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2017.11.16

# 十人十色、前夜祭と懇親会

第27回翻訳祭は、事前申し込みが締め切られました。当日まで、あと2週間です。


そして、その前日11月28日(火)には、もうすっかり恒例となった

翻訳勉強会「十人十色」前夜祭

と、その後の懇親会も開催します。

リンク:十人十色前夜祭

日時:11月28日(火) 13:00~17:00
場所:NATULUCK飯田橋東口 駅前店4階大会議室B
会費:2,000円
定員:60名


リンク:前夜祭・懇親会

日時:11月28日(火)17:30~20:00
場所:居酒屋 かまどか・飯田橋店(https://www.hotpepper.jp/strJ000035238/course/)
会費:3,500円


※どちらも、Facebookのイベントページです。Facebookoのアカウントをお持ちでなく、このイベントに興味のある方は、帽子屋にご連絡ください(メールアドレスは、左カラムの「プロフィール」から)。


今年の前夜祭は、2部制です。

第1部(だいたい、15:00くらいまで)

「翻訳者のための日本語講座3 あいまい文対策編」 講師:川月現大氏

講師より:
前半はTCシンポジウムで発表した内容↓を、後半で新ネタをお話しする予定です。
参考:TCシンポジウム2017(東京開催)
あいまい文の類型と品質改善──「あいまいさ」を混入させない文章技術とは
(https://www.jtca.org/symposium/2017/study_tokyo_02.html)


第2部(おおむね、15:00くらいから)

座談会「勉強会の勉強会」

各地で勉強会を主催されている方々が集まり、それぞれの勉強会の紹介や悩み事、協力関係の模索など、勉強会の今後を考えます。

・東京ほんま会

・静岡翻訳勉強会(しず翻)

・名古屋翻訳勉強会

・「翻訳者のためのマクロ勉強会」(ほんまかい)

・西日本医学英語勉強会

・福岡翻訳勉強会

・翻訳勉強会「十人十色」

なんと、日本各地の翻訳者勉強会から、代表者が集まって語り合います。

早くも5回目を迎えた「翻訳祭前夜祭」にふさわしい、ビッグな1日になりそうです。

11:25 午後 | | コメント (0)

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2017.11.13

# 第27回JTF翻訳祭、締め切り間近

先日よりご案内している

第27回JTF翻訳祭

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申し込み締め切りが、今週11/15(水)に迫ってきました。


昨年より1週間早くなっている


ので、ご注意ください(特に、法人のみなさん)。


また、昨年と同様、事前申し込みの状況によって


当日申し込みはなくなる


可能性があります。ご参加予定の方は、一刻も早いお申し込みをおすすめします。


11月29日、アルカディア市ヶ谷でお会いしましょう!


10:27 午前 翻訳・英語・ことば | | コメント (0)

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2017.11.04

# 古本まつりで散財してきた

もうずいぶん行ってなかった神田古本まつりに、2日がかりで行ってきました。

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漫画とかサブカル系は、今回は見送り。もっと散財しちゃうのが目に見えていたので……。

パラフィン紙がかかってるのは、これです。

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『ウヱブスター氏 新刊大辭書 和譯字彙』三省堂 明治21年刊。

国会図書館のデジタルアーカイブにも入っています。

Websterの辞書を元にした英和辞典があったというのは、この本で読んだことがありましたが、実物は初めて見ました。

私が買ったのは第16版(明治24年)。けっして美本ではありませんが、古本まつりで3割引、3,000円弱。田村書店さんにて。

これについては、別エントリでも書く予定です。


そのほか、左上から順に---

『妖怪百物語絵巻』

国書刊行会のこのあたりのシリーズは、わりとあちこちの店舗で見かけます。

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妖怪展などで、絵は楽しめても、くずし字が読めない無教養の身。この本なら、くずし字が書き起こしてあるので、しっかり読めます。

2,000円。ボヘミアンズ・ギルドさんの出店にて。


『ロングマン・アメリカ英語辞典 Intermediate』

CD-ROM付属ですが、どうもインストールできないようです。16ビット/32ビット仕様でした。900円。これも、田村書店さんにて。


『日本語発掘図鑑』

『日本語大博物館』

久しぶりに、紀田順一郎。

どちらも1,000円。Amazonのマーケットプレイスにはもっと安いのも出てましたが、ほぼ新品並みの美品だったし、もとは各4,800円なので、かなり満足。愛書簡 中川書房さんの出店にて。


