« 2014年7月 | トップページ | 2014年9月 »

2014.08.29

# ファイル保存などのダイアログを移動するときのTips

これって、あまり見かけない気がするのですが、誰でも知ってる常識なのか、それともそんな需要はないのでしょうか。


[名前を付けて保存]とか

[ファイルを開く]

などのダイアログで、

目的のフォルダまで移動する

のって、けっこう面倒くさいですよね?


なんでもかんでも[My Documents]に保存してればそんなこと感じないかもしれませんが、一定以上PCで仕事してれば、たいていは整理のためにいろんなフォルダ階層があるわけで。

ダイアログの左には[最近表示した場所]というオプションもありますが、そこを探すのもそれなりに手間です。


で、私はたいてい、ダイアログ上部にあるパスフィールド(ナビゲーションフィールド? 正式には何と呼ぶのかな)を利用しています。

1408291


上のような[名前を付けて保存]ダイアログでの操作を説明しますが、条件として、エクスプローラも併用します。ふだんからあまりエクスプローラでファイル操作しない人もいらっしゃると思うので、その場合は以下の話もピンと来ないかもしれません。


エクスプローラを常用していると――私の場合は、FileVisorというシェアウェアですが――、これからファイルを保存したいとか、ファイルを開きたいときというのは、たいてい、エクスプローラでその周辺を開いているものです。

そこで、[名前を付けて保存]ダイアログや[ファイルを開く]ダイアログは開いたまま、以下のように操作します。

  1. エクスプローラで、目的の場所(保存先など)を開きます。
  2. ダイアログ上部のナビゲーションフィールドにフルパスが表示されているはずなので(オプションによっては表示されなかったりしますか? そこはちょっとわからない)、そのフィールドをクリックします。
  3. 1408292

  4. コピーできる状態になるので、パスをコピーします。
  5. 1408293

  6. [名前を付けて保存]ダイアログ(など)に戻り、同じフィールドに貼り付けて、右にある緑の矢印ボタンを押すと、目的の場所に移動します。
  7. 1408294

これ、私としてはディレクトリ移動がけっこう楽になった発見なんですけど、どうでしょう?


なお、アプリケーションによっては、ダイアログの形式が古く、上のようなナビゲーションフィールドが出てこない場合もあります。

その場合は、[ファイル名]フィールドにパスを貼り付け、さらに

円記号 + ファイル名

を入力しても同じことができます。

1408295


ちなみに、上のスクリーンショットは秀丸エディタのダイアログですが、秀丸の場合は設定を変えればダイアログのタイプも変更できます。

1408296

04:35 午前 翻訳者のPCスキル, パソコン・インターネット | | コメント (2)

はてなブックマークに追加

2014.08.28

# 最近の通翻関係メディア

IJET-25とかいろいろな記事とか、最近のやつをご紹介しておきます。


「ENGLISH JOURNAL」8月号

ジュリア・ロバーツの表紙が目印です。この号の綴じ込み付録

「あなたの英語を翻訳で輝かせる! 完全ガイド」
(タイトルは……まあ、ご愛敬)

が、フェロー・アカデミーとアルクさんの共同企画らしく、その実務翻訳編(pp.08-09)に、ちらっとニュース翻訳の話を書きました。

1408131



「通訳翻訳ジャーナル」秋号

巻頭(pp.20-24)に、IJET-25特集記事が掲載されています。
取材にご協力くださった講演者のみなさん、ありがとうございました。m(__)m

なお、この号でも、翻訳フォーラムの連載記事「翻訳者のための作戦会議」が続いています。次回(冬号)が私の番です。


アルク「翻訳通訳のトビラ」

通訳翻訳のテーマパーク IJET-25 レポート

通訳翻訳ジャーナルとは違うセッションも紹介されています。こちらもぜひどうぞ。


「Amelia」9月号

すいません、こちらは会員限定ですが、連載コラムの第9回と、定例トライアルの講評が載っています。

06:31 午後 翻訳・英語・ことば, 日記・コラム・つぶやき | | コメント (2)

はてなブックマークに追加

2014.08.27

# 「翻訳者のためのプログラミング入門」、10/19開催

イベントや講座の案内ばっかりで恐縮ですが......

