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2016.11.07

# Just Right!、なんだかんだ言って、翻訳者必携ではないか

文句を言ったり、ベンチマークテストを実施してみたりしたが、なんだかんだ言って、Just Right! は翻訳者としてやはり持っているべきアプリケーションじゃないだろうか。


通常版ともなれば、かなりの投資にはなる。

そして、もちろん万能ではない


だが、万能じゃないだけに、逆に言えば

Just Right!でも見つかるようなミス

は確実に防ぐことができる。

Just Right!の実力がどのくらいか、実例を出してみよう。

原文約29,000ワードの英日翻訳で、実際に私が手元で見ることになった訳文のチェック結果だ(内容は一部変えてある)。


まず「誤り」、つまり明らかな誤字・脱字と指摘されたリストの一部。

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カタカナ語の誤表記として有名な、「シュミレーション」が連発。ATOKを使っていればもちろん指摘されるし、ATOKアドインの「はてな辞書」には、こう書かれている。

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Wordの校正機能でもちゃんと指摘されるレベルだ。


次は「表現の洗練」、つまり明らかな間違いではないが書き換えを検討したほうがいいかも、と指摘される箇所。

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何種類かの指摘があるが、ここに表示されているのは、「同一助詞の連続」だ。一部だけだが「の」の連続がかなり多いのがわかる。極端な箇所になると、こうだ。

~機能のレベルのためのアプリケーション開発の増大のために~

どんな種類の文章だろうと、「の」の5連発は通用しないだろう。


最後は、「表記ゆれ」

1611074

カタカナの長音、漢字/ひらがな、送りがななど、かなりの「ゆれ」があった。Wordの校正機能でも、表記ゆれはある程度チェックできるが、ここまで優秀ではない。


こういう訳文を納品してしまうリスクと、42,000円という投資額をてんびんにかけてみたら、結論は明らかだと思う。


02:06 午後 翻訳・英語・ことば, パソコン・インターネット |

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