『あて字外来語辞典』

外箱は「あて字~」となっているのに、中身が「宛字~」というところはご愛敬。

おなじみの「巴里」、「倫敦」あたりはもちろんのこと、

羅密欧・未麗葉

該撒

比羅三井天

とか載ってて、かなり楽しい。さて、この3つは何と読むのでしょうかw

これも値札の3割引で1,400円。辞書がたくさん置いてある澤口書店さん(巖松堂ビル店)にて。


『バロンズ英文会計用語辞典』

これ、門外漢なので良し悪しはまったく不明なのですが、店頭ワゴン売り、200円だったので買ってみました。どこで買ったか忘れましたが……。


『教科書に載ってないUSA語録』

町山智浩の、USA語録シリーズ。500円。これも、どこかのワゴン売り。


『罵詈雑言辞典 新装版』

仕事で使う場面はまずないと思いましたが、パラパラと眺めていると楽しい一冊。カバーなしでしたが、1,000円。出版元である東京堂出版さんの出店にて。


やっぱ、本屋さんは楽しいですよね。

昨日も今日も、かなり賑わってました。本が売れないと言われ続けていますが、本の人気はまだまだあるんだろうなぁと感じられました。

11:51 午後 日記・コラム・つぶやき, 書籍・雑誌 | | コメント (0)

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2017.11.02

# 『日本人のための日本語文法入門』

私たち翻訳者は、日本語文法の専門家になる必要はありません。

必要なのは、ちゃんとした日本語を書くために必要な最小限の文法概念を理解・整理しておくことです。

これまでも、そんな観点から日本語の文法に関する本を紹介してきましたが、これもかなりおすすめです。


実は、同じ著者のこちらを先に買っていて、

授業で使ったり、紹介したりしていたのですが、こちらは言ってみれば演習編でした。まずは、『日本人のための日本語文法入門』をサクッと読むほうがいいでしょう。

★私が授業で紹介して、『考えて、解いて、学ぶ日本語教育の文法』のほうを先に買っちゃった人、とっつきにくいと思ったら、まず『日本人のための日本語文法入門』から始めましょう。順番が逆になっちゃって、ゴメン!



日本語文法って、いろんな学派・流派があって、言ってることはいろいろ違ってますよね。日本語文法の専門家だったら、お互いに異論反論あるのでしょう。でも、素人である私たちは、納得できる説を見つけて---イイトコ取りして---自分の仕事に活かせばいいんじゃないかと私は思っています。

日本語の文法議論のなかでも、特に議論の的になるのが、たとえば「主語」をめぐる考え方や、「は」と「が」の説明です。テンスとアスペクトについては、ぜひ知っておきたいところです。

この本は、そういう基本について、けっこう納得できました。

目次
第1章 学校で教えられない「日本語文法」
第2章 「主題と解説」という構造
第3章 「自動詞」と「他動詞」の文化論
第4章 日本人の心を表す「ボイス」
第5章 動詞の表現を豊かにする「アスペクト」
第6章 過去・現在・未来の意識「テンス」
第7章 文を完結する「ムード」の役割
第8章 より高度な文へ、「複文」


主語については、「ない」とするのではなく、ひとまず忘れて「述語」を中心に考え始める。述語以外は、主語も含めてすべて、述語に係っていく成分と考える。そのなかに必須の成分と必須でない成分がある。

主語より大切なのは「主題」で、日本語の文は「主題」とそれに関する「解説」で構成されている。「~は」というのは、主題化のための表し方である。

日本語で、自動詞と他動詞とはどういうものか。そこからつながって、ボイスにはどんな機能があるのか。

「あげる」「くれる」「もらう」はどんなはたらきをしているのか

日本語のアスペクトとテンスはどうなっているのか。絶対時制と相対時制も知っておくと便利。

日本語におけるムードとはなにか。

「複文」をどう考えればすっきりするか。


「入門」と題した一般向け新書なので、随所に不足を感じる部分もありますが、その場合は『考えて、解いて、学ぶ日本語教育の文法』を併用するといい感じです。

10:24 午前 翻訳・英語・ことば | | コメント (0)

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