# hiberfil.sysを無効に---メモリーをたくさん積んだら特に
そもそも hiberfil.sys とは何かというと、コンピュータを休止状態にしたときのためにメモリーの中身をそのまま確保しておくファイルです。
ということは、搭載している実メモリーが大きくなればなるほど、hiberfil.sys も大きくなります。メインマシンでは、hiberfil.sys サイズ32GB近くありました。
プライマリであるCドライブは、128GB SSDなので、そのうち32GBもとられてしまうというのは、ちょっとしゃれになりません。
休止モードを使わなければ---実際、デスクトップのメインマシンではほとんど使ったことありません---、hiberfil.sys ファイルを作っておく必要はないので、こんなもんは削除してしまいましょう。
と言っても、システムファイルなのでいきなり削除することはできません。どうするかというと、
休止モードを無効にする
という操作をすればOKです。
ただし、Windows XPまではコントロールパネルの[電源オプション]にその設定項目があったのですが、Windows 7以降ではコマンドプロンプトでコマンドを指定しないといけないのでした。
- 管理者としてコマンドプロンプトを開く。[スタート]→[プログラムのファイルの検索]に「cmd」と入力し(ここでEnterキー押しちゃダメ)、表示された[cmd.exe]を右クリックして[管理者として実行]を選択します。
[スタート]→[アクセサリ]→[コマンド プロンプト]を探して右クリック、[管理者として実行]を選択してもOK。
- 次のように入力します。
powercfg.exe /hibernate off
または
powercfg.exe /h off
これで、hiberfil.sys ファイルが消え、ドライブの空き容量が増えます。
もし、なんらかの理由で休止モードを復活したい場合は、上のコマンドで最後のスイッチを on にするだけ。
※ノートPCの場合は、休止モードを使うことがデスクトップより多いはずですので、hiberfil.sys をオフにはしないほうがいいようです。
11:08 午前 パソコン・インターネット | このエントリ | コメント (0)
最近のコメント