# 古本まつりで散財してきた
パラフィン紙がかかってるのは、これです。
『ウヱブスター氏 新刊大辭書 和譯字彙』三省堂 明治21年刊。
国会図書館のデジタルアーカイブにも入っています。
Websterの辞書を元にした英和辞典があったというのは、この本で読んだことがありましたが、実物は初めて見ました。
私が買ったのは第16版(明治24年)。けっして美本ではありませんが、古本まつりで3割引、3,000円弱。田村書店さんにて。
これについては、別エントリでも書く予定です。
そのほか、左上から順に---
『妖怪百物語絵巻』
国書刊行会のこのあたりのシリーズは、わりとあちこちの店舗で見かけます。
妖怪展などで、絵は楽しめても、くずし字が読めない無教養の身。この本なら、くずし字が書き起こしてあるので、しっかり読めます。
2,000円。ボヘミアンズ・ギルドさんの出店にて。
『ロングマン・アメリカ英語辞典 Intermediate』
CD-ROM付属ですが、どうもインストールできないようです。16ビット/32ビット仕様でした。900円。これも、田村書店さんにて。
『日本語発掘図鑑』
『日本語大博物館』
久しぶりに、紀田順一郎。
どちらも1,000円。Amazonのマーケットプレイスにはもっと安いのも出てましたが、ほぼ新品並みの美品だったし、もとは各4,800円なので、かなり満足。愛書簡 中川書房さんの出店にて。
『あて字外来語辞典』
外箱は「あて字~」となっているのに、中身が「宛字~」というところはご愛敬。
おなじみの「巴里」、「倫敦」あたりはもちろんのこと、
羅密欧・未麗葉
該撒
比羅三井天
とか載ってて、かなり楽しい。さて、この3つは何と読むのでしょうかw
これも値札の3割引で1,400円。辞書がたくさん置いてある澤口書店さん(巖松堂ビル店)にて。
『バロンズ英文会計用語辞典』
これ、門外漢なので良し悪しはまったく不明なのですが、店頭ワゴン売り、200円だったので買ってみました。どこで買ったか忘れましたが……。
『教科書に載ってないUSA語録』
町山智浩の、USA語録シリーズ。500円。これも、どこかのワゴン売り。
『罵詈雑言辞典 新装版』
仕事で使う場面はまずないと思いましたが、パラパラと眺めていると楽しい一冊。カバーなしでしたが、1,000円。出版元である東京堂出版さんの出店にて。
やっぱ、本屋さんは楽しいですよね。
昨日も今日も、かなり賑わってました。本が売れないと言われ続けていますが、本の人気はまだまだあるんだろうなぁと感じられました。
11:51 午後 書籍・雑誌日記・コラム・つぶやき | URL
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