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2016.03.15

# 翻訳者の辞書 - データ編 - 第3回

第3回は、LogoVista(以下、「LV」)データについて、何点か補足です。


1. ユーザー登録

LVタイトルを買うと、なんらかの形で製品登録があるので、その段階でユーザー登録もしているはずです。ユーザー登録すると、購入した製品のインストーラを再ダウンロードできるなど、いろいろメリットがあります。購入したら、ユーザー登録、製品登録をお忘れなく(ポイントも付くし)。

2. インストール

Jamming/LogophileやEBWin4などの辞書ブラウザのように、「ブラウザに辞書データを登録する」という方式ではないことにご注意ください。数年前、マシンを移行するとき私自身が完全に忘れていたので、メモっておきます。


オンラインで購入すると、

Lvinstaller

こういうインストーラがダウンロードされます。インストーラといっても、実行可能(exe)ファイルで、実際には自己解凍形式の圧縮ファイルです。

ファイル名はまったくの暗号なので、どこかにメモしておかないと、

どれが何のインストーラだか

わからなくなります。


これを実行すると、一時フォルダにファイルが展開され、自動的に実行が始まります。

パッケージ製品の場合は、CD-ROMをドライブに入れると勝手にインストーラが起動してインストールが始まると思います。裏でやってることは、オンライン版のときと同じです。


LV製品を初めてインストールすると、辞書ブラウザもいっしょにインストールされ、そこに最初の辞書が登録される仕組みです。2つ目以降は、ちゃんと同じブラウザに追加されていきます。


なお、LV辞書のインストールディレクトリは、こういう構成です。

Lv3

デフォルトではProgram Files以下だったと思いますが、各辞書タイトルのデータがあるのは、

LogoVista\LVEDBRSR\DIC

です。汎用ブラウザで読み込むときは、この場所を見つけなければならないので、覚えておいてください。

DIC以下の辞書別フォルダも、ネーミングにちょっとクセがあります。

GENIUS43 …… G4

GENIUS53 …… G5

は見当がつきます。その上の「GEN2005」はG大です。

フォルダ名でどの辞書かわからない場合は、そのフォルダを開いてヘルプファイル

Hanrei

を開けば、

Hanrei2

ヘルプ形式で凡例が開くので、名前もわかります。


3. インストーラの再ダウンロード

ユーザー登録してあれば、LVサイトでログインしてください。「ユーザーマイページ」の下のほうに、こういうセクションがあります。

Lv

ここで、「所有製品(シリアル番号)の確認/新規ご登録と再ダウンロードサービス」に進むと、

Lv2

このように、再ダウンロードのボタン(左)があり、各製品のシリアル番号が書いてあります。


インストール回数に制限があるとのことです。ただし、LVさんに連絡すれば解除してくれる(その方法を教えてくれる?)そうなので、その点はあまり心配なさそうです。


4. 汎用ブラウザへの登録

Jammingの場合

[オプション]から[辞書の追加と削除]ダイアログを開き、

Jamming1

上の図で赤く囲ったボタンを押します。

※LogoVista辞書は、「システムソフト」という名前です(互換性のある昔のフォーマットのこと)。

ファイル選択ダイアログが開いたら、上で説明したDICフォルダの中で目的の辞書フォルダを探し、

Jamming2

IDXという拡張子のファイルを選択してください。

もし、数字にIDX(またはidx)という拡張子がある場合、そちらは選択しません。このようにIDX(またはidx)ファイルが複数あるタイトルは、汎用ブラウザでうまく読み込めない確率が高いようです。


Logophileの場合

LogophileDicManagerを開いて、[辞書を追加]ボタンを押します。

Logo1

次に選ぶのは、Jammingとは違って辞書の入っているフォルダです。

Logo2

DIC以下にある目的のフォルダを選べば、それを読み込めれば勝手にIDXファイルを認識してくれます。対応していなければ、読み込めずにそこで終わります。


EBWin4の場合

グループ化しない場合は[ファイル]→[辞書の追加]を選択します。

グループを作っている場合は、(そのグループを選んだ状態で)[ファイル]→[辞書の編集]を選んで[追加]を押します。

あとは、Jammingのときと同じようにIDXファイルを選択します。対応していなければ、読み込めずにそこで終わります。


5. 全文インデックスの作成

Logophileの場合、LogophileDicManagerで登録した後で、必ずインデックスを作成することになります。その時点で「全文」オプションも選択すれば、全文インデックスが作成されます。


EBWin4の場合、残念ながらのLogoVista純正データに対しては全文インデックスを作成できないことになっています。

ただし、その状態でも全文検索はできる(インデックスなしの全文検索。Jammingと同じ)のですが、当然、時間はかかります。全文インデックスを作りたい場合は、次の 6. の手順が必要です。


6. LVタイトルのEPWING化

LVタイトルをEPWING化できるユーティリティソフトウェアがあります。

リンク:dessed

ほかならぬ、EBWin4の作者様が公開しているソフトウェアです。Windows GUI版であれば、特に難しいこともなく使えると思います。

ただし、例によって最近のたタイトルはアウトです。


以上、LogoVista辞書の注意点と、それを汎用ブラウザで使う場合の特徴でした。


02:03 午後 翻訳・英語・ことば, 辞典・事典 |

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