« # 最近買った国語辞典たち ~ すべて書籍版 | トップページ | # PCスキルを上げるたったひとつのコツ »

2016.12.15

# 『翻訳というおしごと』刊行~鈴木立哉さんのセミナーは必聴

先日の翻訳祭で先行販売され、すでに噂になっていた翻訳関連の書籍が刊行されました。

ご自身も翻訳者である実川元子さんが、今の翻訳業界を代表する10人の翻訳者へのインタビューも交えながら、「翻訳の未来」をお書きになっています。


私もさっそく購入して読ませていただきました。

これからの「翻訳というおしごと」について、けっして悲観的になることなく、かといって理想論や建前だけをかざすのでもなく、厳しい現実と、そのなかで仕事をする素晴らしさがつづられています。翻訳業界入門にかっこうの一冊です。

経験や分野にかかわらず、翻訳に携わる全員におすすめしたい内容ですが、特に

翻訳者をめざしている方

業界に入って日の浅い方

必読です。

そして、この本のなかでもひときわ貴重なご意見を展開している翻訳者、鈴木立哉さんが、来週12月20日(火)のJTF翻訳セミナーに登壇します。

リンク:いつまでもアマと思うなよ 8年後の逆襲(?)

後援のポイントを一部だけ引用します。

◎独立する前にすべきこと、考えるべきこと
◎フリーランスのメリットとデメリット
◎自分から動かないと何も始まらない
◎お客様とどう付き合うか
◎実務翻訳と出版翻訳
◎僕が文芸翻訳を学ぶ理由
◎「好きを仕事にする」

ということで、こちらも、上に挙げたような方には必聴の内容です。


案内が送れてしまいましたが、申し込みの〆切は本日12/15(木)の18:00です。

平日はお仕事があるという方も、有給をとってでも聴きにいく価値あり

これから翻訳者として生きていくために具体的に役立つヒントが満載です。もちろん、私も聴きにいきます。

【12/15 13:15加筆】

そうそう、ひとつ書き忘れていました。鈴木さんが毎日365日欠かさずに続けているのが、「翻訳筋トレ」。

どんなものかは、この本にも書いてあるのですが、12/20のセミナーでは参加者にも実際にその「翻訳筋トレ」を体験していただけるように準備を進めていらっしゃる、ということです。これも楽しみ!

さて、この本の刊行記念ということで、13日には紀伊國屋・新宿店で、実川元子さんの講演会がありました。

リンク:『翻訳というおしごと』(アルク)刊行記念 実川元子さん講演会

鈴木立哉さんは、こちらにもゲストとしていらっしゃり、お二人とも巧みな話術でオーディエンスを楽しませてくれました。

161215
(紀伊國屋さんのページがなくなってしまうこともあるので、記念としてスクリーンショットを貼りました)


翻訳は、もちろん楽な稼業ではありません。学校の受講生さんには、故・山岡洋一さんの『翻訳とは何か―職業としての翻訳』を必読として紹介しています。

私も、折にふれて読み直し、翻訳者としての自分を見つめ直すきっかけにしています。翻訳者の精神を支える古典、だと思っています。


一方、実川さんの『翻訳のおしごと』は、これよりはるかに卑近な観点で翻訳を語っている実用書です。

が、読むと、翻訳者として背筋がピンと伸びるという点は共通しています。


この本を読んでから来週の鈴木さんの話を聞いてもいいですし、逆でもいい。ぜひ、「翻訳というしごとの未来」を自分で考えるきっかけにしてください。

12:40 午後 翻訳・英語・ことば |

はてなブックマークに追加

« # 最近買った国語辞典たち ~ すべて書籍版 | トップページ | # PCスキルを上げるたったひとつのコツ »

コメント

コメントを書く

## コメントは承認制なので、公開されるまでに時間のかかることがあります。



(必須ではありません)