東京ほんま会の勉強会として、「翻訳者のためのプログラミング入門」というのを開催します。

リンク:東京勉強会詳細 - 翻訳者のためのマクロ勉強会

【9/14更新】東京ほんま会のサイトが新しくなったので、そちらへのリンクに変更しました。

Facebookアカウントをお持ちの方は、FBのイベントも告知されています。
https://www.facebook.com/events/543149019147533/?ref_dashboard_filter=upcoming

講師には、はるばる大阪から、しんハムさんこと小林晋也さんをお招きします。


ちなみに、この講座は東京ほんま会(大阪ほんま会の、東京の分家みたいなもんです^^)によるイベントです。9月にあるAutoHotKey講座は、十人十色のイベントです。メンバーもかなりオーバーラップしてるし、ちょっとややこしいですが――なにより、私自身がときどき混乱します――、通翻クラスタ周辺の活動がそれだけ盛んになってきたという証だろうと思います。


さて、「翻訳者のためのプログラミング入門」は、サイトの案内文にも書かれているとおり、単なるプログラミング入門ではありません。プログラミングの概要をある程度まで理解しつつ、それをIT系の翻訳に活かすというのが趣旨です。

そもそものきっかけは、6月に開催した東京ほんま会の秀丸マクロ勉強会のとき、どなたかが「IT翻訳してても、プログラミングの基本は勉強していないのでけっこう難しい」みたいな話をしていたことでした。

それで、「プログラミングの初歩を説明したうえで、同時にプログラミング関連の翻訳勉強会にもしてみたらどうだろう」と軽く言ったら、いつの間にかそれがイベントになったという経緯。

であれば、プログラミングについて私よりずっと詳しいしんハムさんをお呼びするしかない! そのしんハムさんが、ブログでこの勉強会の下準備になる連続記事をお書きになっています。ちょうど、「ブログでは過去記事を参照しにくい」ということで、固定の目次ページもできたところです。

リンク:翻訳者のためのプログラミング講座 基礎編 目次  | TRA Café

ぜひこちらもお読みください。


10/19当日は、基本的に

・特定のプログラミング言語には限定しない

・とは言っても、説明は特定のプログラミング言語に拠るかもしれないが、できる限り汎用的な説明にする

・プログラミングに関連する翻訳課題(英日)がある

という方向で進める予定です。


会場の都合で定員が多くはありませんので、ご注意ください。

ツールのハウツーでも、単なる翻訳勉強会でもない、通翻クラスタでも初めての試みです。乞うご期待!

01:03 午後 翻訳・英語・ことば, 翻訳者のPCスキル | | コメント (0)

はてなブックマークに追加

2014.08.25

# サン・フレアでTrados講座はじまります

昨年の夏前に開催した、Trados活用講座、今年も開催が決まりました。

リンク:Trados徹底活用講座 | サン・フレア アカデミー

10/16(木)開講

です(受付は10/9まで)。


昨年は、Trados 2007を基本に後半でTrados Studioまで扱ったため3か月、全12回の講座でした。また「Trados 活用 IT 翻訳者養成講座」という名前で、ターゲットはIT翻訳に限定しましたが、今回は

・2か月全8回

・Trados Studio 2014を扱う
(仕組みの説明に2007も紹介はします)

・分野限定なし

という大枠で実施します。

ふつうのTrados講習会ではまず扱わない、

・Trados Studioのアーキテクチャ

・Trados Studioで扱うファイルの正体

・トラブルシューティング

・周辺ツールの応用

といったことまで解説するという点は、昨年と同じです。

また、単なるTrados講習ではなく「Tradosを活用した翻訳講座」という位置付けなので、

・Trados翻訳の向き不向き

・Trados上で翻訳するときの注意点

・Tradosの限界

などについても深く踏み込みます。これも昨年と同様です。

昨年と大きく変わるのは、初回にTradosの基本講習を実施しない点です。

昨年は、講座以前のTrados経験に応じて、まったくの初心者向けと経験者向けに(クラスを分けて)最小限の入門講座を実施しました。今年、まったくのTrados未経験の方には、

リンク:インターネット講座「SDL Trados 2014」|e翻訳スクエア

これを事前に受講していただく予定です。


また、翻訳の授業としては、ITだけでなく技術文書一般やニュース記事などまで含め、できるだけ分野を限定しない素材を扱います。

ですので、専門分野にかかわらずTrados Studioを完全マスターしたい人に、今年は昨年より広くおすすめできます。

04:35 午後 TRADOS, 翻訳・英語・ことば | | コメント (0)

はてなブックマークに追加

2014.08.18

# 緊急記事~8月のWindows Patch Tuesday対策~

8月の月例Windows Update(毎月第2火曜日に公開されるので、俗に Patch Tuesdayと言います)を適用後、Windowsが起動しなくなったりブルースクリーンが発生したりするケースがあるようです。


