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2017.06.30

# 翻訳者の不安と自信

自分の翻訳に自信を持っているか。

翻訳を仕事にしている限り、きっと最後までついてまわる問いかけだ。

もちろん、ふだんは一定以上の根拠に立って、つまり自分で説明のできる形で翻訳物を納めてはいる。でなければ、恒常的に仕事なんてできないし、まして翻訳学校で「教え」たり、人様が作った訳文を添削したり評価したりなんてできない。

だけど、根拠があって説明もできることと、自信があることとは、ずいぶん違う。

いっとき自信(のようなもの)を持てても、少し時間が経ってみるとダメダメに見えてくる。ちょっとしたことでも、自分の力量に不安を感じるようになる。しばらく仕事をしていると、なんとか少しずつ回復してくる(でなければ、仕事として続けていられない)。たまさか称賛の言葉をもらったりすると、また自信(のようなもの)を取り戻すが、へたをすると、過信に陥ったあげくに痛い目を見ることもある。

自信を支えてくれるのは、日々の鍛錬だけ。その重さに、ときどき逃げ出したくなることもある。それでも、(ある程度以上)納得のいく訳文ができあがると、翻訳って楽しいと、うかつにも思ってしまう。

翻訳を続けていくというのは、そういう波の繰り返しなんだろう。

「自分の名前で訳書を出す」のが夢とか目標みたいに言われることが多いのは、おそらく翻訳者としての自信のひとつの目安になるからだ。

不安と自信と過信の波間を漂いつづける稼業。自信なんて、蜃気楼のように思えることすらある。

ただ、なんとなく分かっていることもある。

自分の翻訳の良し悪しが分からないなら、それはきっとまだ良くないんだろう

ということだ。言い方を変えると、

人の評価や添削を求めているうちは、まだまだ

なのかもしれないということだ。

だから、自分の翻訳を人がどう評価するか、と気をもみながら待っているよりは、それを何度も読み直して、良し悪しを自分で判断するほうがいいんだろう。たぶん、ある程度以上の自信を持てるレベルに達した人は、みんなそうしているのではないか(もちろん、良し悪しを自分で判断できないうちは、ちゃんと人に見てもらうほうがいい)。

では、訳文の良し悪しは何を基準に判断するのか。それはもう、自分の言語体験しかない。これまでの人生で読み、書き、話し、聞いてきたすべてだ。しっかりした基準を持つためには、たくさん読み、書き、話し、聞くしかない。そのなかで一番、誰にでも手軽にでき、かつ効果的なのが「読む」なのだろう。だから、「翻訳がうまくなりたければ、本を読め」となる。

たくさん読んで、たくさん訳して、たくさん考えて、またたくさん訳す。


本当は、しばらくそういう生活をしたいんだ、たぶん。

11:32 午後 翻訳・英語・ことば, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (0)

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2017.06.21

# オンラインのCOBUILDなら、凡例は要らないかも

ひとつ前のエントリを書いた直後に、オンライン版に触れていないことを思い出しました。

実は、

オンライン版でも V-LINK のような独自ラベルが使われていますが、不思議なことにオンライン版ではどこをさがしても凡例がありません――

と補足するつもりで、オンライン版を見にいったのですが、また進化していました。

リンク:Collins Dictionaries

どうも、独自ラベルをやめて、

凡例がなくてもわかる形式

に移行したようです。

その前に、サイトの作りもまた変わっていたので、そこを確認しておきましょう。

以前、オンライン英英のことをまとめたときには、こういうタブになっていました。

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このあと、タブがなくなって、一般辞書の下に Learner 辞書が表示されるという作りに変わったのですが、今は、タブとスクロールが動的に連動するようになっています。

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このようなタブに変わっています。いちばん左が[Learner]で、これがCOBUILDに相当する学習辞典です。次が[English]で一般の英語辞典に当たり、[American]という米語のタブもあります。

タブを選択すると、画面がずりり~と下に勝手にスクロールしていきます。


そして、学習用の内容を見ると、

1706228

ここにある、passive verb とか link verb のように、「見ればわかる」形式になりました。

たしかに、このほうがわかりやすいですよね。


ちなみに、EBWin4 のオンライン連動で引いてみたら、内蔵ブラウザできれいに表示され、タブの切り替えもスムーズでした。Collins オンラインを使うなら、EBWin4、おすすめです。

1706218


09:27 午後 翻訳・英語・ことば, 辞典・事典 | | コメント (0)

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# COBUILDの凡例はこちら

学習英英辞典のなかでも定番中の定番、Collins COBUILD(正式名称は、Collins COBUILD Advanced Learner's Dictionary)。

