# 十人十色、異例の出版系セミナー開催!
Facebookグループを基盤に、学習者からプロまでが広く集まっている翻訳勉強会「十人十色」。
今までも、いろいろとイベントの告知や報告をこちらでもしてきましたが、今回は異色です。
十人十色としては初めて、出版翻訳に関するセミナーを開催することになりました。以下の日時で、フリーの編集者、鹿児島有里さんをお迎えします。
【日時】2016年7月12日(火)18:00~
【場所】都内
※十人十色のイベントは平日の昼間が多いのですが、今回は夕方から。お勤めの方でも間に合う時間帯です。
Facebookにイベントページを立ててあるので、すでにメンバーであればイベントページを見られます。
リンク:「翻訳書の編集者の視点」 ~担当翻訳書100冊超の編集者が語る出版翻訳の世界~
が、十人十色にまだご参加していない方から、今回のセミナーに興味がある、参加したいとの声をいただいているようですので、こちらでもご紹介することにしました。
十人十色にまだ参加しておらず、このセミナーに興味がある方は、管理人である井口富美子さんのブログをご覧ください。
【講演概要】
出版社所属の編集者として、フリーランスの編集者として、さまざまなジャンルの翻訳書を作ってきた経験をお話しします。編集者が求める訳文、翻訳者とは?そのために、編集者がすることは?コンテンポラリーな新作と古典の新訳では、やることは違う?
ベテラン翻訳者から学んだことはもちろんたくさんありますが、新人翻訳者から学んだこともあります。編集者としての私は翻訳者のみなさんに育てていただきました。自分が得たことを他の翻訳者の方々にもお伝えできればと思っています。
【講師略歴】
編集者。早川書房で海外文芸、ミステリ・ノンフィクション・演劇書など、光文社で古典新訳文庫を担当し、現在はフリーランス。担当した訳書は、カズオ・イシグロやダニエル・キイス、トリイ・ヘイデンなどの新作からF・S・フィッツジェラルド、サマセット・モームなどの古典に至るまで150冊近く。仕事をした翻訳者は、佐々田雅子氏をスタートに、鴻巣友季子氏、入江真佐子氏、黒原敏行氏、深町眞理子氏、小尾芙佐氏、小川高義氏など多数。
企画編集した本に『モンスターズ――現代アメリカ傑作短篇集』(古屋美登里訳、白水社)、『バン、バン! はい死んだ』(ミュリエル・スパーク/木村政則訳、河出書房新社)など。
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