私のマシンでは、メインもサブもそういう最悪の被害はありませんでしたが、某クライアント用の仕事に使っている専用ツールが動かなくなり、ほぼ2日分の作業をやり直す羽目になりました。


リンク:【リリース後に確認された問題】2014 年 8 月 13 日公開の更新プログラムの適用により問題が発生する場合がある - 日本のセキュリティチーム - Site Home - TechNet Blogs

もし最悪の状態になってしまった場合は、こちらのページに復旧方法が書いてあります(セーフモードで起動し、regeditをいじる)。

無事に動いている人も対策したほうがいいのですが、そちらはまだ英語版のみのようです。

2014 年 8 月 13 日公開の更新プログラムの適用により問題が発生する場合があることが確認され、サポート技術情報 2982791 「MS14-045: Description of the security update for kernel-mode drivers: August 12, 2014」が更新されました。日本版のサポート技術情報は数日内に公開いたしますが、下記のStop 0X50 エラーの問題に遭遇されている方のために、本ブログで復旧方法をご案内します。


私も確認して実行しましたので、念のため、以下に方法を書いておきます。

Known issue 2
Microsoft is investigating behavior in which fonts do not render correctly after any of the following updates are installed:
2982791 MS14-045: Description of the security update for kernel-mode drivers: August 12, 2014
2970228 Update to support the new currency symbol for the Russian ruble in Windows
2975719 August 2014 update rollup for Windows RT 8.1, Windows 8.1, and Windows Server 2012 R2
2975331 August 2014 update rollup for Windows RT, Windows 8, and Windows Server 2012

Mitigations
Open the Programs and Features item in Control Panel, and then click View installed updates. Find and then uninstall any of the following update that are currently installed:
KB2982791
KB2970228
KB2975719
KB2975331

(https://support.microsoft.com/kb/2982791/en-us より)

  1. [コントロール パネル]→[プログラムと機能]を選択します。
  2. [インストールされた更新プログラムを表示]をクリックします(マシンによってはちょっと時間がかかります)。
  3. 1408181

  4. 右上の検索フィールド(最初は、[インストールされた更新プログラムの検索]と書かれています)に「KB2982791」と入力し、該当する更新プログラムが表示されたら、右クリックして[アンインストール]を選択します。無精して番号だけ入力してもヒットしません。ちゃんと「KB2982791」と入力してください。
  5. 1408182

  6. 再起動するよう求められますが、ここでは[後で再起動]を選びます。

  7. 残りのKBについても、検索→削除を繰り返します。ただし、Windows 7では上の2つだけです。Windows 8以降の方は、下の2つも必要のようです。

01:05 午後 パソコン・インターネット | | コメント (6)

はてなブックマークに追加

2014.08.14

# 「翻訳者のためのAutoHotkey入門講座」、9/8開催

そんなわけで、ここんところ翻訳クラスタ界隈では、AutoHotKey(AHK)に熱い視線が集まっています。


AHKについては、まずこちらなどの記事を参考にしてください。

リンク:TRA Café: AutoHotKeyについて

リンク:TRA Café: AutoHotKeyを正しく理解するために

リンク:AutoHotKey というツール | 翻訳横丁の裏路地


そして、翻訳勉強会「十人十色」のイベントとして来月、「翻訳者のためのAutoHotkey入門講座」を開催します。

だいぶ前から企画していましたが、そうこうしているうちにAHKがいちばんホットなネタになってきました。

日時:9月8日(月) 13:00~17:00
場所:きゅりあん(品川区立総合区民会館)中会議室
定員:40名
会費:2,500円

講師は、不肖、私めが務めます。私もまったくの我流で、しかも初歩の初歩程度しか知らなかったのですが、先日の大阪ほんま会で松本師匠からいろいろと直伝をいただきましたので、それを東京でも紹介しようというスタンスです。

基本的には、全員があらかじめPCにAHKをインストールしておき、その場で実際にスクリプトを作成して実行してみる、というハンズオン形式を考えています。

※ただし、会場の電源事情はあまりよくありません。正味は3時間くらいなので、それだけもつバッテリー、または延長コードをご用意ください。



さて、AHKについては、しんハムさんがこうお書きになっています。

まず、AHKはツールではありません。インストールしたからといって、それ自体では何もしてくれません。作成したスクリプト(プログラム)を実行するためのエンジンがAHKの本体です。

