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2015.01.04

# 帽子屋が見た『アオイホノオ』~第1話

本放送からはだいぶ時間が経ってしまいましたが、TVドラマ版『アオイホノオ』全11話をようやく見終わりました。

何を隠そう、隠してないけど、原作者の島本和彦は私とまったく同世代。それどころか、誕生日がちょうどひと月しか違わないまったくの同年齢。そのせいもあって、原作はいろいろとツボにはまるところがあって大好きなわけですが、このドラマ化も、ふだんテレビドラマをほとんど見ない私にとってさえ傑作でした。


そんな『アオイホノオ』を、録画で検証しながら帽子屋が語るシリーズというのを、新年早々かましてみようと思います。

第1話「長き戦いのはじまり」

オープニングがいきなりダイコン3なのは想定内でしたが、まず、その途中に写される焔モユルの本棚から。

0101

この本棚はこれからも何度か写されますが、まず気になるのが下段に並んでいる『あしたのジョー』です。

その一、22巻まである。

その二、上段と比べると、サイズが大きい。

『あしたのジョー』にいろんなバージョンがあることは言うまでもありませんが、おそらくいちばん世間的に知られているのはこれです。

おなじみの講談社コミックス版。これは復刻版ですが、オリジナルも装丁・サイズはほぼ同じ。

そして、

全20巻

です。ところが、モユルの本棚に並んでいるのは、本誌・少年マガジンと同じサイズで、しかも巻数が多い

私もこのバージョンは見たことないのですが、調べてみると、コミックスより早く1968年~1973年に刊行されたB5版なんだそうです。

リンク:あしたのジョー原作本の完全紹介!!

私ももちろん、連載当時の本作は断片的に読んでますが、実際に手元にそろえ始めたのはコミックス版になってからでした。

このドラマはかなり"歴史考証"がしっかりしているので、この辺の小道具も抜かりはないはず。とすると、原作者・島本和彦は、

7歳の頃からこのバージョンを買っていた

のでしょうか。さすがです。

ところで、このバージョンは全23巻本のはずなのですが、モユルの本棚には最終巻の23巻がありません。これははたしてどうなったんでしょうか。気になるところです。


続いて、同じ本棚の上段を見てみましょう。

0102

こちらは、年代的にもほぼ納得できるラインアップ。というか、半分以上は当時の私の本棚ともかぶってます。『イナズマン』が2巻しかなかったり、『銭っ子』の1巻がなかったりするところがリアルです。

『ミライザーバン』は、1976年(原作者と私が中学3年のとき)9月の創刊号から雑誌「マンガ少年」で連載が始まった作品なので、松本零士ファンのモユルの本棚にあるのは当然。


次は、オープニングに続いて写る本棚。

0103

文民社版の手塚治虫全集(ここで写っているのは『ジャングル大帝』)は、私も神田の古本市で何冊か手に入れたことがあります。そのほかは、アニメや映画のムックが並んでいる棚ですが、ここで注目したいのは、左端に移っている

折り畳み式の双眼鏡

でしょう。ウチにも同じようなのが、いくつか転がってました。


次に写るのは、窓の左側にある本棚だと思いますが、

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ここは私の趣味とだいぶ外れます。『太陽にほえろ!』の、これはシナリオ本なんでしょうか。私もだいたい見てはいましたが、それほどはまったわけではない。でも、モユルはおそらく、「映画を作りたい」という夢もあったので、ドラマツルギーの勉強としてこーゆーのもきっと読んでたんでしょうね。

『巨人の星』が講談社文庫版であるところが細かい。ほぼ同じ時期に連載されていた『あしたのジョー』は、B5版を早くからそろえるほど熱中していたのに、『巨人の星』のほうは連載当時にそろえようとは思わなかった。文庫版が出るようになってから何かを再発見して全巻をそろえたんではないか――そんなモユルの読書傾向がうかがえます。

『ナイン』のあだち充――

この辺も私とは趣味が合いません。あだち充は、ほぼ一貫して苦手です^^; 話作りのうまさはわかるんですけど。

[高橋]仮面ライダー、旧1号の仮面は、緑ちゃうねん。ほんまは、青やねんで。

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クラスメイトの高橋が発する名セリフです。

仮面ライダー旧1号の登場は1971年なので、これはもちろんリアルタイムの作品についての会話ではないわけですが、放映当時、原作者の家のテレビはもうカラーだったのでしょうか。

ちなみに、私の家のテレビがカラーになったのは『ワイルド7』ドラマ版のころ、つまり1972年になってからなので、旧1号は白黒でしか見たことありませんでした(その後もちろんカラーで見たけど)。


第1話はこんなところで。

12:31 午前 アニメ・コミック・サブカル, 映画・テレビ |

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