語義だけでなく、センテンス表示で語法などまでわかる解説は、私たち日本人にも、とてもわかりやすい。

ただ、文法・語法の欄で使われているラベルが、けっこう特殊です。

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たとえばこのエントリでも、UNCOUNT(不可算)とかVERB(動詞)はすぐにわかりますが、そのほかは、知らないと役に立てられない情報です。せっかく載っている情報を活かさないのはもったいない。


さて、その情報はいったいどこにあるのでしょうか。答えは「凡例」です。では、COBUILDの凡例って、どうやったら見られるのでしょうか……

これ、意外と知られていないかもしれません。


いちぱん手っ取り早いのは、オンラインで見つかる情報です。オンライン有料サイトの一角にありますが、無料で見ることができます。

三省堂ウェブディクショナリー

トップ →[使い方]→[各辞書の凡例一覧]→[コウビルド英英辞典]、または[コウビルド英英和辞典]

「英英」と「英英和」がありますが、凡例は大差ありません。


ジャパンナレッジ

トップ → [コンテンツ] → 『コウビルド米語版英英和辞典』をさがしてクリック → (黒い帯のなか)[凡例]


三省堂のほうが、全部1ページに収まっていて、しかも説明が詳しいようです。ジャパンナレッジのほうは、ページをめくる必要があります。

どちらも有料サイトですが、こういう情報を参照させていただくくらいは、かまわないでしょう。

それ以外のCOBUILDではどうなっているでしょうか。

CD-ROM製品版の第5版(COBUILD 2006)では、ヘルプから見ることができます。

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ちなみに、このCD-ROMはJamming/Logophile でも読み込むことができて便利ですが、もともとがヘルプ形式として独立している情報なので、Jamming/Logophile 上で凡例を見ることはできません。


電子辞書端末は、それぞれのモデルごとに見方があるはずです。参考までに、PASOMARA搭載モデルでは、PC上のPASOMARAからは見ることができません。これはちょっと残念です。本体の液晶画面でCOBUILDを選択し、画面の下部に表示される逆三角形を上にスワイプすると出てきます。


iOSアプリ版もありますね。現在は第8版です(バージョンについては後述)。

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これは、評価の高い物書堂さんのアプリ。「付録」のメニューにあります。

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ちなみに、物書堂さんからは、COBUILDの米語版・第2版もアプリが出ています。

COBUILDって、版がはっきりしないことがよくありますね。JTFの「翻訳ジャーナル」、第286号(2016年11/12月号)にも書きましたが、ここにも簡単に書いておきます。


私の手元には、第4版(2003年)のEPWINGデータがあります。


Jamming/Logophile にそのまま登録できるのが、第5版(2006年)。第4版と比べると、smartphone などの新語が追加されました。


第6版は2008年に出て、電子辞書端末に広く採用されたようです。最後のPASORAMA搭載機種、DF-X10001 にも、第6版が集録されています。carbon footprint などが新語として追加されています。


第7版(2012年)は、書籍のほかにアプリが出ていたようですが、入手してませんでした。


最新版が第8版で、2014年。こちらは、物書堂さんのアプリを入手できます(上述)。

固有名詞として Android などが追加されています。

2 N-UNCOUNT

Android is an operating system for mobile phoens and tables. [COMPUTING, TRADEMARK]

3 N-COUNT

An Android is a mobile phone or tablet that uses this software. [TRADEMARK, COMPUTING]

OSとしては不可算名詞、端末としては可算名詞と言うことが、ちゃんとわかります。


改めてこうして並べてみると、かなり改訂の間隔が短いんですね。

08:48 午後 翻訳・英語・ことば, 辞典・事典 | | コメント (0)

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2017.06.17

# なぜ、「Weblio類語辞典」は「辞書」とはいえない、のか

毎日新聞・校閲グループさんが、ブログにこんな記事をアップなさっています。

リンク:ネットの類語辞典は辞書といえるか | 毎日ことば

既に5月のブログでその可能性には言及していましたが、もっと強調しなければなりますまい。「Weblio類語辞典」は「辞書」とはいえないと。
「Weblio類語辞典」は提供元がWeblioとなっています。市販の類語辞典から提供されたものではなく、独自に作っているのです。その中には、プログラムにより自動的に生成されたものもあるようです。