そんなAHKをいじって喜んでる人って、ひょっとしたら、だいたいが初期の頃のPC経験者なんじゃないか? というのが私の(5分前に思いついた)仮説です。

「自体では何もしてくれない」

これって、昔のPCの姿そのものです。


電源を入れる。

黒い画面にプロンプトが現れる。

そこに何か入力して初めてレスポンスがある。


AHKも、何か書いて実行しないと何もしてくれない。そのかわり、ちゃんと書けば相当なことまでできる。そういうところが、たぶん、昔のPCに感じていたワクワク感を思い出させてくれる。AHKの魅力って、もしかしたらそんな要素が大きいんじゃないかと思います。

07:10 午前 翻訳・英語・ことば, パソコン・インターネット | | コメント (2)

はてなブックマークに追加

2014.08.13

# 大阪ほんま会にお邪魔しました

以前から予告していたように、6月の東京ほんま会に続いて、8/2(土)の大阪ほんま会に、講師として参加してきました。

リンク:大阪勉強会詳細 - 翻訳者のためのマクロ勉強会

1408016


午前の部は、糸目さんと、松本明彦さんによる、AutoHotKey講座。

午後の部は、私が6月と同じ秀丸マクロ(とTradosの連携)の話を担当しました。


東京のほうも楽しく実りの多い会でしたが、ほんま会の本拠地たる大阪ということで、やはり雰囲気がけっこう違います。

松本さんのお名前は前から知っていましたが、お会いするのは初めて。そのお人柄もあって、AutoHotKey(AHK)のお話はとても楽しく、かつ有益でした。

AHKというのは、調べればいろいろなリソースも見つかるのですが、実は我流だけではなかなか前に進みません。そんな「迷えるAHK初心者」にとって、松本さんのお話とサンプルは、素晴らしい水先案内となるものでした。


いつもながら、関西通翻クラスタのみなさん、お世話になりました。




以下は、ほんま会前後の余談です。


前日の8/1、実は先に京都観光をするつもりでしたが、出発前に終わらせる仕事が終わらず、結局、大阪に直行してチェックインまではスタバで、チェックインしてからはホテルで夕方まで、ずっと仕事に追われる始末。

しかも、この日の朝納品したファイルに手違い!

Trados Studioの返却パッケージ(*.sdlrpx)を送ったつもりが、なんと支給時のパッケージ(*.sdlppx)を送ってしまっていたのでした。新幹線の中でメールを確認したものの、ふつうだったら手元ではどうにもならないのでアウト~です。が、この日は幸い、念のために終わった(はずの)仕事関係フォルダと継続中の仕事関係フォルダは、すべてポータブルHDDに入れて携帯していたので、今朝納品した(はずだった)案件のファイルはそこに入っています……

が、ここで迂闊なミスに気づきます。HDDに入れてきたのは、ふつうの仕事関係のフォルダだったのですが、Trados Studioのプロジェクトファイル一式は、別の場所にあるんでした(ふつうは、マイドキュメント以下です。私は別の場所に設定していますが)。これでは、終わったプロジェクトを開いて返却パッケージを作るという作業はできません。

でも、ここでふだんの作業プロセスが幸いしました。

Trados Studioにはだいぶ慣れましたが、何度も書いているように、横並びインターフェースはどうしても苦手。なので、Studio案件でもあいかわらず、メモリーをエクスポートしてTrados 2007環境で翻訳し、終わったらStudioにメモリーをインポートしてStudio上で訳を取得していく、というのがことをやっています。

ということで、その2007関係ファイルは手元のHDDにコピーされていたので、「StudioにメモリーをインポートしてStudio上で訳を取得していく」というプロセスだけ繰り返せば解決。危ない綱渡りでした。

ちなみに、今回は新幹線と宿の予約を1週間前までしてなかった---平日だし、そんなに混むとは思わず油断してました---せいで、手頃な値段のホテルがとれず、分不相応にウェスティンホテルなどという立派な宿に泊まることになりました。

1408015

一人でツイン部屋という贅沢……。たまにはいいもんですねー。


1408017

1408018

昨年の秋に止まった堂島ホテルもかなりお洒落でしたが、こちらも風格を感じます。

8/1の夜は、関西クラスタのみなさんが集まってくださり(たまたま、東京組もお一人^^)、おいしい沖縄料理。一昨年のIJET-23広島以来お久しぶりのSさんも駆けつけてくださいました。

1408011

1408012

1408013

シメに沖縄そばも出たのですが、ここを出てからも実はラーメン屋さんへ。

1408014

鶏侍さんが教えてくれた、「揚子江ラーメン」。実にあっさりしてて、飲んだ後には最高の一品でした。

10:39 午後 翻訳・英語・ことば, 旅行・地域 | | コメント (0)

はてなブックマークに追加