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2016.11.03

# 現在の作業環境 - 2016/11/3現在

名古屋の勉強会で、私の辞書環境について質問をいただいたので、ホワイトボードに簡単な絵を描き、デュアルディスプレイ環境のことも含めて説明しました。

ちょうどいいので、最近のPC構成と、そこで主に使っているアプリケーションについて記録しておきます。


ちなみに、同じことを4年前の6月にやっています。このときも、直前に開催した翻訳フォーラムでデュアルディスプレイ環境の話が出た、その流れでした。

参照リンク:

禿頭帽子屋の独語妄言 side A: # 現在の作業環境 - 2012/6/15現在

禿頭帽子屋の独語妄言 side A: # 現在の作業環境 - 2台のマシンの ソフトウェア

禿頭帽子屋の独語妄言 side A: # 変則デュアルディスプレイの使い分け

この頃とは、メインマシンが交代し、アプリケーションの使い方もいろいろ変わっています。


まず、私のPC机を写真で撮ったところ。

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見かけ上、4年前と変わっているのは、手前にiPad Air2があることくらいでしょう。アプリ辞書がすっかり増えたためです。


見かけはふつうのデュアルディスプレイですが、Input Directorというソフトウェアを使った変則ディスプレイ。これも4年前と変わりません。配線は少し変わりました。

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メインPCから左右に2画面を出力し、サブPCから右に1画面を出力しているので、いわば変則的なトリプル構成です。

以下の説明では、便宜的に「メインの左」とか「メインの右」のように書いています。


それぞれ、どんな画面になっているか、スクリーンショットでご紹介します。
(文字がつぶれないように、元画像は大きいサイズのままです)

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まず、これがメインPCから出力されている左画面。翻訳作業をする基本ページです。Wordか秀丸エディタ、またはTrados Studioと、Jammingが中心。


いちばん翻訳に集中しているときは、これにメインPCの右画面が加わります。

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上のスクリーンショット2つが、私の「ふだん使っている辞書環境」という答えになります。

左画面にJamming。右画面が、LogophileとEBWin4、デジタル類語辞典。ときどきLogoVistaです。

これ以外にも、必要に応じて独立アプリケーションの辞書が立ち上がります。

メインPCの左画面は、裏側でブラウザ(Chrome、ときどきFirefox)とか、Evernoteも使っています。

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あるいは、FileVisor7(ファイラー)とか、Twitterクライアントも。Twitterクライアントは、状況しだいで左右の画面間を移動します。

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カレンダーとか秀丸メールも起動しています。

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左右の画面で辞書をたくさん開く必要がないとき、右のディスプレイはサブPCの画面になっています。

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主な用途は、iTunesとメーラー(Becky)。

上のスクリーンショットで、秀丸メールも起動してますね。実は、メインPCで秀丸メール、サブPCでBeckyと、メーラーは二重に使っています。以前、Beckyが機嫌を損ねて苦労したことがあるので、最近そうしています。

最後に、メインPCとサブPCで使っているアプリケーションも挙げておきます。

メインPC(Windows 7 SP1、Core i7-4770、32GB RAM)

FileVisor7
秀丸ファイラーClassic
秀丸メール
Chrome
Firefox
Jamming
秀丸エディタ
MS Office
SDL Trados 2007
SDL Trados Studio 2014 …… 以上、主に左画面で

Logophile
EBWin4
LogoVista
デジタル類語辞典
Chromeの別画面
Araxis Merge(差分比較)…… 以上、主に右画面で


サブPC(Windows 7 SP1、Core i5-2320、8GB RAM)

FileVisor4
Becky
iTunes
Firefox …… 以上、右画面


今のところ、この変則トリプルで間に合っているので、当面はトリプル(以上)にする予定はありません(PCデスクの関係で、これ以上は増やせないし)。


あ、そうだ。名古屋では、PCとiPadの連携をお見せできませんでしたね。これ、そのうち動画とかでご紹介できれば、と思います。

09:45 午前 パソコン・インターネット 翻訳・英語・ことば |

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