毎日新聞さんの投稿としては、ここまでで十分でしょう。ここから先は、帽子屋が引き受けようと思います。なぜ

「Weblio類語辞典」は「辞書」とはいえない

のでしょうか。

ちなみに、このブログでは過去にも何度かWeblioは取り上げています。

side A: # Weblio のご紹介

最初の記事がこれ。10年以上前です。私としてはただ、「変な用語集へのリンクが集まっているおもしろサイト」だと思っていました。

side A: # Weblio のこと・続

その少しあとには、運営者あてにスペルミスを報告したりしており、好感のもてるサイトでした。

side A: # ググるなとまでは言わないけれど

それから3年後、WeblioだけでなくGoogle全体の信頼度がだいぶ怪しくなってきた頃の記事がこちら。

side A: # Weblioを使うときの注意

さらにその3年後、いまから5年前ですが、この頃には収録データの

出典に注意する

よう、呼びかけています。この注意点には、あちこちのセミナーなどでも、繰り返し触れるようにしてきました。

では、Weblioで「そもそも」を引いてみましょう。

ただし、トップページ

1706171

から検索したときに出てくるのは、三省堂大辞林です。

1706172_2

出典情報として、ちゃんと「三省堂 大辞林」と書いてある点、覚えておいてください。もちろん、語義・語釈のなかに「基本的」などという類語は載っていません。


Weblioのなかで「類語・対義語辞典」というセクションに移動して---

1706173

---あらためて「そもそも」を検索します。

1706174

ありました、「基本的に」。

ここで注意するのが、さっきの「三省堂 大辞林」と同じ位置にある出典情報です。ここに

Weblio類語辞典

と書いてあるわけです。ここをクリックしてみましょう。

1706175

提供 Weblio
URL http://thesaurus.weblio.jp/

ということなので、このURLに移動してみます…… って、あれ、これは、さっき「そもそも」を検索した「類語・対義語辞典」セクションのトップですよね。戻ってきちゃいました。ここに、ちゃんと、この辞典の説明があったんでした。

1706176_2

Weblio類語辞典は、以下の辞書を利用しています。
「Weblio類語辞書」
Weblioシソーラス(自動抽出機能)

ん? んん?

「Weblio類語辞典は、以下の辞書を利用しています」として挙がっているのが、「Weblio類語辞書」?

これだけでもう、

辞書の出典情報としてはアウト

のはずですが、さらにその下に注目してください。「自動抽出機能」とあります。これについては、もっと下まで進まないと説明が見つかりません。

1706177

一部不適切なキーワードが含まれていることもあります

だそうです。


なんだか、どこかで見た気がしませんか。そう、機械翻訳の出力でもよく目にする免責の文言です。


機械翻訳は、この文言を入れておくことによって免責としているわけですが、それは同時に

これはちゃんとした翻訳じゃありませんからね

と宣言しているに等しい。


それと同じように、「Weblio類語辞典」も、

これはちゃんとした類語辞典じゃありませんからね

と宣言しているわけでした。

なんのことはない、「辞典として使っちゃダメですよ」って、Weblioさん自身がちゃんと書いてくれてたわけです。

使う側が気をつけなくちゃいけない……でも、ですよ。免責事項をこんな深いところに書いてたら、ふつうのユーザーはなかなか気づかないんじゃないかなぁ。そういう点では、サービスとして非常に問題だとは思います。

どんな辞書だって、無謬ということはありえません。誤植も含めて、どこかに必ず間違いはあるでしょう。でも、だからといって

一部不適切な語義・語釈が含まれていることもあります

と免責している辞典なんて、一冊も見たことありません。なぜか。それが、辞書編纂者の矜持だからです。


内容に間違いはあるかもしれない。だが、間違いがないよう、全力で編纂した辞典を作ったつもりだ。


どんな辞書も、そう言えるだけの過程を経て作られています。その努力は、小説・映画・アニメ『舟を編む』の終盤、「ちしお」のたった1語が抜けているために、『大渡海』の編集部がどれだけの苦労をしたかという、あの場面を見ても分かります。

誤解のないように書いておきますが、人が苦労をして作ったものだから良い、機械的にデータを集めただけのものだから悪い、と言ってるのではありません。

要は名乗り方と、使い方です。

「機械翻訳です」と断っている翻訳が、本来の「翻訳」を名乗ってはいけないのと同じように、「自動抽出データを使っている」と宣言しているデータ集が「辞典」を名乗るべきではない、そういうことです。

使う側も、そのつもりで使いましょう、ということ。

以下は余談。

「どんな辞書も、無謬ということはない。が、編集者は間違いがないよう全力を尽くしている。だから、免責の文言を書いたりしない」

これって、翻訳も同じですね。

「どんな翻訳も、誤訳がないということはない。が、翻訳者は間違いがないよう全力を尽くしている。だから、免責の文言を書いたりしない」


だから、免責の必要な機械翻訳に、人間の翻訳が負けるはずはないのです。

05:08 午後 翻訳・英語・ことば, 辞典・事典 | | コメント (0)

