# 『スティーブズ』第3巻~これぞ漫画!
第3巻、出ましたぞ~。
この表紙からして、すでにカッコよさ200%です。
1巻も2巻も、ふたりのスティーブだけが表紙でしたが、今回は初期Appleのメンバーがせいぞろい。
左から、マイク・マークラ、マイク・スコット、ウォズニアック、ジョブズ、ランディ・ウィギントン、クリス・エスピノーザ、ロッド・ホルト、ダン・コトケ。
ヤマザキマリ版のほうが写実的だという話は前回しましたが、とにかくこちらは、漫画、まんが、マンガです。
以下、ネタバレ含むのでご注意ください!
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ネタバレバリア展開中
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第3巻では、マイク・マークラとマイク・スコットの描き方がけっこう好きです。
このふたりが実際に何を考えていたのかわかりませんが、マンガとしては実に「アリ」な描き方。
子どもとか若者が無茶苦茶やるとき、まわりにいる大人がそれにどう対応するかを描くのって、マンガとかアニメではとても大事だと思っています。
たとえば、ガンダムのランバ・ラル。
エウレカセブンの、ホランドとタルホ(彼ら自身の未成熟さも含めて)。
パトレイバーの後藤さんと南雲さん。
そうですよ。第3巻には、パトレイバーのキャラクターが出てきちゃうんだから。
ほらね。「おやっさん」こと榊班長と、
その下のシゲさんまで!
この巻、クリスチアンとの同居とかリサが生まれるくだりとか、かなり重い場面もあるのですが、そこの扱いもうまい。
クリスチアン「ええ、だから名前をつけてもらうの。そう……いうなれば これは 呪いね」
そしてジョブズが決めた名前が「リサ」。
「リサ」が呪いの名前って、これはスゴい。
その直前、ロバート・フリードランド(カリスマ的なヒッピー)と対峙するところもシビれました。
現実歪曲フィールドぶつかりあいの超能力勝負!!
いいんです。マンガだから。
03:45 午後 アニメ・コミック・サブカル | URL
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