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2013.11.24

# 『ある嘘つきの物語 モンティ・パイソンのグレアム・チャップマン自伝』

★★☆☆☆ もしくは判定不能

2週間限定公開の初日初回に観てきました。

来年2月に発売されるBDが限定先行販売されるというので、それも欲しくて。

映画『モンティ・パイソン ある嘘つきの物語 〜グレアム・チャップマン自伝〜』公式サイト
※音声付きで予告編が流れます


いわゆるMonty Python調を期待していくと、たぶん肩すかしを食います。予告編はそんな風にも思えるように作ってありますが、あれは(あれも)嘘です。

そうそう、「虚」とかナンセンスについて無限大に寛大じゃないと、たぶん受け付けないでしょうね(そんな人は、そもそもMonty Pythonのファンやってないと思いますけど)。


どちらかというと、あの連中のダークな部分を寄せ集めて---そういう部分があることを知らない人も観にいってはいけません---、偏執的もしくは変態的にいろいろなアニメーション手法を駆使して映画を1本でっちあげちゃった、という感じです。この映画に描かれていることの何が本当で何が嘘か......究極のファンならそこまで調べるのかもしれませんが、たぶんそんなことしてもあまり意味はありません。


それでも、ここに描かれている「闇」のコワさはじわじわと伝わってきます。ギャグに生きる人間(芸人でも漫画家でも)が、実はその生命をすり減らすようにしてギャグを絞り出しているというのはけっこう知られていて、吾妻ひでおの例を見てもそれはすんなり理解できます。


ただし、吾妻ひでおだと、闇の部分を描いてもああいう作風になる。Pythonsの連中を描くとこうなっちゃう、そういう差があるのかもしれません。


最初からそんな風に考えて観にいけば、それなりには楽しめるでしょう。

09:57 午前 映画・テレビ |

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