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2017.06.13

# テリーさんの「翻訳チェック」、関東ではこれが最後!

齊藤貴昭さん、通称「テリーさん」の翻訳チェックに関する話は、みなさん、もうお聴きになったでしょうか。


昨年のJTF翻訳祭では、「誰も教えてくれない翻訳チェック」と題したセッションが超満員となり、ご参加のみなさんには大変なご迷惑をおかけすることになりました。

それを受けて、先月22日には、JTF翻訳セミナーで同セッションを再演していただきました。こちらも満席でした。


たしかに、翻訳のこととか、翻訳環境のことを学ぶ機会はいろいろありますが、翻訳後に(人の、自分の)

訳文をどうやってチェックするのか

そもそも、訳文をチェックするときには、

どんな心構えで臨むべきなのか

ということは、誰も教えてくれません。多くの方がこの内容に関心をもったのも、当然と言えば当然です。実際に参加なさった多くの方が、今までになかった手応えを持ち帰っていらっしゃるようです。


そして、同じ内容を関東で聴けるのは、これが

最後のチャンス

になります。


6月24日(土)、日本翻訳者協会(JAT)が、年次総会の前に開催する基調講演です。

リンク:JAT通常総会・基調講演会・懇親会


テリーさんの「翻訳チェック」の話をまだお聴きになっていない方は、この機会をお見逃しなく!

翻訳に携わる、ありとあらゆる方、必聴です


費用は、JAT会員が3,500円、非会員が4,500円です。

テリーさんの話は9:45~11:30 ですが、その後、昼食をはさんで、機械翻訳をめぐるパネルディスカッションも続きます。

9:00~ 9:30 受付
9:30~ 9:45 開会の挨拶
9:45~11:30 私の翻訳チェック - 齊藤貴昭氏による基調講演
11:45~13:00 交流会・昼食
13:15~15:15 Is there an elephant in translation? 機械翻訳、まだ見かけていませんか? - パネルディスカッション(日英)


上記費用は、後半のパネルディスカッションまで含めた料金です。気になる機械翻訳のことを知るにも、絶好のチャンスです。


12:36 午後 翻訳・英語・ことば, JAT・JTF | | コメント (0)

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2017.06.11

# 速報 - 「博多で翻訳勉強会」、今年も開催決定!

昨年の9月、福岡翻訳勉強会が主催するイベント「博多で翻訳勉強会」が開催され、私も応援にかけつけたことは以前、ご報告しました。

side A: # 福岡勉強会が始動、9月には第1回勉強会

side A: # 「博多で翻訳勉強会」、盛り上がりました!


今年も、同じ時期に

第2回を開催

することが決定し、勉強会ブログでも正式に発表があったところです。

リンク: 福岡翻訳勉強会:2017年も開催します

日 時:2016年9月23日(土) 午後
会 場:ももち文化センター 特別会議室
講 師:遠田 和子、高橋 聡


はい、今回は私も登壇します。


詳細な内容は、これから決めていく予定ですが――

遠田さんのお話は、

関東以外では、たぶんかなり貴重

です。この機会をお見逃しなく!


私のほうは、主催者の希望する内容に応じるつもりですが、たとえば辞書の話になったとしても、今までにしたことのない

新ネタ

を用意するつもりです。


ということで、今年もみなさん、博多でお会いしましょう!

03:35 午後 翻訳・英語・ことば | | コメント (0)

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2017.06.09

# EBWin4でできること

先月の翻訳フォーラム・シンポジウムが終わってすぐに、レッスンシリーズ第6弾の開催が決まったことは、すでに当ブログでもお伝えしました。

リンク:「辞書ブラウザ 手取り足取り」(翻訳フォーラム・レッスンシリーズ#6)

今回のレッスンシリーズは、少人数(定員15名)のハンズオン形式です。EBWin4の導入から、ひととおり検索できるようになるまでを、手取り足取りで説明します。


汎用辞書ブラウザ「EBWin4」は、無料で使えること以外、あまり特長が知られていないような気がします。7月22日のレッスンは、超基本から始めますが、時間の許すかぎり、EBWin4 の魅力をお伝えするつもりです。その一部をちらっと紹介しておきましょう。


成句の検索

たとえば、Jamming/Logophile、LogoVistaで、
成句とか用例がうまく引けない
と思っていませんか? EBWin4 なら、かなり効率的に検索できます。


オンライン辞書の検索

各種のオンライン辞書も、EBWin4 のウィンドウ内で使えます。無料で使える英英辞典、故・山岡洋一さんが遺してくださった「翻訳訳語辞典」、有料だけど素晴らしいジャパンナレッジなども、ブラウザで使うよりずっと手軽です。


リストや本文の保存

検索結果(画面の左側)とか、本文の内容(右側)を保存しておきたいと思ったことはありませんか? EBWin4 なら、どっちもできます。


PC上で使える辞書環境を整備したいとお考えの方、ご参加をお待ちしております!

07:13 午前 翻訳・英語・ことば, 辞典・事典 | | コメント (0)

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