのサブカル講座」
をやってみようと思っています。
これとか、
これとか
これとかが、いったい何を表していて、最近の英語圏文化を知るうえでは、
・聖書
・シェイクスピア
・Nursery Rhyme
などと並ぶ周辺知識としてどれだけ欠かせなくなっているか、ということをお伝えしようと思っています。
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コメント
フォーラムのご盛況を祈念いたします。
「切るか繋ぐか」読み手側からしますと、適度に切ってもらうほうが、文意を取りやすいです。少なくとも、最初の主語を覚えておけるくらいの長さで。
私の考えでは、報道やビジネス文書、ノンフィクションからライトノベルまでは、意味を伝えることを優先し、翻訳者の判断で切ってもらって構わないと思います。
悩ましいのは純文学です。
関係節でずるずる説明を付けて捏ねくり回した文体が、原著者の意図であったなら、短く切られてはイメージが違ってしまいます。
日本語に直された時点で、イメージの解離は避けられないとはいえ、翻訳は創作捏造ではないわけで
どこを妥協点とするのか、翻訳者側のご意見如何に
投稿: 白い都 | 2018/04/03 9:39:25