# ということで、SIIさんに提案
「電子辞書ビジネスからの撤退について」と題したSIIのニュースリリース。
リンク:電子辞書ビジネスからの撤退について | セイコーインスツル株式会社
末尾にこう書いてあるのが、わずかながらの希望でしょうか。
なお、本事業で培った、辞書コンテンツの利用ノウハウやそれらを活用した検索サービス等については、セイコーホールディングスグループ内にて、ビジネス展開の可能性を検討していく予定です。
要するに、電子辞書というハードウェアのビジネスで失敗しちゃったわけだから、コンテンツビジネスを模索するという道はありそうですよね。
コメントにもいただきましたが、翻訳者が重宝しているDAYFILERシリーズも、電子辞書単体としては
・重い
・バッテリーの持ちが悪い
この2点だけで完全に負けてるわけです。
だったら、これからは
辞書コンテンツ + PASORAMA
という売り方はできないものか、と。
DF-X10001の後継製品が、たとえばコンテンツだけ少しずつ変わって、PASORAMAもアップデートを続けていったら---現状の使いにくさを、3月にはSIIの方にいろいろアピールしたのですが、今思うと、きっとそれどころじゃなかったんでしょうね---、かりに今とほぼ同じ値段だとしても、一定数は売れる気がします。
あるいは、PASORAMAを有料アプリケーションにして---今のままではダメですが---、そこに載せる辞書コンテンツを単体で売るようにする。うーん、それじゃ、LogoVistaと同じビジネスモデルになっちゃうか......
そもそも、SIIって、コンテンツ屋さんではなく器械屋さんだもんね。ハードウェアを離れたビジネス展開ってのは、想定できないか.もしれませんね。
この記事へのコメントは終了しました。
コメント