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2015.07.27

# 最近の辞書環境について - セミナーの予告を兼ねて

すでにご存じのとおり、(世間一般ではなく)翻訳者にとっての辞書環境は、この数年でだいぶ先行きが見えない状況です。

  • EPWING仕様の辞書ブラウザは細々と開発が続いているが、辞書タイトルは絶滅危惧種(うんのさんご夫妻は、今後もEPWING仕様を継続するとおっしゃっていたそうです)
  • SIIの「デイファイラー」シリーズは2015年3月で終了
  • ほぼ唯一残ったといっていい統一規格のLogoVistaは、辞書ブラウザがまだまだ未熟

まず、これから辞書をそろえたいと考える人たちに、辞書のおすすめができなくなりつつあります。

そして、ある程度の辞書をすでにそろえている現役にとっても、「今の環境をいつまで維持できるのか」という不安はとても大きい(特にOSの移行を考えると)。


前のエントリで紹介した今後数か月間でのセミナーでは、そういう辞書環境の現状についても少し触れますが、それ以前の話、つまり

そもそも、今ある辞書をちゃんと使えていますか?

という話をするつもりです。

  1. 辞書の「凡例」について
  2. 主な辞書ブラウザ(Jamming、Logophile、EBWin4、DDWin、LogoVista)の機能
  3. 「串刺し」を超える使い方

特に 2 については、「前方一致」と「後方一致」まではわかるとして、それより詳しい検索機能をちゃんとわかっていないと、

せっかく載っている情報を活かせない

ことになります。Jammingと、その後継バージョンであるLogophileでも、検索機能は同じではありません。

というわけで、まずは今ある辞書リソースをちゃんと使えるようにする、そのことをお話しします。

私の持ち時間は、8/9(日)の「翻訳者のためのマクロ勉強会(ほんま会)」がいちばん長いので、このときがいちばん詳しくなるはずです。


9月19日(土)~20日(日)の「翻訳パワーアップ合宿」は、和訳の話がメインになりますが、辞書についても軽く触れる予定です。


10月15日(木)のJTF翻訳セミナー 「『辞書・コーパス・用語集』最新情報」では、私の持ち時間は1時間弱くらいになると思いますが、深井先生の話とあわせて、もっと広い視野の「調べ方」が見えてくるはずです。


準備を進めるなかで、私自身も各ブラウザについていろいろと発見しているところです。

その発見を、できるだけ多くのみなさんに共有しようと思います。

【追記】
EPWINGは全大文字が正しい表記のようです。失礼しました。m(__)m

10:11 午前 翻訳・英語・ことば, 辞典・事典 |

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