# 『新 翻訳力を鍛える本』 - 辞書の話を担当
さて、私の辞書の話(pp.20-25)は、2年前の内容とだいぶ変わりました。
いつもどおり、PC上でそろえる辞書環境にも触れていますが、むしろ
PC上の環境を中心に、必要なものは何でも使う
というスタンスです。
ご存じの方も多いと思いますが、辞書の環境については、自分自身、今もなお手探りを続けている状態です。よって、発信する内容も日々変わっています。
今回の赤版で書いたのは、最近で言うと、先月の「博多で翻訳勉強会」で話した内容がいちばん近いはずです。
それから、私の記事は「効率&スピードを上げる」というコーナーに収録されていますが、そもそも
辞書は効率のために引くんじゃない
ということを冒頭で書いています。
最終的には効率化につながるかもしれませんが、効率化のために辞書環境をそろえる、という話とは少し違っていますから、あらかじめご承知おきください。
◆
同じ「効率&スピードを上げる」のコーナーには、もっと、文字どおり効率化につながる情報がいろいろ載っています。ぜひ参考にしてください。
ただ、そちらだって効率が最終目標でないことは、言うまでもありません。大切なのは、効率化したうえで何をめざすのかです。
そのほかのコーナーは「ミスをなくし品質を上げる」、「英訳力を身につける」、「日本語力を強化する」、「対エージェント力を鍛える」。
青版のときとは、また切り口が違っていますが、いっそう実践的になっている気がします。
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