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2016.11.01

# Jammingの「入力文字種の変換オプション」に注意

お伝えしていたように、名古屋翻訳者勉強会で辞書の話をしてきました。その様子については、また改めてご報告しますが、なんとか、お伝えしたいことを伝えられたように思います。


さて、最近の辞書セミナーで、Jammingの機能にはあまり触れません。すでに入手できなくなっているからです。が、名古屋では、私がふだんどんな辞書環境を使っているか、という質問をいただいたので、

「実は、JammingもLogophileと並んでメインで使っています」

とお答えしました。


そのJammingで、日本語を検索するときのオプションに、私としては新しい発見がありました。

[オプション]メニューの上のほうにある機能です。


結論から先に書きます。

[オプション]メニューの上のほうに、こんなコマンドが並んでいます。

1611011


このうち、[欧→英]はデフォルトでもオンのようなので、そのままでかまいませんが、その下の「かな」と「カナ」のオプションです。これは

[かな・カナ]

にしておいたほうがよさそうです。


Jammingのユーザーズガイドには、こう書かれています。

1611012

これを見ると、
 カナ→かな
 かな→カナ
 かな・カナ
をそれぞれオン/オフできるようにも読めますが、実際にはexclusiveで、いずれか1つがオンになります。

[かな・カナ]

にすると、時間がかかると書かれていますが、私の環境ではそれほどでもありませんでした。

さて、このオプションに改めて気付いた顛末です。


今週のニュース翻訳案件に、bumpという単語が出てきました。調べていたら、

研究社大英和
RHD2
リーダーズ2
リーダーズ3

で、こんな語義が目にとまりました。

bump 2
n 《響きわたる》サンカノゴイの鳴き声.
vi 〈サンカノゴイが〉鳴く.

仕事に出てきたのは1のほうの語義なので、これは関係いのですが、「サンカノゴイ」という文字列が、なんとも気になりました。もしかしたら、ゴイサギ(五位鷺)の仲間かなぁと思ってググってみたら、案の定、サギの一種だそうで。

リンク:サンカノゴイ(Wikipedia)

なんで、そんなspecificな鳴き声が単語になってるんだ、と思いましたが、ゴイサギというのは鳴き声がけっこう特殊らしいので、そのせいかもしれません。


さて、ここからが辞書の話です。

この「サンカノゴイ」の話をFacebookに投稿しようと思いましたが、納品が終わって何時間かしたら、もう元の英単語をすっかり忘れていました。

さて、手元の辞書で、どうやって引けばいいでしょう。

「サンカノゴイ」からの逆引きかと思いましたが、LogophileとEBWin4では、「前方一致」だけでも、RHD2、リーダーズ2、リーダーズ3では bump 2 がヒットしました。

一方、Jammingだと、「前方一致」でも「一網打尽」でもヒットしません。


そこで、ふと気づいたのが、上述のオプションだったというわけです。

デフォルトがどれなのかわかりませんが、私のJammingは[カナ→かな]になっていたのでヒットしなかったようです。これを[かな→カナ]に変えるだけでもヒットしましたが、どうせなので、[かな・カナ]で使ってみることにします。


08:15 午後 翻訳・英語・ことば, 辞典・事典 |

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