# 名古屋翻訳者勉強会、辞書セミナーのご報告
10月30日(日)、名古屋翻訳者勉強会にお邪魔して、ほぼ丸4時間、辞書についてお話ししてきました。
会場は、ウイルあいち(愛知県女性総合センター)。
行ったことあるような気もしましたが、2013年のIJET-25プレイベントで使ったのは、名古屋駅前の「ウィンクあいち」でした。紛らわしい^^
今回は、基礎編2時間と発展編2時間の計4時間。
今まででいちばんたっぷり時間をかけられただけあって、辞書の種類からそろえ方、辞書ブラウザの引き方、辞書の読み方まで、お伝えしたいことはほとんどお伝えできた気がします。
【11/3追記】
名古屋翻訳者勉強会さんのサイトにも、勉強会の報告記事が載りました。
大筋は、今までの辞書セミナーとおおむね同じですが、たとえばおすすめの辞書を紹介するページには、
こんな風に値段まで入れて、これから買いそろえる人の参考になりそうな資料にしてみました。
ほかにも、
こういうリストを改めて作ってみたり、
DF-X10001に収録されているコンテンツを、今後どの形式で確保できるかというリストも作ってみました。
事前アンケートを実施したところ、現在DAYFILERを使っている、使えなくなったときにどうすればいいか、という質問をたくさんいただいたためです。
このように、今回は今まででいちばん資料も豊富、というセミナーになりました。
終了後、名古屋翻訳者勉強会の代表の方から、こんなコメントをいただきました(ご了承をいただいて掲載しています)。
・凡例の理解(=辞書の読み方)が甘かったことに気づけました。単語の難易度(S1やW1など)や副詞の位置を辞書で確認できることを初めて知りました。・「辞書はお金で買える実力」の意味が分かりました。より良い訳文にするためにどこまで辞書を活用できるかというのがポイントで、持っているだけではダメだけど、うまく使えば訳文は確実に良くなると思いました。
・辞書環境の整備の仕方については、疑問に思っていたことを一通り理解できました。費用を合わせて知ることができて、今後どうやって揃えていくか計画が立てやすくなりました。
名古屋翻訳者勉強会にお邪魔することになった経緯は、以前こちらに書きました。
どの土地に行っても、翻訳者のみなさんは、とても熱心です。
その情熱を受け取るのがうれしくて、日本全国あちこちに出かけている。そんなことを、今回あらためて感じました。
名古屋翻訳者勉強会のみなさん、ご参加くださったみなさん、このたびは本当にありがとうございました!
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