# 進歩の遅いWindows標準のファイル操作~FileVisorとの比較
最近のファイラーソフトウェア(Windows標準のエクスプローラに替わる機能を果たすソフトウェア)がどうなってるいのかよく知りませんが、私が以前からずっと使っているのは、こちら。5年以上前の記事です。
リンク:# FileVisor
FileVisorを手放せない理由はいろいろありますが、大きい点のひとつが、ファイルを移動/コピーするときの動作。Windows XPからWindows 7で若干の進歩はあったものの、未だにこの程度かと呆れたので、ちょこっとメモしておきます。
ファイルを移動/コピーしようとして、その移動先/コピー先に同じファイルやフォルダがあったとき、どんなダイアログが出るかというと……
Windows XP時代
これ以前のWindows 2000とかでも同じだったと思いますが、まずフォルダ単位の警告が出て、
次にファイル単位の警告が出ますが……
どんなオプションがあるかというと、要するに
上書きするか、しないか
だけです。
FileVisorの場合
一方、FileVisorを使うと、これはもうWindows 2000時代からそうでしたが、
こんな風に6通りのオプションがあって、[新しい時刻のみ]を選べば
更新のあったファイルだけ上書き
ということができるわけです。これがどんなに便利で、しかも必須のオプションか、容易に想像できると思います。
「ぜんぶ上書きでいいんじゃん?」と思われるかもしれませんが、そうでもないのです。まして、扱うファイル数が多いローカライズの現場とかね。
Windows 7
さて、これがWindows 7になってどうなったかというと(Vistaは知らないし、Windows 8でどうなっているかも未確認)……
フォルダ単位の警告が出るのは以前と同じですね。そして……
以前よりオプションは増えたように見えますが、よく見れば
上書きするか、しないか、リネームするか
だけで、タイムスタンプを見て処理するという発想は一向にありません。
見た目とかタッチスクリーンとか、そんなことばかりやってないで、こーゆー地道な機能をちゃんとしてほしいと思うわけです。
11:19 午後 パソコン・インターネット | URL
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